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公開番号
2025154553
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057617
出願日
2024-03-29
発明の名称
画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約
【課題】検査対象の画像において計測されたひび割れ幅を入力する操作の負担を軽減する。
【解決手段】ひび割れ変状を有する検査対象の画像と、画像に重畳表示可能であり、ユーザ入力に従って画像に示されるひび割れと対応する位置に移動可能である、それぞれ異なる幅を有する複数のひび割れのモデル形状と、を含むユーザインタフェースを提示する。ユーザインタフェースに含まれる画像に示されるひび割れについて、当該ひび割れの形状を入力するユーザ入力を取得する。ユーザ入力に従うひび割れの形状と、ユーザ入力に従うひび割れの形状に対応する位置に重畳表示されているひび割れのモデル形状の幅とに基づいて、ユーザ入力に従うひび割れについてのひび割れ幅候補を決定する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ひび割れ変状を有する検査対象の画像と、前記画像に重畳表示可能であり、ユーザ入力に従って前記画像に示されるひび割れと対応する位置に移動可能である、それぞれ異なる幅を有する複数のひび割れのモデル形状と、を含むユーザインタフェースを提示する提示手段と、
前記ユーザインタフェースに含まれる前記画像に示されるひび割れについて、当該ひび割れの形状を入力するユーザ入力を取得する入力取得手段と、
前記ユーザ入力に従うひび割れの形状と、前記ユーザ入力に従うひび割れの形状に対応する位置に重畳表示されている前記ひび割れのモデル形状の幅とに基づいて、前記ユーザ入力に従うひび割れについてのひび割れ幅候補を決定する決定手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記決定手段は、前記ユーザ入力に従うひび割れと対応する位置に重畳表示されており、前記ユーザ入力に従うひび割れと対応する方向に延びる前記ひび割れのモデル形状の幅に基づいて、前記ひび割れ幅候補を決定することを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記ユーザインタフェースは、前記複数のひび割れのモデル形状を含むクラックスケールを含むことを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記クラックスケールの表示位置及び表示角度をユーザ入力に従って変更可能であることを特徴とする、請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記画像における前記ひび割れを検出する解析手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記提示手段は、前記解析手段によって検出されたひび割れを前記ユーザインタフェース上で提示し、
前記ユーザ入力は、前記提示手段によって提示されなかったひび割れの形状を入力することを特徴とする、請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
ひび割れ変状を有する検査対象の画像に基づいて、ひび割れ候補の位置を検出し、及び前記ひび割れ候補の幅を推定する解析手段と、
ひび割れ変状を有する検査対象の画像を含むユーザインタフェースを提示する提示手段と、
前記ユーザインタフェースに含まれる前記画像に示されるひび割れについて、当該ひび割れの形状を入力するユーザ入力を取得する入力取得手段と、
前記ユーザ入力に従うひび割れの形状と、前記ユーザ入力に従うひび割れの形状に対応する位置において検出されたひび割れ候補について推定された幅に基づいて、前記ユーザ入力に従うひび割れについてのひび割れ幅候補を決定する決定手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
【請求項8】
前記提示手段は、前記解析手段によって検出されたひび割れ候補の中から選択されたひび割れ候補を、ひび割れの検出結果として前記ユーザインタフェース上で提示し、
前記ユーザ入力は、前記提示手段によって提示されなかったひび割れの形状を入力することを特徴とする、請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記決定手段は、前記ユーザ入力に従うひび割れと対応する位置において検出され、前記ユーザ入力に従うひび割れと対応する形状を有するひび割れ候補の幅に基づいて、前記ひび割れ幅候補を決定することを特徴とする、請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記決定手段は、複数の前記ひび割れ幅候補を決定し、
前記提示手段は、前記複数の前記ひび割れ幅候補を含む前記ユーザインタフェースを提示することを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関し、特に、検査対象の撮像画像から変状を検出する技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
コンクリート構造物の壁面等の検査対象における変状検査を行うために、検査対象の撮像画像を用いる方法が知られている。例えば、コンピュータ装置が、機械学習技術を用いた画像解析により、このような撮像画像からひび割れ等の変状を自動的に検出すること、及びひび割れ幅等の変状の属性を判定することができる。この際には、撮影時のブレ又はボケ等の部分的な画質低下により、撮影画像の一部において変状の誤検出又は未検出が発生する可能性がある。この場合、ユーザが撮像画像及び検出結果を確認し、変状の追加又は編集を行うことがある。特に、ひび割れを追加する場合、ユーザは撮像画像を見て判定したひび割れ幅を入力することがある。また、画像解析を用いない場合であっても、ユーザは、コンピュータ装置が提供するユーザインタフェース上で、撮像画像上のひび割れを目視で発見し、ひび割れの形状及びその幅を入力することができる。
【0003】
特許文献1及び2は、ユーザが撮像画像上のひび割れ幅を計測することを容易とする技術を開示している。特許文献1は、ひび割れ幅を測定するための線画が付されたスケール画像を構造物の画像に重畳する際に、スケール画像の位置及び向きを、構造物の画像におけるひび割れの位置及び方向に応じて設定することを提案している。また、特許文献2も、実空間における物体の大きさの尺度を示すオブジェクトを構造物の画像に重畳することを提案している。
【0004】
一方で、画像処理によって変状を自動的に検出するための様々な技術も提案されている。特許文献3には、画像からひび割れ及びその幅を自動的に検出する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2017/122641号
国際公開第2017/168737号
特開2013-195074号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1及び2に記載の技術を用いる場合であっても、計測したひび割れ幅を入力するというユーザの作業負担は大きかった。
【0007】
本開示は、検査対象の画像において計測されたひび割れ幅を入力する操作の負担を軽減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施形態に係る画像解析装置は、
ひび割れ変状を有する検査対象の画像と、前記画像に重畳表示可能であり、ユーザ入力に従って前記画像に示されるひび割れと対応する位置に移動可能である、それぞれ異なる幅を有する複数のひび割れのモデル形状と、を含むユーザインタフェースを提示する提示手段と、
前記ユーザインタフェースに含まれる前記画像に示されるひび割れについて、当該ひび割れの形状を入力するユーザ入力を取得する入力取得手段と、
前記ユーザ入力に従うひび割れの形状と、前記ユーザ入力に従うひび割れの形状に対応する位置に重畳表示されている前記ひび割れのモデル形状の幅とに基づいて、前記ユーザ入力に従うひび割れについてのひび割れ幅候補を決定する決定手段と、
を備える。
【発明の効果】
【0009】
検査対象の画像において計測されたひび割れ幅を入力する操作の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る画像解析装置のハードウェア構成例を示すブロック図。
一実施形態に係る画像解析装置の機能構成例を示すブロック図。
撮像画像の一部を例示する図。
編集画面を例示する図。
クラックスケールを例示する図。
表示倍率に応じたクラックスケールが示す実寸の変化を例示する図。
クラックスケールの使用例を示す図。
ひび割れの追加方法を例示する図。
一実施形態に係る画像解析方法のフローチャート。
中間データを例示する図。
一実施形態に係る画像解析方法のフローチャート。
2つのひび割れ幅候補が得られた場合の編集画面を例示する図。
複数のひび割れ幅候補決定方法を用いる場合の編集画面を例示する図。
複数のデフォルト値を用いる場合の編集画面を例示する図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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