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公開番号
2025145997
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024046552
出願日
2024-03-22
発明の名称
コイル部品
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01F
17/04 20060101AFI20250926BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】フェライト焼結体とコイル導体を有するコイル部品において、フェライトのパーティクルの拡散を抑制する。
【解決手段】コイル部品100は、互いに反対側に位置する主面11,12及び側面13を有するフェライト焼結体10と、フェライト焼結体10の主面11側に配置されたコイル導体30と、フェライト焼結体10の主面11、主面12、及び側面13の少なくとも一部を覆う樹脂層20と、を備える。これによれば、フェライトのパーティクルの拡散を抑制することが可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1主面と、前記第1主面の反対側に位置する第2主面と、前記第1主面の外周エッジと前記第2主面の外周エッジを結ぶ側面とを有するフェライト焼結体と、
前記フェライト焼結体の前記第1主面側に配置されたコイル導体と、
前記フェライト焼結体の前記第1主面、前記第2主面、及び前記側面の少なくとも一部を覆う樹脂層と、
を備える、
コイル部品。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記樹脂層は、前記フェライト焼結体の前記第1主面を覆う第1の樹脂領域と、前記フェライト焼結体の前記第2主面を覆う第2の樹脂領域と、前記フェライト焼結体の前記側面を覆う第3の樹脂領域と、を有し、
前記樹脂層の前記第1の樹脂領域と前記第2の樹脂領域は、前記第3の樹脂領域を介して互いに連結されている、
請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記フェライト焼結体の前記第1主面、前記第2主面、及び前記側面は、全面が前記樹脂層で覆われている、
請求項1に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記樹脂層は、フィラー粒子を含む、
請求項1に記載のコイル部品。
【請求項5】
前記フィラー粒子は、磁性材料を含む、
請求項4に記載のコイル部品。
【請求項6】
前記樹脂層の厚みは、前記フェライト焼結体の厚みよりも薄い、
請求項1に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記樹脂層は、前記フェライト焼結体の前記第1主面と前記コイル導体の間に位置する部分を含む、
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のコイル部品。
【請求項8】
前記コイル導体は、前記樹脂層に埋め込まれている、
請求項7に記載のコイル部品。
【請求項9】
前記コイル導体は、樹脂を含み、互いに反対側に位置する第1及び第2表面を有するシード部と、前記シード部の前記第2表面上に積層され、金属材料から構成される本体部とを含み、
前記コイル導体は、前記シード部の前記第1表面が前記樹脂層から露出するよう、前記樹脂層に埋設される、
請求項8に記載のコイル部品。
【請求項10】
前記フェライト焼結体は第1貫通孔を有し、前記樹脂層のうち前記フェライト焼結体の前記第1主面を覆う部分は第2貫通孔を有し、前記樹脂層のうち前記フェライト焼結体の前記第2主面を覆う部分は第3貫通孔を有し、
前記第1貫通孔、前記第2貫通孔、及び前記第3貫通孔は、前記コイル導体の端部と重なる、
請求項7に記載のコイル部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コイル部品に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、プレート状のフェライトの一方の表面に、磁性を有する保持体を介して平面コイルを配置した構造を有するコイル部品が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-184390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、焼結体であるフェライトは脆性であることから、特許文献1に記載のコイル部品を用いた電子機器内にフェライトのパーティクルが拡散するという問題があった。
【0005】
本開示においては、フェライト焼結体とコイル導体を有するコイル部品において、フェライトのパーティクルの拡散を抑制する技術が説明される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施態様によるコイル部品は、第1主面と、第1主面の反対側に位置する第2主面と、第1主面の外周エッジと第2主面の外周エッジを結ぶ側面とを有するフェライト焼結体と、フェライト焼結体の第1主面側に配置されたコイル導体と、フェライト焼結体の第1主面、第2主面、及び側面の少なくとも一部を覆う樹脂層と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、フェライト焼結体とコイル導体を有するコイル部品において、フェライトのパーティクルの拡散を抑制する技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の一実施形態によるコイル部品100の外観を示す略断面図である。
図2は、コイル部品100の外観を示す略平面図であり、一方の表面側から見た状態を示している。
図3は、コイル部品100の外観を示す略平面図であり、他方の表面側から見た状態を示している。
図4は、図1に示す領域40の拡大図である。
図5は、第1の変形例によるコイル部品の部分的な断面図である。
図6は、第2の変形例によるコイル部品の部分的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら、本開示の実施形態について詳細に説明する。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態によるコイル部品100の外観を示す略断面図である。また、図2及び図3は、コイル部品100の外観を示す略平面図であり、互いに反対側から見た状態を示している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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