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公開番号2025161044
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024063906
出願日2024-04-11
発明の名称印刷装置
出願人カシオ計算機株式会社
代理人個人
主分類B41J 11/00 20060101AFI20251017BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】カートリッジ交換時に歯車列のかみ合わせが適切に実行できる印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷装置は、テープへの印刷を行う印刷ヘッド121と、印刷が行われるときに印刷ヘッド121との間にテープが保持された状態で、テープを押圧しながら回転により搬送する押圧状態と、印刷ヘッド121から離間させた離間状態とのいずれかの状態に変更可能なプラテンローラ122と、プラテンローラ122を回転させる複数の歯車G6~G9から構成され、プラテンローラ122が離間状態のときにプラテンローラ122と共に印刷ヘッド121から離間される歯車列G6~G9と、プラテンローラ122が離間状態であるときに、歯車列G6~G9の少なくとも1つの歯車の動きを固定する固定機構140と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
テープへの印刷を行う印刷ヘッドと、
前記印刷が行われるときに前記印刷ヘッドとの間に前記テープが保持された状態で、前記テープを押圧しながら回転により搬送する押圧状態と、前記印刷ヘッドから離間させた離間状態との何れかの状態に変更可能なプラテンローラと、
前記プラテンローラを回転させる複数の歯車から構成され、前記プラテンローラが前記離間状態のときに前記プラテンローラと共に前記印刷ヘッドから離間される歯車列と、
前記プラテンローラが前記離間状態であるときに、前記歯車列の少なくとも1つの歯車の動きを固定する固定機構と、を備える、
ことを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記歯車列を駆動させる駆動歯車を更に備え、
前記固定機構は、前記駆動歯車から前記歯車列への動力伝達が解除されたときに、前記歯車列の少なくとも1つの歯車の動きを固定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記固定機構は、前記駆動歯車と直接噛み合う歯車と隣り合う歯車を停止させる、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記固定機構は、前記少なくとも1つの歯車と係合して、前記歯車列の動きを固定する固定部材を備える、
ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記固定部材は、ラック歯形である、
ことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記固定機構は、前記歯車列を保持するアームを備え、
前記アームは、前記歯車列を、前記駆動歯車と噛み合う位置と噛み合いを解除する位置に移動させる、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記アームは、前記歯車列を歯車の厚み方向から挟み込む一対のフレームを備える、
ことを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、テープ部材に印刷してラベルを製作する印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
インクリボンのインクをテープ部材に印刷してラベルを制作する印刷装置として、例えば、特許文献1が開示する熱転写方式の印刷装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-48198号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された印刷装置において、テープカセット(カートリッジ)を交換するとき、カセットカバーを開放するとプラテンホルダが待機位置に移動される。プラテンホルダが待機位置に移動することにより、テープカセットを装着部に対して脱着させる。しかしながら、プラテンホルダが待機位置にあるときに、プラテンローラを回転させる歯車列は、歯車列を駆動させる駆動歯車とは噛み合っていないので、振動等により回転することがある。回転された状態で、再びカセットカバーを閉じると、プラテンローラを回転させる歯車列と駆動歯車との噛み合わせがしづらいという問題がある。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、カートリッジ交換時に歯車列のかみ合わせが適切に実行できる印刷装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の印刷装置は、テープへの印刷を行う印刷ヘッドと、
前記印刷が行われるときに前記印刷ヘッドとの間に前記テープが保持された状態で、前記テープを押圧しながら回転により搬送する押圧状態と、前記印刷ヘッドから離間させた離間状態との何れかの状態に変更可能なプラテンローラと、
前記プラテンローラを回転させる複数の歯車から構成され、前記プラテンローラが前記離間状態のときに前記プラテンローラと共に前記印刷ヘッドから離間される歯車列と、
前記プラテンローラが前記離間状態であるときに、前記歯車列の少なくとも1つの歯車の動きを固定する固定機構と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、カートリッジ交換時に歯車列のかみ合わせが適切に実行できる印刷装置を提供することできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態に係る印刷装置の斜視図。
印刷装置にテープカートリッジを取り付けた状態を示した平面図。
プラテンローラとリボン巻取軸の駆動機構の動きを示す模式図。
駆動機構の一部の斜視図
固定機構の構成を示す模式図。
(a)は、固定機構による歯車列の固定が解除された状態を示す模式図であり、(b)は、固定機構によって歯車列が固定された状態を示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態に係る印刷装置について、図面を参照しながら説明する。なお、印刷装置を説明するにあたり、被印刷媒体が排出される方向をX軸、被印刷媒体と垂直な方向をY軸と、X軸及びY軸と直交するZ軸とが規定された直交座標系を適宜参照する。この直交座標系において、+X軸方向は被印刷媒体が排出される方向であり、+Y軸方向は印刷装置の上方側である。
【0010】
本発明の実施の形態に係る印刷装置は、印刷用テープに文字、数字、記号、絵文字や図形等(以下、「印刷パターン」という。)を印刷する、テーププリンタ(ラベルプリンタ)である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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