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公開番号
2025157726
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-16
出願番号
2024059922
出願日
2024-04-03
発明の名称
遊星歯車機構
出願人
NOK株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
F16H
1/28 20060101AFI20251008BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】内歯歯車とハウジングとの間での摩擦を抑制し、かつ、これらの衝突による衝突音の発生を抑制可能な遊星歯車機構を提供する。
【解決手段】太陽歯車10と、太陽歯車10と同心的に配される内歯歯車20と、太陽歯車10と内歯歯車20との間に配される複数の遊星歯車30と、内歯歯車20が嵌合されるハウジング50と、を備える遊星歯車機構1であって、内歯歯車20の外周面には、径方向外側に向かって突出する突起22が周方向に間隔を空けて複数設けられ、かつ、ハウジング50の内周面には、複数の突起22がそれぞれ遊嵌可能な嵌合凹部51が複数設けられると共に、複数の突起22と嵌合凹部51の間には、嵌合凹部51に嵌合されるダンパー部材60がそれぞれ配されることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
太陽歯車と、
前記太陽歯車と同心的に配される内歯歯車と、
前記太陽歯車と前記内歯歯車との間に配される複数の遊星歯車と、
前記内歯歯車が嵌合されるハウジングと、
を備える遊星歯車機構であって、
前記内歯歯車の外周面には、径方向外側に向かって突出する突起が周方向に間隔を空けて複数設けられ、かつ、前記ハウジングの内周面には、複数の前記突起がそれぞれ遊嵌可能な嵌合凹部が複数設けられると共に、
複数の前記突起と前記嵌合凹部の間には、前記嵌合凹部に嵌合されるダンパー部材がそれぞれ配されることを特徴とする遊星歯車機構。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記ダンパー部材は、前記嵌合凹部の両側面及び底面に沿って接するように、前記嵌合凹部に嵌合されることを特徴とする請求項1に記載の遊星歯車機構。
【請求項3】
前記ダンパー部材は、金属製の薄板により構成される薄板部と、前記薄板部の両面に設けられるゴム層とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の遊星歯車機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊星歯車機構に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、駆動軸の回転速度を変速するための機構として、遊星歯車機構が知られている。遊星歯車機構には内歯歯車が設けられており、この内歯歯車が嵌合されるハウジングを備える技術が知られている。このような技術においては、太陽歯車の回転に伴い、遊星歯車が公転することにより、内歯歯車を回転させようとする力が作用するため、内歯歯車とハウジングとの間に摩擦が生じたり、衝撃音が発生したりする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2024-3287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、内歯歯車とハウジングとの間での摩擦を抑制し、かつ、これらの衝突による衝突音の発生を抑制可能な遊星歯車機構を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
【0006】
すなわち、本発明の遊星歯車機構は、
太陽歯車と、
前記太陽歯車と同心的に配される内歯歯車と、
前記太陽歯車と前記内歯歯車との間に配される複数の遊星歯車と、
前記内歯歯車が嵌合されるハウジングと、
を備える遊星歯車機構であって、
前記内歯歯車の外周面には、径方向外側に向かって突出する突起が周方向に間隔を空けて複数設けられ、かつ、前記ハウジングの内周面には、複数の前記突起がそれぞれ遊嵌可能な嵌合凹部が複数設けられると共に、
複数の前記突起と前記嵌合凹部の間には、前記嵌合凹部に嵌合されるダンパー部材がそれぞれ配されることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、内歯歯車に設けられた突起と、ハウジングの内周面に設けられた嵌合凹部との間にダンパー部材が配されるため、内歯歯車とハウジングとの間での摩擦が抑制され、かつ、これらの衝突による衝突音の発生が抑制される。また、ダンパー部材はハウジングの内周面に設けられた嵌合凹部に嵌合されるため、内歯歯車の影響により、ダンパー部材の位置ずれが生じてしまうことを抑制することができる。
【0008】
前記ダンパー部材は、前記嵌合凹部の両側面及び底面に沿って接するように、前記嵌合凹部に嵌合されるとよい。
【0009】
これにより、ダンパー部材の位置ずれをより一層抑制することができる。
【0010】
前記ダンパー部材は、金属製の薄板により構成される薄板部と、前記薄板部の両面に設けられるゴム層とを備えるとよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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