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公開番号2025156262
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2025057285
出願日2025-03-28
発明の名称端末及び通信方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類H04W 72/0446 20230101AFI20251006BHJP(電気通信技術)
要約【課題】legacy-RO及びadditional-ROにおいてfeatureCombinationPreambleが適切に設定および解釈される端末を提供すること。
【解決手段】所定のSSBに紐付くSBFDのROあるいは非SBFDのROは複数存在し、端末が特定の機能をサポートしているか否かに応じて、使用可能なSBFDのROあるいは非SBFDのROを示すインデックス値が決定されており、当該インデックス値は、SBFDのROと非SBFDのROとで共通に定められるか個別に定められるかが決定されており、端末は、特定の機能をサポートしているか否か、および、インデックス値に基づいて、使用可能なSBFDのROあるいは非SBFDのROの中から、valid ROを設定する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
時分割複信のバンドを構成する複数のサブバンドにより下りリンクと上りリンクとの同時使用が可能な第1時間単位に設定される第1ランダムアクセス機会と、前記時分割複信のバンドを適用して下りリンクと上りリンクの一方が使用可能な第2時間単位に設定される第2ランダムアクセス機会との中から、有効なランダムアクセス機会を設定する制御部と、
前記有効なランダムアクセス機会を使用してランダムアクセスのプリアンブルを送信する送信部と、
を備え、
所定のSSB(SS (Synchronization Signal)/PBCH (Pyysical Broadcast Channel) Block)に紐付く前記第1ランダムアクセス機会または前記第2ランダムアクセス機会は複数存在し、
端末が特定の機能をサポートしているか否かに応じて、使用可能な前記第1ランダムアクセス機会または前記第2ランダムアクセス機会を示すインデックス値が決定されており、
前記インデックス値は、前記第1ランダムアクセス機会と前記第2ランダムアクセス機会とで共通に定められるか個別に定められるかが決定されており、
前記制御部は、端末が特定の機能をサポートしているか否か、および、前記インデックス値に基づいて、使用可能な第1ランダムアクセス機会あるいは第2ランダムアクセス機会の中から、前記有効なランダムアクセス機会を設定する、
端末。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記インデックス値が、前記第1ランダムアクセス機会と前記第2ランダムアクセス機会とで個別に定められる場合、前記第1ランダムアクセス機会用の前記特定の機能をサポートしているか否かを示すための第1リストと、前記第2ランダムアクセス機会用の前記特定の機能をサポートしているか否かを示すための第2リストとがサポートされる、
請求項1記載の端末。
【請求項3】
前記インデックス値が、前記第1ランダムアクセス機会と前記第2ランダムアクセス機会とで個別に定められる場合、前記特定の機能をサポートしているか否かを示すためのリスト内に、前記第1ランダムアクセス機会用か前記第2ランダムアクセス機会用かを示すパラメータが設定される、
請求項1記載の端末。
【請求項4】
前記インデックス値が、前記第1ランダムアクセス機会と前記第2ランダムアクセス機会とで共通に定められる場合、前記特定の機能をサポートしているか否かを示すためのリスト内に、前記第1ランダムアクセス機会用の第1インデックス値を示すパラメータと前記第2ランダムアクセス機会用の第2インデックス値を示すパラメータとが設定される、
請求項1記載の端末。
【請求項5】
端末が、
時分割複信のバンドを構成する複数のサブバンドにより下りリンクと上りリンクとの同時使用が可能な第1時間単位に設定される第1ランダムアクセス機会と、前記時分割複信のバンドを適用して下りリンクと上りリンクの一方が使用可能な第2時間単位に設定される第2ランダムアクセス機会との中から、有効なランダムアクセス機会を設定し、
前記有効なランダムアクセス機会を使用してランダムアクセスのプリアンブルを送信し、
所定のSSB(SS (Synchronization Signal)/PBCH (Pyysical Broadcast Channel) Block)に紐付く前記第1ランダムアクセス機会または前記第2ランダムアクセス機会は複数存在し、
前記端末が特定の機能をサポートしているか否かに応じて、使用可能な前記第1ランダムアクセス機会または前記第2ランダムアクセス機会を示すインデックス値が決定されており、
前記インデックス値は、前記第1ランダムアクセス機会と前記第2ランダムアクセス機会とで共通に定められるか個別に定められるかが決定されており、
前記端末が特定の機能をサポートしているか否か、および、前記インデックス値に基づいて、使用可能な第1ランダムアクセス機会あるいは第2ランダムアクセス機会の中から、前記有効なランダムアクセス機会を設定する、
通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端末及び通信方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
3GPP(登録商標)は、5th generation mobile communication system(5G、New Radio(NR)又はNext Generation(NG)とも呼ばれる。)を仕様化し、さらに、Beyond 5G、5G Evolutionあるいは6Gと呼ばれる次世代の移動通信システムの仕様化も進めている。
【0003】
Release 18において、時分割複信(TDD)のバンドを構成する複数のサブバンドを利用することにより、下りリンク(DL)と上りリンク(UL)との同時使用を可能にする複信方式が議論されている。このような複信方式はsubband non-overlapping full duplex(SBFD)と呼ばれている。なお、SBFDが適用されるシンボルは、SBFDシンボルと呼ばれてもよい。また、SBFDシンボルにおいて、DLに使用されるサブバンドはDLサブバンドと呼ばれてもよいし、ULに使用されるサブバンドはULサブバンドと呼ばれてもよい。
【0004】
さらに、Release 19に向けて、SBFDにおけるランダムアクセス(RA)のサポートが検討されている(非特許文献1)。具体的には、ランダムアクセスチャネル(RACH)に係るcommunication(以下、「RACH communication」という)をSBFDシンボルに拡張することが検討されている。
【0005】
なお、端末(以下、「ユーザ機器(UE)」ともいう)は、基地局(以下、「gNodeB(gNB)」ともいう)からのRACH communicationに基づいて、RAを開始するプリアンブルを送信するためのランダムアクセス機会(RO)を決定し、さらにROの中からvalid ROを決定する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
“New WID: Evolution of NR duplex operation: Sub-band full duplex (SBFD)”, RP-234035, 3GPP TSG RAN Meeting #102, 3GPP, December 11-15, 2023
3GPP TS 38.321 V18.5.0 (2025-03)
3GPP TS 38.300 V18.5.0 (2025-03)
3GPP TS 38.331 V18.5.0 (2025-03)
【発明の概要】
【0007】
UEには、SBFD動作をサポートする「SBFD-aware UE」と、SBFD動作をサポートしない「Legacy UE」とがある。また、ROには、「legacy-RO」と「additional-RO」の2種類がある。SBFD-aware UEは、legacy-ROとadditional-ROの両方を使用してプリアンブルを送信できる。一方、Legacy UEは、additional-ROを使用できず、legacy-ROを使用してのみプリアンブルを送信できる。
【0008】
非特許文献4には、UEが、プリアンブル若しくはROを使用して、特定の機能をサポートしているか否かをネットワークに認識させる機能のための情報要素(IE)であるfeatureCombinationPreambleが規定されている。
【0009】
しかしながら、legacy-ROとadditional-ROの共用/個別のRO mask index configurationをfeatureCombinationPreambleにおいてどのように設定及び解釈するのかについて、現時点では明確になっていない。
【0010】
legacy-RO及びadditional-ROにおいてfeatureCombinationPreambleが適切に設定および解釈されなければ、UEは、RAにおいて適切にROを選択できない。
(【0011】以降は省略されています)

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