TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025162314
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-27
出願番号
2024065527
出願日
2024-04-15
発明の名称
電子機器、入力制御方法、及びプログラム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/03 20060101AFI20251020BHJP(計算;計数)
要約
【課題】煩雑な操作を行うことなく、1つのタッチペンで複数の機能(態様)を実現可能とする。
【解決手段】タッチパネル15は、タッチパネル15に対して互いに異なる電気的特性を付与する第1のペン先32aと第2のペン先32bとを有するタッチペン30による入力操作を受け付ける。ペン先識別部102は、タッチペン30による入力操作が第1のペン先32aによるものか、第2のペン先32bによるものかを識別する。モード設定部104は、複数の受付モードの中から、いずれか1つの受付モードを選択的にタッチペン30に設定する。表示制御部104は、第1のペン先32aまたは第2のペン先32bのいずれかによる入力操作といずれか1つの受付モードとに基づいて、表示部14の表示内容を制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
接触対象に対して互いに異なる電気的特性を付与する第1端部と第2端部とを有するタッチペンによる入力操作を受け付けるタッチパネルと、
前記入力操作が行われたときに当該入力操作が前記第1端部によるものか前記第2端部によるものかを識別するペン先識別部と、
前記タッチペンによる前記第1端部を用いた前記入力操作と前記第2端部を用いた前記入力操作とを互いに異なる前記入力操作として受け付ける受付モードであって、所定の複数の受付モードの中から、いずれか1つの受付モードを選択的に前記タッチパネルに対して設定するモード設定部と、
前記ペン先識別部により識別された前記第1端部または前記第2端部のいずれかによる前記入力操作と前記モード設定部により設定された前記いずれか1つの受付モードとに基づいて、表示部の表示内容を制御する表示制御部と、
を備えることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記表示制御部は、
前記第1端部による前記入力操作が行われた場合には、前記モード設定部により設定された前記いずれか1つの受付モードに登録されている第1の機能で、前記第2端部による前記入力操作が行われた場合には、前記いずれか1つのモードに登録されている第2の機能で、前記表示部の表示内容を制御する、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記表示制御部は、
前記第1端部による前記入力操作が行われたときに前記第1の機能での描画を行い、前記第2端部による前記入力操作が行われたときに前記第2の機能で、前記第1の機能で描画された内容の削除操作を行う、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記表示制御部は、
前記第1端部による前記入力操作が行われたときに前記第1の機能での描画を行い、前記第2端部による前記入力操作が行われたときに前記第2の機能での描画を行う、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項5】
前記第1端部と前記第2端部は、前記タッチパネルに接触させた際、前記タッチパネルでの静電容量の変化を異ならせる部材で構成されている、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記第1端部と前記第2端部は、前記タッチパネルに接触させた際、前記タッチパネルでの静電容量の変化を異ならせる形状の部材から構成されている、
を備えることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記第1端部と前記第2端部は、前記タッチパネルに接触させた際、前記タッチパネルでの静電容量の変化を異ならせる素材の部材から構成されている、
を備えることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項8】
複数のタッチペンの中から、前記タッチパネルに接触させた際の前記タッチパネルでの静電容量の変化の差異に基づいて、どのタッチペンであるかを判定するペン判定部を更に備え、
前記表示制御部は、
前記ペン判定部により第1のタッチペンであると判定されると、前記モード設定部により設定された第1の受付モードに基づいて前記表示部の表示内容を制御し、第2のタッチペンであると判定されると、前記モード設定部により設定された第2の受付モードに基づいて前記表示部の表示内容を制御する、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
前記タッチパネルは、静電容量式のタッチパネルであり、前記ペン先識別部は、前記タッチパネルの静電容量の変化に基づいて、前記タッチペンによる入力操作が前記第1端部によるものか前記第2端部によるものかを識別する、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
電子機器の制御部による入力制御方法であって、
接触対象に対して互いに異なる電気的特性を付与する第1端部と第2端部とを有するタッチペンによる入力操作をタッチパネルで受け付けるステップと、
前記入力操作が行われたときに当該入力操作が前記第1端部によるものか前記第2端部によるものかを識別するステップと、
前記タッチペンによる前記第1端部を用いた前記入力操作と前記第2端部を用いた前記入力操作とを互いに異なる前記入力操作として受け付ける受付モードであって、所定の複数の受付モードの中から、いずれか1つの受付モードを選択的に前記タッチパネルに対して設定するステップと、
前記第1端部または前記第2端部のいずれかによる前記入力操作と前記いずれか1つの受付モードとに基づいて、表示部の表示内容を制御するステップと、
を含むことを特徴とする入力制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、入力制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ペン入力装置として、例えば、ペンの両端に書き込み用と消去用の太さの異なるペン先を設け、ペン先の太さに応じてそれぞれ異なる処理を行う技術が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平07-200133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述したペン入力装置においては、それぞれのペン先の太さに応じた特定の処理が行われるようになっているに過ぎないため、様々な入力状況には対応することができないという問題があった。
【0005】
そこで本発明は、煩雑な操作を行うことなく、1つのタッチペンで複数の機能(態様)を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る電子機器は、接触対象に対して互いに異なる電気的特性を付与する第1端部と第2端部とを有するタッチペンによる入力操作を受け付けるタッチパネルと、前記入力操作が行われたときに当該入力操作が前記第1端部によるものか前記第2端部によるものかを識別するペン先識別部と、前記タッチペンによる前記第1端部を用いた前記入力操作と前記第2端部を用いた前記入力操作とを互いに異なる前記入力操作として受け付ける受付モードであって、所定の複数の受付モードの中から、いずれか1つの受付モードを選択的に前記タッチパネルに対して設定するモード設定部と、前記ペン先識別部により識別された前記第1端部または前記第2端部のいずれかによる前記入力操作と前記モード設定部により設定された前記いずれか1つの受付モードとに基づいて、表示部の表示内容を制御する表示制御部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
この発明に係る入力制御方法は、電子機器の制御部による入力制御方法であって、接触対象に対して互いに異なる電気的特性を付与する第1端部と第2端部とを有するタッチペンによる入力操作をタッチパネルで受け付けるステップと、前記入力操作が行われたときに当該入力操作が前記第1端部によるものか前記第2端部によるものかを識別するステップと、前記タッチペンによる前記第1端部を用いた前記入力操作と前記第2端部を用いた前記入力操作とを互いに異なる前記入力操作として受け付ける受付モードであって、所定の複数の受付モードの中から、いずれか1つの受付モードを選択的に前記タッチパネルに対して設定するステップと、前記第1端部または前記第2端部のいずれかによる前記入力操作と前記いずれか1つの受付モードとに基づいて、表示部の表示内容を制御するステップと、を含むことを特徴とする。
【0008】
この発明に係るプログラムは、制御部を備える機器のコンピュータに、接触対象に対して互いに異なる電気的特性を付与する第1端部と第2端部とを有するタッチペンによる入力操作をタッチパネルで受け付ける入力操作受付機能、前記入力操作が行われたときに当該入力操作が前記第1端部によるものか前記第2端部によるものかを識別するペン先識別機能、前記タッチペンによる前記第1端部を用いた前記入力操作と前記第2端部を用いた前記入力操作とを互いに異なる前記入力操作として受け付ける受付モードであって、所定の複数の受付モードの中から、いずれか1つの受付モードを選択的に前記タッチペンに対して設定するモード設定機能、前記ペン先識別機能により識別された前記第1端部または前記第2端部のいずれかによる前記入力操作と前記モード設定機能により設定された前記いずれか1つの受付モードとに基づいて、表示部の表示内容を制御する表示制御機能、を実現させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、煩雑な操作を行うことなく、1つのタッチペンで複数の機能(態様)を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態によるハンディターミナルとタッチペンの構成を示す外観図である。
本第1実施形態によるハンディターミナルで用いられるタッチペンのペン先の部材の一例を示す概念図である。
本第1実施形態によるハンディターミナルの構成を示すブロック図である。
本第1実施形態によるハンディターミナルでのペン先の識別動作を説明するための概念図である。
本第1実施形態によるハンディターミナルでタッチペンに設定可能なモード(ペン先の機能(態様)の組み合わせ)の一例を示す概念図である。
本第1実施形態によるハンディターミナルのタッチペン検出処理を説明するためのフローチャートである。
本発明の第2実施形態によるハンディターミナルと2つのタッチペンの構成を示す外観図である。
本第2実施形態によるハンディターミナルで用いられる2つのタッチペンのペン先の部材の一例を示す概念図である。
本第2実施形態によるハンディターミナルの構成を示すブロック図である。
本第2実施形態によるハンディターミナルでのペン先の識別動作を説明するための概念図である。
本第2実施形態によるハンディターミナルでタッチペンに設定可能なモード(ペン先の機能(態様)の組み合わせ)の一例を示す概念図である。
本第2実施形態によるハンディターミナルでのタッチペン識別処理を説明するためのフローチャートである。
本第2実施形態によるハンディターミナルの第1のタッチペンでのタッチペン検出処理を説明するためのフローチャートである。
本第2実施形態によるハンディターミナルの第2のタッチペンでのタッチペン検出処理を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
カシオ計算機株式会社
印刷装置
5日前
カシオ計算機株式会社
電子装置
13日前
カシオ計算機株式会社
光源装置及び投影装置
今日
カシオ計算機株式会社
報知システム及び報知方法
15日前
カシオ計算機株式会社
調整装置、方法及びプログラム
13日前
カシオ計算機株式会社
機器、制御方法およびプログラム
22日前
カシオ計算機株式会社
発音装置、発音方法及びプログラム
15日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、方法およびプログラム
15日前
カシオ計算機株式会社
電子機器、通知制御方法及びプログラム
14日前
カシオ計算機株式会社
検索装置、検索方法、及び、プログラム
5日前
カシオ計算機株式会社
電子機器、入力制御方法、及びプログラム
2日前
カシオ計算機株式会社
印刷装置、ラベル作成方法及びプログラム
5日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
15日前
カシオ計算機株式会社
軌跡生成方法、軌跡生成装置及びプログラム
15日前
カシオ計算機株式会社
情報処理方法、プログラム及び情報処理装置
22日前
カシオ計算機株式会社
活動支援方法、プログラム及び活動支援装置
22日前
カシオ計算機株式会社
人材管理装置、人材管理方法、及びプログラム
15日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、印刷装置、方法およびプログラム
15日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、演奏装置、方法およびプログラム
14日前
カシオ計算機株式会社
電子機器、電源供給状態表示方法およびプログラム
12日前
カシオ計算機株式会社
カバー付き電子機器
5日前
カシオ計算機株式会社
スイッチ装置および時計
15日前
カシオ計算機株式会社
スタンド、鍵盤楽器セット
12日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、情報制御方法、及び、プログラム
1日前
カシオ計算機株式会社
音量制御装置、電子楽器、音量制御方法及びプログラム
12日前
個人
詐欺保険
15日前
個人
縁伊達ポイン
15日前
個人
RFタグシート
2日前
個人
地球保全システム
28日前
個人
QRコードの彩色
19日前
個人
自動調理装置
1日前
個人
冷凍食品輸出支援構造
1か月前
個人
為替ポイント伊達夢貯
1か月前
個人
残土処理システム
21日前
個人
表変換編集支援システム
1か月前
個人
農作物用途分配システム
14日前
続きを見る
他の特許を見る