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公開番号
2025150566
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024051508
出願日
2024-03-27
発明の名称
バッテリ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
50/262 20210101AFI20251002BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】充電時の角型セルの内部における局所的な温度上昇を抑制可能なバッテリを提供する。
【解決手段】長手方向両端面に端子が設けられた複数の角型セルが積層された直方体形状のセルスタックと、前記セルスタックを収容するケースと、を備えたバッテリである。セルスタックは、複数の角型セルの長手方向両下端部のそれぞれを拘束する金属製の拘束部材を含み、拘束部材が、熱伝導性接着剤によって前記ケースに固定されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
長手方向両端面に端子が設けられた複数の角型セルが積層された直方体形状のセルスタックと、
前記セルスタックを収容するケースと、を備えたバッテリであって、
前記セルスタックは、前記複数の角型セルの長手方向両下端部のそれぞれを拘束する金属製の拘束部材を含み、
前記拘束部材が、熱伝導性接着剤によって前記ケースに固定されている、
バッテリ。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記複数の角型セルとcとの間には、絶縁板が設けられており、
前記複数の角型セルのそれぞれに対応するように前記絶縁板に設けられた貫通孔に、絶縁性を有する熱伝導性材料が充填されている、
請求項1に記載のバッテリ。
【請求項3】
前記熱伝導性材料は、前記熱伝導性接着剤と同一の材料である、
請求項2に記載のバッテリ。
【請求項4】
前記ケースの底板の下側に冷却器をさらに備える、
請求項1~3のいずれか一項に記載のバッテリ。
【請求項5】
前記拘束部材は、断面L字状の金属バンドである、
請求項1~3のいずれか一項に記載のバッテリ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、バッテリに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のバッテリでは、積層された各角型セルの上面に端子が設けられている。近年、特許文献1に開示されているように、積層された各角型セルの長手方向の端面に端子が設けられたバッテリも開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2022/0302533号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バッテリに対して充電を行うと、各角型セルにおいて端子近傍の温度が上昇する。すなわち、角型セルの内部において、局所的に温度が上昇する問題があった。このような問題は、特に急速充電時に顕著となる。
【0005】
本開示は、このような事情に鑑みなされたものであって、充電時の角型セルの内部における局所的な温度上昇を抑制可能なバッテリを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るバッテリは、
長手方向両端面に端子が設けられた複数の角型セルが積層された直方体形状のセルスタックと、
前記セルスタックを収容するケースと、を備えたバッテリであって、
前記セルスタックは、前記複数の角型セルの長手方向両下端部のそれぞれを拘束する金属製の拘束部材を含み、
前記拘束部材が、熱伝導性接着剤によって前記ケースに固定されている。
【0007】
本開示に係るバッテリでは、セルスタックの長手方向両下端部のそれぞれが、金属製の拘束部材によって拘束されており、前記拘束部材が、熱伝導性接着剤によってケースに固定されている。そのため、充電時に端子近傍に発生する熱を、拘束部材及び熱伝導性接着剤を介して、ケースに逃がすことができる。その結果、充電時の角型セルの内部における局所的な温度上昇を抑制できる。
【0008】
前記複数の角型セルと拘束部材との間には、絶縁板が設けられており、前記複数の角型セルのそれぞれに対応するように前記絶縁板に設けられた貫通孔に、絶縁性を有する熱伝導性材料が充填されていてもよい。このような構成によって、角型セルと拘束部材との間の絶縁性を確保しつつ、角型セルと拘束部材との間の熱伝導を高めることができる。
【0009】
前記熱伝導性材料は、前記熱伝導性接着剤と同一の材料でもよい。このような構成によって、バッテリを製造し易くなる。
【0010】
前記ケースの底板の下側に冷却器をさらに備えてもよい。このような構成によって、充電時にセルスタックに発生する熱を、拘束部材及び熱伝導性接着剤を介して、ケースの底板からさらに効果的に逃がすことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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