TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025157104
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-15
出願番号2024209797
出願日2024-12-02
発明の名称画像形成システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類B41J 29/00 20060101AFI20251007BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】メンテナンスの効率性と内部からの排熱効率を両立する。
【解決手段】画像形成システムは、プリントモジュール(2000)、乾燥モジュール3000、及び定着モジュール(4000)が連結され、プリントモジュール(2000)と乾燥モジュール3000が接続ケーブル3520で接続され、プリントモジュール(2000)と定着モジュール(4000)が接続ケーブル4520で接続されて構成される。接続ケーブル4520は、乾燥モジュール3000と、乾燥モジュール3000に対応する外付け電装モジュール(3800)との間に配置される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
連結された複数のモジュールを備える画像形成システムであって、
第1モジュールと、
第1モジュールにおけるシートの搬送方向において、前記第1モジュールと並ぶように配置された第2モジュールと、
前記搬送方向に交差する交差方向において、前記第1モジュールに対して分離可能に連結された第1電装モジュールと、
前記第1モジュールに設けられた本体側電装ユニットと、
前記第1電装モジュールに設けられた第1電装ユニットと、
前記第1モジュールと前記第1電装モジュールとの間に配線された接続ケーブルと、を備える、
ことを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記接続ケーブルは、前記搬送方向および前記交差方向の両方と交差する鉛直方向において、前記本体側電装ユニットの下端よりも下に配置されることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記本体側電装ユニットを冷却するための空気を送るダクトが、前記鉛直方向において、前記本体側電装ユニットの下に配置され、
前記接続ケーブルは、前記ダクトの下面よりも下に配置されることを特徴とする、
請求項2記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記第1電装モジュールには、前記第1電装ユニットを冷却するための空気を吸入する吸入口が設けられていることを特徴とする、
請求項3記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記第1電装モジュールには、前記第1電装ユニットを冷却するための空気を吸入する吸入口が設けられていることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記交差方向において、前記第2モジュールに対して分離可能に連結された第2電装モジュールと、
前記第2電装モジュールに設けられた第2電装ユニットと、
前記搬送方向において、前記第1モジュールと並ぶように配置された第3モジュールと、
前記交差方向において、前記第3モジュールに対して分離可能に連結された第3電装モジュールと、を備え、
前記第3電装モジュールに設けられた第3電装ユニットと、をさらに備え、
前記接続ケーブルは、前記第2電装ユニットと前記第3電装ユニットとを接続することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記第2電装ユニットは、前記第1乃至第3モジュールを全体的に制御する全体制御ユニットを含み、
前記第3電装ユニットと、前記第3モジュールを制御する主制御基板を含み、
前記接続ケーブルは、前記全体制御ユニットと前記主制御基板とを接続することを特徴とする、
請求項6記載の画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インクジェット方式や電子写真方式により記録材に画像を形成する画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されるように、商用印刷等に用いられる画像形成システムは、異なる機能を有する複数のモジュールを組み合わせて構成されることがある。各モジュールは、内蔵する構成部品の動作制御のための電装ユニットを備える。複数のモジュールのそれぞれの電装ユニットは、例えば制御信号の送受信や電力供給を行うために、互いに接続ケーブルにより電気的に接続されている。電装ユニットには、電装ユニットや接続ケーブルを保護するために、背面カバーとは別に専用の保護カバーが設けられている。専用の保護カバーを用意することはコストがかかる。ユーザは、画像形成装置の設置時やメンテナンス時に背面カバー以外に保護カバーを着脱しなければならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-88820号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像形成システムは複数のモジュールを備えるため、それらを接続するケーブルの数が増加することがある。特許文献1は、ケーブルを保護するために、背面カバーとは別に専用の保護カバーを設けることで、ケーブルを配置する空間を確保している。しかし、従来技術では、より多くのケーブルを配置するためのスペースが不足する可能性がある。また、ケーブルの配置によっては、メンテナンスの効率と内部からの排熱効率が低下する。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑み、ケーブルを配置するのに適切なスペースを確保できる画像形成システムを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像形成システムは、連結された複数のモジュールを備える画像形成システムであって、第1モジュールと、第1モジュールにおけるシートの搬送方向において、前記第1モジュールと並ぶように配置された第2モジュールと、前記搬送方向に交差する交差方向において、前記第1モジュールに対して分離可能に連結された第1電装モジュールと、前記第1モジュールに設けられた本体側電装ユニットと、前記第1電装モジュールに設けられた第1電装ユニットと、前記第1モジュールと前記第1電装モジュールとの間に配線された接続ケーブルと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、大規模の画像形成システムにおいても適切にケーブルを配置することができる。このような構成により、メンテナンスの効率性と内部からの排熱効率を両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
インクジェット記録システムの構成図。
インクジェット記録システムの正面上方からの斜視図。
インクジェット記録システムの背面上方からの斜視図。
乾燥モジュール及び外付け電装モジュールの背面上方からの斜視詳細図。
(a)、(b)は、外付け電装モジュールが無い状態の乾燥モジュールの背面上方からの斜視図。
ダクト及びその周辺部分の断面を斜め上方から見た拡大図。
(a)~(c)は、電装モジュールの接続関係の説明図。
従来のインクジェット記録システムの接続構成の説明図。
(a)、(b)は、乾燥モジュールの断面図。
(a)、(b)は、接続ケーブルを乾燥モジュールの筐体内部に配線する構成の説明図。
主制御基板と基板支板との構成図。
(a)、(b)は、乾燥モジュールの断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
【0010】
図1は、本実施形態のインクジェット記録システム100の構成図である。インクジェット記録システム100は、反応液とインクとの2液を用いてシートにインク像を形成して成果物を生成する枚葉式の画像形成システムである。本実施形態では、ユーザがインクジェット記録システム100を操作する際に立つ側を「正面側」とし、その反対側を「背面側」とする。インクジェット記録システム100の正面側に立つユーザがインクジェット記録システム100を見たときの「左右方向」が、各モジュールにおけるシートの主たる搬送方向である。「正面側」と「背面側」とを結ぶ方向は、シートの搬送方向に交差する「交差方向」である。なお、「交差方向」を「前後方向」と呼ぶこともある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

キヤノン株式会社
現像装置
8日前
キヤノン株式会社
現像容器
8日前
キヤノン株式会社
測距装置
3日前
キヤノン株式会社
現像容器
8日前
キヤノン株式会社
現像装置
8日前
キヤノン株式会社
現像装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
電子写真装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
8日前
キヤノン株式会社
カートリッジ
8日前
キヤノン株式会社
レンズキャップ
2日前
キヤノン株式会社
振動型駆動装置
8日前
キヤノン株式会社
振動型駆動装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成システム
3日前
キヤノン株式会社
画像形成システム
3日前
キヤノン株式会社
多層プリント基板
4日前
キヤノン株式会社
光学系及び画像読取装置
1日前
キヤノン株式会社
検知装置、画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
インクジェット記録装置
1日前
キヤノン株式会社
インクジェット記録装置
8日前
キヤノン株式会社
検知装置、画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
現像装置、及びカートリッジ
8日前
キヤノン株式会社
通信装置およびその制御方法
3日前
キヤノン株式会社
露光ヘッド及び画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
読取装置及び情報提供システム
8日前
キヤノン株式会社
撮影装置、撮影装置の制御方法
4日前
キヤノン株式会社
カートリッジ及び画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
通信装置、制御方法、プログラム
3日前
キヤノン株式会社
シート排出装置及び画像形成装置
1日前
続きを見る