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公開番号
2025155328
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-14
出願番号
2024059113
出願日
2024-04-01
発明の名称
シート搬送装置及び画像読取装置
出願人
キヤノン電子株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
B65H
5/36 20060101AFI20251006BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】比較的簡単な構成で、搬送ローラ対に冊子体が入りやすくしたシート搬送装置を提供する。
【解決手段】シートを搬送する駆動ローラと、駆動ローラへ向けてシートを案内するガイドであって、シートの厚み方向に退避することが可能なガイドと、ガイドをシートの搬送路に向けて付勢する付勢手段と、を備え、ガイドが、搬送されるシートに押されて、付勢手段の付勢力に抗してシートの厚み方向に退避することにより、駆動ローラのガイドから搬送路へ向けて突出する量が増加する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを搬送する駆動ローラと、
前記駆動ローラへ向けて前記シートを案内するガイドであって、前記シートの厚み方向に退避することが可能なガイドと、
前記ガイドを前記シートの搬送路に向けて付勢する付勢手段と、を備え、
前記ガイドが、搬送される前記シートに押されて、前記付勢手段の付勢力に抗して前記シートの厚み方向に退避することにより、前記駆動ローラの前記ガイドから前記搬送路へ向けて突出する量が増加することを特徴とするシート搬送装置。
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【請求項2】
前記ガイドは、前記シートの画像を読み取る読取手段と一体に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項3】
前記付勢手段は、前記読取手段の読取面の反対側の面に付勢力を加えることを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項4】
前記ガイドは、テーパー面を備え、該テーパー面に前記シートが当接することにより、前記ガイドが前記シートの厚み方向に退避することを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項5】
前記読取手段は、前記搬送路を挟んで下側に配置された第1の読取部と、上側に配置された第2の読取部から構成され、前記ガイドは、前記第1の読取部と一体に構成されていることを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
【請求項6】
前記第1の読取部と前記第2の読取部は、それぞれ前記搬送路に向けて付勢されており、前記第1の読取部の付勢力は、前記付勢手段により生じ、前記第1の読取部の付勢力は、前記第2の読取部の付勢力よりも強いことを特徴とする請求項5に記載のシート搬送装置。
【請求項7】
前記読取手段は、画像読取装置の本体に保持される保持部を備え、該保持部と前記付勢手段は前記シートの幅方向に直線的に並んで配置されていることを特徴とする請求項6に記載のシート搬送装置。
【請求項8】
画像読取装置は、複数のシートが重ねられたシートの束を分離して給送する第1の給送モードと、前記シートの束を分離せずに給送する第2の給送モードとを有し、前記第2の給送モードの場合に、前記ガイドが、搬送される前記シートに押されて、前記付勢手段の付勢力に抗して前記シートの厚み方向に退避することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項9】
前記駆動ローラに対し、前記シートを搬送する搬送路を挟んで対向する位置に配置され、前記駆動ローラの回転に従動回転する従動ローラをさらに有し、
前記駆動ローラと前記従動ローラは、前記シートの搬送方向の上流側と下流側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項10】
前記従動ローラ側の前記ガイドは、搬送される前記シートに押されて、前記付勢手段の付勢力に抗して前記シートの厚み方向に退避することを特徴とする請求項9に記載のシート搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、スキャナ、ファクシミリ、複写機等の画像読取装置やプリンタ等の画像形成装置に用いられるシート搬送装置、及び、シートから画像を読み取る画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
スキャナなどのシート搬送装置には、例えばパスポートや通帳のような冊子体の搬送に対応したものがある。しかし冊子体は厚みがあり、シートを搬送する搬送ローラ対の2つのローラ間(ニップ)に冊子体が入っていかず不送りとなることがある。さらに、上下の読取ユニット間の幅が狭いと、搬送される冊子体にかかる負荷が大きくなり不送りとなる。
【0003】
そこで、特許文献1には、搬送する媒体の剛性をセンサで検知し、剛性が高い場合に、モータとカム部によって下読取部を媒体厚み方向に退避させ、搬送路を広げ搬送しやすくした構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6721863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載の構成では、搬送する媒体の剛性を検知するためのセンサと、下読取部を退避させるためのモータと、カム機構とが必要であり、スキャナの構成が複雑でコストが高くなるという問題がある。
【0006】
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、比較的簡単な構成で、搬送ローラ対に冊子体が入りやすくしたシート搬送装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係わるシート搬送装置は、シートを搬送する駆動ローラと、前記駆動ローラへ向けて前記シートを案内するガイドであって、前記シートの厚み方向に退避することが可能なガイドと、前記ガイドを前記シートの搬送路に向けて付勢する付勢手段と、を備え、前記ガイドが、搬送される前記シートに押されて、前記付勢手段の付勢力に抗して前記シートの厚み方向に退避することにより、前記駆動ローラの前記ガイドから前記搬送路へ向けて突出する量が増加することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、比較的簡単な構成で、搬送ローラ対に冊子体が入りやすくしたシート搬送装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像読取装置の概略構成断面図。
画像読取装置の制御ブロック図。
画像読取装置の排出トレイを閉めた状態の概略構成断面図。
画像読取装置の上部ユニットを展開した状態の概略構成断面図。
画像読取装置の読取部の概略構成断面図。
従来の画像読取装置の読取部の概略構成断面図の拡大図。
画像読取装置の読取部の概略構成断面図の拡大図。
画像読取装置の読取ガイド部の概略構成断面図の拡大図。
画像読取装置の読取部の概略構成断面図の拡大図。
画像読取装置の読取部の概略構成断面図の拡大図。
画像読取装置の読取部の概略構成断面図。
画像読取装置の読取部の概略構成断面図。
画像読取装置の下側読取部の正面図。
画像読取装置の下側読取部の変形例の正面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態について、図1から図13を用いて説明する。まず、図1を用いて本実施形態に係るシート搬送装置と画像読取装置の概略構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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