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公開番号2025155719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024200464
出願日2024-11-18
発明の名称端末及び通信方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04W 52/02 20090101AFI20251006BHJP(電気通信技術)
要約【課題】省電力状態に遷移可能な基地局から送信されるオンデマンドSIB1(System Information Block 1)をタイムウィンドウ内で端末が受信すること。
【解決手段】端末は、オンデマンドSIB1(System Information Block 1)をスケジューリングするタイプ0-PDCCH(Physical Downlink Control Channel)を、あるタイムウィンドウ内のモニタリングする時間領域を決定する制御部と、前記時間領域をモニタリングして前記タイプ0-PDCCHをNES(Network energy savings)セルにおいて受信する受信部とを有し、前記受信部は、前記タイプ0-PDCCHに基づいて、前記オンデマンドSIB1を前記NESセルにおいて受信する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項１】
オンデマンドＳＩＢ１（System Information Block 1）をスケジューリングするタイプ０－ＰＤＣＣＨ（Physical Downlink Control Channel）を、あるタイムウィンドウ内のモニタリングする時間領域を決定する制御部と、
前記時間領域をモニタリングして前記タイプ０－ＰＤＣＣＨをＮＥＳ（Network energy savings）セルにおいて受信する受信部とを有し、
前記受信部は、前記タイプ０－ＰＤＣＣＨに基づいて、前記オンデマンドＳＩＢ１を前記ＮＥＳセルにおいて受信する端末。
続きを表示（約 700 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記タイムウィンドウに適用されるサブキャリア間隔を、前記ＮＥＳセルで検出されるＳＳＢ（SS/PBCH Block）、前記ＮＥＳセルで検出されるＭＩＢ（Master Information Block）、ＷＵＳ（Wake Up Signal）に対するＲＡＲ（Random Access Response）又はＷＵＳ設定に基づいて決定する請求項１記載の端末。
【請求項３】
前記制御部は、前記タイムウィンドウ内の先頭の前記タイプ０－ＰＤＣＣＨからモニタリングを開始する請求項１記載の端末。
【請求項４】
前記制御部は、前記タイムウィンドウ内に完全に含まれるスロットの境界からモニタリングを開始する請求項１記載の端末。
【請求項５】
前記制御部は、前記タイムウィンドウ内に完全に含まれる前記タイプ０－ＰＤＣＣＨからモニタリングを開始する請求項１記載の端末。
【請求項６】
オンデマンドＳＩＢ１（System Information Block 1）をスケジューリングするタイプ０－ＰＤＣＣＨ（Physical Downlink Control Channel）を、あるタイムウィンドウ内のモニタリングする時間領域を決定する手順と、
前記時間領域をモニタリングして前記タイプ０－ＰＤＣＣＨをＮＥＳ（Network energy savings）セルにおいて受信する手順と、
前記タイプ０－ＰＤＣＣＨに基づいて、前記オンデマンドＳＩＢ１を前記ＮＥＳセルにおいて受信する手順とを端末が実行する通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、無線通信システムにおける端末及び通信方法に関する。
続きを表示（約 2,400 文字）【背景技術】
【０００２】
ＬＴＥ（Long Term Evolution）の後継システムであるＮＲ（New Radio）（「５Ｇ」ともいう。）においては、要求条件として、大容量のシステム、高速なデータ伝送速度、低遅延、多数の端末の同時接続、低コスト、省電力等を満たす技術が検討されている（例えば非特許文献１）。
【０００３】
また、３ＧＰＰ（登録商標）のリリース１８では、環境持続可能性、カーボンニュートラル、ＳＤＧｓ（Sustainable Development Goals）、運用コストの低減等を達成するため、ネットワークにおける省電力化（Network energy savings）が重要性を増し、省電力化する手法が検討されている（例えば非特許文献２）。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００４】
3GPP TS 38.300 V18.3.0 (2024-09)
"New WID: Network energy savings for NR", RP-223540, 3GPP TSG RAN Meeting #98-e, 2022年12月
3GPP TS 38.331 V18.3.0 (2024-09)
3GPP TS 38.211 V18.4.0 (2024-09)
3GPP TS 38.213 V18.4.0 (2024-09)
3GPP TS 38.321 V18.3.0 (2024-09)
3GPP TS 38.214 V18.4.0 (2024-09)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
カーボンニュートラルとＳＤＧｓを達成するため、基地局の消費電力を節約することの重要性が高まっており、基地局における間欠送受信を導入することが検討されている。省電力状態（エナジーセービング、Energy saving、ＥＳ）をサポートするセルにおいて、例えば、オンデマンドＳＩＢ１（System Information Block 1）が適用され得る。
【０００６】
ここで、あるタイムウィンドウ内にオンデマンドＳＩＢ１を受信するためのＰＤＣＣＨ（Physical Downlink Control Channel）モニタリング機会が設定されるとき、端末は当該タイムウィンドウにおけるオンデマンドＳＩＢ１の時間領域の挙動を想定する必要がある。
【０００７】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、省電力状態に遷移可能な基地局から送信されるオンデマンドＳＩＢ１（System Information Block 1）をタイムウィンドウ内で端末が受信することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
開示の技術によれば、オンデマンドＳＩＢ１（System Information Block 1）をスケジューリングするタイプ０－ＰＤＣＣＨ（Physical Downlink Control Channel）を、あるタイムウィンドウ内のモニタリングする時間領域を決定する制御部と、前記時間領域をモニタリングして前記タイプ０－ＰＤＣＣＨをＮＥＳ（Network energy savings）セルにおいて受信する受信部とを有し、前記受信部は、前記タイプ０－ＰＤＣＣＨに基づいて、前記オンデマンドＳＩＢ１を前記ＮＥＳセルにおいて受信する端末が提供される。
【発明の効果】
【０００９】
開示の技術によれば、省電力状態に遷移可能な基地局から送信されるオンデマンドＳＩＢ１（System Information Block 1）をタイムウィンドウ内で端末が受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本発明の実施の形態に係る無線通信システムについて説明するための図である。
ＮＲリリース１５におけるＣＤＲＸについて説明するための図である。
ＮＲリリース１６におけるＷＵＳについて説明するための図である。
本発明の実施の形態の実施例１に係る基地局の間欠受信について説明するための図である。
本発明の実施の形態の実施例１に係る各パラメータについて説明するための図である。
本発明の実施の形態の実施例５に係る基地局の間欠送信について説明するための図である。
本発明の実施の形態の実施例５に係る各パラメータについて説明するための図である。
本発明の実施の形態の実施例９に係るＯＳＩ送信の例（１）を説明するためのシーケンス図である。
本発明の実施の形態の実施例９に係るＯＳＩ送信の例（２）を説明するためのシーケンス図である。
本発明の実施の形態の実施例９に係るオンデマンドＳＳＢの例を示す図である。
本発明の実施の形態の実施例１０に係るオンデマンドＳＩＢ１に係る動作の例を説明するためのシーケンス図である。
本発明の実施の形態の実施例１０に係るオンデマンドＳＩＢ１受信の例を説明するためのフローチャートである。
本発明の実施の形態の実施例１０に係るオンデマンドＳＩＢ１受信の例を説明するための図である。
本発明の実施の形態に係る基地局の機能構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態に係る端末の機能構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態に係る基地局又は端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態に係る車両の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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