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公開番号
2025157611
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-15
出願番号
2025131831,2022036952
出願日
2025-08-06,2022-03-10
発明の名称
エンジン
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
F02M
37/00 20060101AFI20251007BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】2つの気筒列を備えるエンジンの小型化に適した技術を提供する。
【解決手段】例示的なエンジンは、互いに左右に並んで配置される第1気筒列および第2気筒列を備えるエンジンであって、前記第1気筒列と前記第2気筒列との間に位置するバンク内エリアに配置されるコントローラと、前記バンク内エリアにて前記コントローラの下方に配置され、燃料の通路を構成する燃料パイプと、を備える。上下方向からの平面視において、前記燃料パイプは前記コントローラと重なるとともに、前記燃料パイプが有する継手部は、前記コントローラからずれて配置されている。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに左右に並んで配置される第1気筒列および第2気筒列を備えるエンジンであって、
前記第1気筒列と前記第2気筒列との間に位置するバンク内エリアに配置されるコントローラと、
前記バンク内エリアにて前記コントローラの下方に配置され、燃料の通路を構成する燃料パイプと、
を備え、
上下方向からの平面視において、前記燃料パイプは前記コントローラと重なるとともに、前記燃料パイプが有する継手部は、前記コントローラからずれて配置されている、エンジン。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
同一方向に延びる複数の前記燃料パイプを備え、
隣り合う前記燃料パイプの前記継手部は、前記燃料パイプが延びる方向にずれている、
請求項1に記載のエンジン。
【請求項3】
前記燃料パイプが延びる方向は、クランク軸方向である、請求項2に記載のエンジン。
【請求項4】
前記バンク内エリアに配置され、前記コントローラとクランク軸方向に並ぶ燃料ポンプを備える、請求項1から3のいずれか1項に記載のエンジン。
【請求項5】
前記燃料ポンプは、前記継手部を介して前記燃料パイプと接続される、請求項4に記載のエンジン。
【請求項6】
前記バンク内エリアに配置され、前記継手部を介して前記燃料パイプと接続される燃料ポンプを備える、請求項1から3のいずれか1項に記載のエンジン。
【請求項7】
前記バンク内エリアに配置され、表面に沿って電線が配置されるガイド部材を備える、請求項1から6のいずれか1項に記載のエンジン。
【請求項8】
前記コントローラは、クランク軸方向からの平面視において傾斜して配置される、請求項1から7のいずれか1項に記載のエンジン。
【請求項9】
前記コントローラは、クランク軸方向からの平面視において傾斜して配置され、前記電線には、前記コントローラに接続される電線が含まれる、請求項7に記載のエンジン。
【請求項10】
前記コントローラと前記燃料パイプとの間に隔壁が配置される、請求項1から9のいずれか1項に記載のエンジン。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、2つの気筒列を備えるV型エンジンの燃料供給システムのレイアウトとして、燃料をインジェクタへ供給する燃料供給配管がVバンク空間内に設けられる構成が知られる(例えば特許文献1参照)。なお、特許文献1に開示される構成では、燃料の供給に用いられる燃料ポンプは、Vバンク空間の外に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-229942号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、船舶に使用されるエンジンは、機関室への据え付け等を考慮して、高さをできる限り抑える等の小型化を要求される。これに応じて、例えば、燃料ポンプを含む燃料供給システムや、エンジンを制御するエンジンコントローラをVバンクの内側の空間に配置することが考えられる。ただし、この場合、作業性の低下や電気配線に関わる問題等が生じることが懸念される。
【0005】
本発明は、2つの気筒列を備えるエンジンの小型化に適した技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の例示的なエンジンは、互いに左右に並んで配置される第1気筒列および第2気筒列を備えるエンジンであって、前記第1気筒列と前記第2気筒列との間に位置するバンク内エリアに配置されるコントローラと、前記バンク内エリアにて前記コントローラの下方に配置され、燃料の通路を構成する燃料パイプと、を備える。上下方向からの平面視において、前記燃料パイプは前記コントローラと重なるとともに、前記燃料パイプが有する継手部は、前記コントローラからずれて配置されている。
【発明の効果】
【0007】
例示的な本発明によれば、2つの気筒列を備えるエンジンにおいて、小型化を図りつつ、例えばメンテナンス作業の作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
エンジンの構成を示す概略斜視図
エンジンが備えるシリンダブロック、ヘッドブロック、および、ヘッドカバーで構成される部分を抽出して示す概略斜視図
エンジンが備えるシリンダブロック部分の概略断面図
エンジンの構成を示す概略上面図
エンジンが備える燃料系統を抽出して示す概略斜視図
エンジンが備える電気系統を抽出して示す概略斜視図
ガイド部材における電線の配置について説明するための図
コントローラ周りの構成を示す概略断面図
コントローラ取付台の構成を示す概略斜視図
バンク内エリアに配置されるコントローラと燃料ポンプとの間の領域を拡大して示した図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図面において、適宜、3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。以下の説明において、X方向を前後方向、Y方向を左右方向、Z方向を上下方向とする。なお、+X側が前側、-X側が後側とする。+Y側を右側、-Y側を左側とする。+Z側を上側、-Z側を下側とする。詳細には、図1に示すクランク軸(出力軸)の中心線Cが延びる方向を前後方向とし、シリンダブロック1に対してフライホイール2が配置される側を後側とする。また、シリンダブロック1に対してオイルパン3が配置される側を下側として上下方向を定義する。前後方向および上下方向に直交する方向を左右方向と定義し、後方から前方に向かって見た場合に右となる側を右側、左となる側を左側とする。なお、これらの方向は単に説明のために用いられる名称であって、実際の位置関係及び方向を限定する意図はない。
【0010】
<1.エンジンの概要>
図1は、本発明の実施形態に係るエンジン100の構成を示す概略斜視図である。エンジン100は、例えば船舶に使用する舶用エンジンとして好適である。ただし、エンジン100は、舶用エンジンに限らず、他の用途に適用されてもよい。なお、エンジン100はディーゼルエンジンである。
(【0011】以降は省略されています)
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