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公開番号
2025154860
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024058100
出願日
2024-03-29
発明の名称
光学性積層体
出願人
住友ベークライト株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
5/30 20060101AFI20251002BHJP(光学)
要約
【課題】一方向に湾曲した状態で用いられる光学性積層体において、各層の不本意な離脱を防止することができる光学性積層体を提供すること。
【解決手段】本発明の光学性積層体10は、一方向に湾曲した状態で用いられるものであって偏光膜4と、偏光膜4の湾曲凹側に設けられ、主としてポリカーボネートを含む第1樹脂層2と、偏光膜4の湾曲凸側に設けられ、主としてポリカーボネートを含む第2樹脂層3と、偏光膜4と第1樹脂層2との間に設けられ、これらを接着する第1接着剤層5と、偏光膜4と第2樹脂層3との間に設けられ、これらを接着する第2接着剤層6と、を備え、第1樹脂層2は、第1接着剤層5と接する第1低分子量層21と、第1接着剤層5と反対側に位置する第1高分子量層22と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
一方向に湾曲した状態で用いられる光学性積層体であって、
偏光膜と、
前記偏光膜の湾曲凹側に設けられ、主としてポリカーボネートを含む第1樹脂層と、
前記偏光膜の湾曲凸側に設けられ、主としてポリカーボネートを含む第2樹脂層と、
前記偏光膜と前記第1樹脂層との間に設けられ、これらを接着する第1接着剤層と、
前記偏光膜と前記第2樹脂層との間に設けられ、これらを接着する第2接着剤層と、を備え、
前記第1樹脂層は、前記第1接着剤層と接する第1低分子量層と、前記第1接着剤層と反対側に位置する第1高分子量層と、を有することを特徴とする光学性積層体。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記偏光膜は、460nm以上510nm以下の波長域における平均光透過率が5%以上45%以下である請求項1に記載の光学性積層体。
【請求項3】
前記第1低分子量層の粘度平均分子量MvA1は、19000以上25500以下であり、
前記第1高分子量層の粘度平均分子量MvB1は、20000以上35000以下である請求項1または2に記載の光学性積層体。
【請求項4】
MvA1/MvB1は、0.54以上0.99以下である請求項3に記載の光学性積層体。
【請求項5】
前記第2樹脂層は、前記第2接着剤層と接する第2低分子量層と、前記第2接着剤層と反対側に位置する第2高分子量層と、を有する請求項3に記載の光学性積層体。
【請求項6】
前記第2低分子量層の粘度平均分子量MvA2は、23000以上25500以下であり、
前記第2高分子量層の粘度平均分子量MvB2は、24000以上26500以下である請求項5に記載の光学性積層体。
【請求項7】
MvA2/MvB2は、0.86以上0.99以下である請求項6に記載の光学性積層体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学性積層体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
眼鏡やサングラス等の光学部品は、樹脂材料またはガラス材料等、光透過性を有する材料で構成されたレンズ層と、レンズ層に積層され、レンズ層を透過する光に対して光学的に作用する充填材を含む光学機能層と、を有している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載されている光学部品では、光学機能層は、金属膜をレンズ層に多層に積層したハーフミラー層で構成されている。このため、光学部品を外側から見たとき、光学部品がキラキラ光って見えてデザイン性が高くなるとともに、使用者の目が外側から見えにくくなっている。また、防眩効果を発揮することができ、目の疲労感を低減することができる。
【0004】
しかしながら、レンズ層は、湾曲面となっていることが多く、この湾曲面に対して光学機能層を接着する構成では、光学機能層を構成する各層が互いに剥がれて離脱してしまうおそれがある。従来では、このことに関して、十分な研究がなされていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
WO2014/115705
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、各層の不本意な離脱を防止することができる光学性積層体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような目的は、下記(1)~(7)に記載の本発明により達成される。
(1) 一方向に湾曲した状態で用いられる光学性積層体であって、
偏光膜と、
前記偏光膜の湾曲凹側に設けられ、主としてポリカーボネートを含む第1樹脂層と、
前記偏光膜の湾曲凸側に設けられ、主としてポリカーボネートを含む第2樹脂層と、
前記偏光膜と前記第1樹脂層との間に設けられ、これらを接着する第1接着剤層と、
前記偏光膜と前記第2樹脂層との間に設けられ、これらを接着する第2接着剤層と、を備え、
前記第1樹脂層は、前記第1接着剤層と接する第1低分子量層と、前記第1接着剤層と反対側に位置する第1高分子量層と、を有することを特徴とする光学性積層体。
【0008】
(2) 前記偏光膜は、460nm以上510nm以下の波長域における平均光透過率が5%以上45%以下である上記(1)に記載の光学性積層体。
【0009】
(3) 前記第1低分子量層の粘度平均分子量MvA1は、19000以上25500以下であり、
前記第1高分子量層の粘度平均分子量MvB1は、20000以上35000以下である上記(1)または(2)に記載の光学性積層体。
【0010】
(4) MvA1/MvB1は、0.54以上0.99以下である上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の光学性積層体。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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