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公開番号
2025155266
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-14
出願番号
2024058990
出願日
2024-04-01
発明の名称
未加硫ゴムシートの状態検知装置および方法
出願人
横浜ゴム株式会社
代理人
清流国際弁理士法人
,
個人
,
個人
主分類
B29D
30/06 20060101AFI20251006BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】ライナーとともに巻きドラムから繰り出される際、または/および、ライナーとともに巻きドラムに巻き取られる際の未加硫ゴムシートの状態を精度よく把握できる未加硫ゴムシートの状態検知装置および方法を提供する。
【解決手段】センサ部2を保持した保持部3をガイド部4によりドラム半径方向にスライド移動可能にして、巻きドラム8の最外周にあるライナーLの表面に当接する維持機構5によって、巻きドラム8の最外周にあるライナーLの表面とセンサ部2とのドラム半径方向の離間距離を常に一定に維持することで、センサ部2と巻きドラム8の最外周にあるシートSとのドラム半径方向の離間距離を実質的に一定に維持しながら、巻きドラム8の最外周にあるシートSの指定された検知項目をセンサ部2により検知する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
未加硫ゴムシートをライナーとともに巻きドラムから繰り出す際、または/および、ライナーとともに巻きドラムに巻き取る際に、前記未加硫ゴムシートの状態を把握する未加硫ゴムシートの状態検知装置であって、
前記巻きドラムの上方に配置されるセンサ部と、前記センサ部を保持する保持部と、前記保持部をドラム半径方向にスライド移動させるガイド部と、前記巻きドラムの最外周にある前記ライナーの表面に当接して、前記表面と前記センサ部とのドラム半径方向の離間距離を常に一定に維持する維持機構とを有して、前記巻きドラムの最外周にある前記未加硫ゴムシートの指定された検知項目が前記センサ部により検知される未加硫ゴムシートの状態検知装置。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記維持機構が、前記巻きドラムの回転に伴って前記表面を転動する回転ローラと、この回転ローラと前記保持部とを連結する連結体とを有する請求項1に記載の未加硫ゴムシートの状態検知装置。
【請求項3】
前記検知項目が、前記未加硫ゴムシートの幅、厚さ、欠損の有無、表面温度、前記巻きドラムに対する幅方向位置のうちの少なくとも一項目である請求項1または2に記載の未加硫ゴムシートの状態検知装置。
【請求項4】
指定された前記検知項目が前記センサ部により検知される時の前記巻きドラムの巻き径を検知する外径検知部を有する請求項1または2に記載の未加硫ゴムシートの状態検知装置。
【請求項5】
前記センサ部により、前記表面の欠損の有無が検知される請求項1または2のいずれかに記載の未加硫ゴムシートの状態検知装置。
【請求項6】
未加硫ゴムシートをライナーとともに未加硫ゴムシートを巻きドラムから繰り出す際、または/および、ライナーとともに巻きドラムに巻き取る際に、前記未加硫ゴムシートの状態を把握する未加硫ゴムシートの状態検知方法であって、
センサ部を保持部により保持して前記巻きドラムの上方に配置し、前記保持部をガイド部によりドラム半径方向にスライド移動可能にして、前記巻きドラムの最外周にある前記ライナーの表面に当接する維持機構により、前記表面と前記センサ部とのドラム半径方向の離間距離を常に一定に維持して、前記巻きドラムの最外周にある前記未加硫ゴムシートの指定された検知項目を前記センサ部により検知する未加硫ゴムシートの状態検知方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、未加硫ゴムシートの状態検知装置および方法に関し、さらに詳しくは、ライナーとともに巻きドラムから繰り出される際、または/および、ライナーとともに巻きドラムに巻き取られる際の未加硫ゴムシートの状態を精度よく把握できる未加硫ゴムシートの状態検知装置および方法に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
タイヤ等のゴム製品の製造現場では、例えば押出機等によって押出された長尺の未加硫ゴムシートを、ライナーを介在させて巻きドラムに巻き取って一時的に保管されることがある。巻き取られた長尺の未加硫ゴムシートは、必要時に巻きドラムから繰り出される。その後、この未加硫ゴムシートは定尺に切断されて、成形ドラムなどに供給される。
【0003】
未加硫ゴムシートは経時に収縮するため、例えば、定尺カットされて成形ドラムに巻き付けられた未加硫ゴムシートの状態を測定する方法や装置は種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。一方、巻きドラムでは、未加硫ゴムシートの状態は十分に把握されていない。そして、巻きドラムから未加硫ゴムシートを繰り出す際や巻きドラムに未加硫ゴムシートを巻き取る際には、巻きドラムでの未加硫ゴムシートの巻き径が変化するので、巻きドラムにおいて未加硫ゴムシートの状態を精度よく把握するには、工夫が必要になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-42971号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、ライナーとともに巻きドラムから繰り出される際、または/および、ライナーとともに巻きドラムに巻き取られる際の未加硫ゴムシートの状態を精度よく把握できる未加硫ゴムシートの状態検知装置および方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本発明の未加硫ゴムシートの状態検知装置は、未加硫ゴムシートをライナーとともに巻きドラムから繰り出す際、または/および、ライナーとともに巻きドラムに巻き取る際に、前記未加硫ゴムシートの状態を把握する未加硫ゴムシートの状態検知装置であって、前記巻きドラムの上方に配置されるセンサ部と、前記センサ部を保持する保持部と、前記保持部をドラム半径方向にスライド移動させるガイド部と、前記巻きドラムの最外周にある前記ライナーの表面に当接して、前記表面と前記センサ部とのドラム半径方向の離間距離を常に一定に維持する維持機構とを有して、前記巻きドラムの最外周にある前記未加硫ゴムシートの指定された検知項目が前記センサ部により検知されることを特徴とする。
【0007】
本発明の未加硫ゴムシートの状態検知方法は、未加硫ゴムシートをライナーとともに未加硫ゴムシートを巻きドラムから繰り出す際、または/および、ライナーとともに巻きドラムに巻き取る際に、前記未加硫ゴムシートの状態を把握する未加硫ゴムシートの状態検知方法であって、センサ部を保持部により保持して前記巻きドラムの上方に配置し、前記保持部をガイド部によりドラム半径方向にスライド移動可能にして、前記巻きドラムの最外周にある前記ライナーの表面に当接する維持機構により、前記表面と前記センサ部とのドラム半径方向の離間距離を常に一定に維持して、前記巻きドラムの最外周にある前記未加硫ゴムシートの指定された検知項目を前記センサ部により検知することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、前記巻きドラムの最外周にある前記ライナーの表面に当接する前記維持機構によって、前記表面と前記センサ部とのドラム半径方向の離間距離が常に一定に維持される。そのため、前記ライナーとともに前記未加硫ゴムシートを前記巻きドラムから繰り出す際や前記巻きドラムに巻き取る際に、前記巻きドラムでの前記未加硫ゴムシートの巻き径が変化しても、前記巻きドラムの最外周にある前記未加硫ゴムシートと前記センサ部とのドラム半径方向の離間距離が実質的に一定に維持される。その結果、前記巻きドラムから繰り出される際、または、前記巻きドラムに巻き取られる際の前記未加硫ゴムシートの状態を、前記センサ部による検知データによって精度よく把握することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
未加硫ゴムシートを巻きドラムから繰り出している時の検知装置の実施形態を側面視で例示する説明図である。
図1の検知装置を平面視で例示する説明図である。
図1の検知装置を拡大して例示する説明図である。
図3のA矢視で検知装置を例示する説明図である。
図3の巻きドラムの巻き径が小さくなった状態を例示する説明図である。
センサ部による検知データを例示する説明図である。
未加硫ゴムシートを巻きドラムに巻き取っている時の検知装置の実施形態を側面視で例示する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の未加硫ゴムシートの状態検知装置および方法を、図に示した実施形態に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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