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公開番号
2025161137
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024064059
出願日
2024-04-11
発明の名称
ウェザストリップ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60J
10/246 20160101AFI20251017BHJP(車両一般)
要約
【課題】車体への組付け性を損なうことなく、車室内に侵入する音を低減することができるウェザストリップを得る。
【解決手段】ウェザストリップ10は、車体側部12に設けられた車体ドア開口部14の周縁部に配置されたフランジ部16に取付けられる断面略U字型の取付基部24と、取付基部24における車外側側壁部28の車室外側に一体に設けられ、ドア閉止時に弾性変形してフランジ部16とドア本体との間をシールするシール部38と、取付基部24における車内側側壁部30の端部に設けられ、車外側側壁部28との間にフランジ部16を弾性的に把持する抜止め用のリップ部42と、車内側側壁部30において車外側側壁部28と対向する位置でかつリップ部42より取付基部24の底壁部26側に形成され、フランジ部16側へ突出されると共に先端部とフランジ部16との間に隙間46が設けられた複数の突出部44と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車体側部に設けられた車体ドア開口部の周縁部に配置されたフランジ部に取付けられる断面略U字型の取付基部と、
前記取付基部における車外側側壁部の車室外側に一体に設けられ、ドア閉止時に弾性変形して前記フランジ部とドア本体との間をシールするシール部と、
前記取付基部における車内側側壁部の端部に設けられ、前記車外側側壁部との間に前記フランジ部を弾性的に把持する抜止め用のリップ部と、
前記車内側側壁部において前記車外側側壁部と対向する位置でかつ前記リップ部より前記取付基部の底壁部側に形成され、前記フランジ部側へ突出されると共に先端部と前記フランジ部との間に隙間が設けられた複数の突出部と、
を有するウェザストリップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のドアと車体側との間をシールするウェザストリップに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、車両のドアと車体側との間には、雨水やほこりの侵入、風切り音といった騒音やドアの振動などを遮断するウェザストリップが配設されている。
【0003】
その一例として、下記特許文献1には、自動車用ウェザストリップ(ドアオープニングウェザストリップ)が開示されている。簡単に説明すると、この先行技術では、車体開口部のフランジに取付けられる断面U字形の取付基部の底部に、スポンジ材料からなるシーラント部材が接着されている。当該構造とすることにより、取付基部内からの音の侵入を防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-205846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記先行技術における自動車用ウェザストリップは、ウェザストリップ内に騒音軽減を目的としたスポンジ材が接着されており、組付け時にスポンジ部分がフランジに接触していないと十分な騒音軽減効果を得られず、又組付けにくいという課題があった。
【0006】
本発明は上記事実を考慮し、車体への組付け性を損なうことなく、車室内に侵入する音を低減することができるウェザストリップを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の本発明に係るウェザストリップは、車体側部に設けられた車体ドア開口部の周縁部に配置されたフランジ部に取付けられる断面略U字型の取付基部と、前記取付基部における車外側側壁部の車室外側に一体に設けられ、ドア閉止時に弾性変形して前記フランジ部とドア本体との間をシールするシール部と、前記取付基部における車内側側壁部の端部に設けられ、前記車外側側壁部との間に前記フランジ部を弾性的に把持する抜止め用のリップ部と、前記車内側側壁部において前記車外側側壁部と対向する位置でかつ前記リップ部より前記取付基部の底壁部側に形成され、前記フランジ部側へ突出されると共に先端部と前記フランジ部との間に隙間が設けられた複数の突出部と、を有している。
【0008】
請求項1記載の本発明によれば、取付基部内の空間に対して突き出た複数の突出部によって、車内側側壁に拡張空間部が形成される。また、突出部における先端部とフランジ部との間に隙間が設けられているため、取付基部における底壁部からリップ部を連通する連通部が形成される。
【0009】
車両走行時、車体に加わる風圧によって、風切り音がボデー骨格部材の内部を通過し、ロッカ内の外側下方からフランジ部に到達することがある。さらに、風切り音は取付基部とフランジ部が形成する空間を通って車室に向かって伝搬しようとする。
【0010】
この時、取付基部内に設けられている複数の突出部と取付基部とで形成された拡張空間部或いは複数の突出部間に形成された空間部に音の一部が伝搬する。伝搬された音は、取付基部の車内側側壁や突出部に反射されることで、拡張空間部又は空間部に伝搬された音同士で打消し合うと共に、連通部に伝搬された音とも打消し合う。これによって、反射された音と車室内に向かうように伝搬される音とが干渉を起こすことで消音効果が得られる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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