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公開番号2025161160
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024064115
出願日2024-04-11
発明の名称箔打ち準備体、箔打ち準備用袋、及び、箔打ち方法
出願人株式会社今井金箔
代理人個人
主分類B21C 37/02 20060101AFI20251017BHJP(本質的には材料の除去が行なわれない機械的金属加工;金属の打抜き)
要約【課題】金属シートを効率的に箔打ちすることができる箔打ち準備体を提供する。
【解決手段】 本実施形態における箔打ち準備体は、金属シートと、当該金属シートの箔打ちに用いられる箔打紙とを交互に重ねた積層体と、前記積層体を包み込む布製の固定部材とを有し、前記固定部材を構成する生地は、アラミド繊維を含む。好適には、前記固定部材は、前記積層体において、前記箔打紙と前記金属シートとが積み重ねられる方向を上とした場合に、前記積層体を上から覆う蓋部と、前記積層体を下から覆う底部とからなり、前記蓋部と前記底部とは、着脱可能な留め具により互いに接着し、前記積層体は、前記蓋部と前記底部との接着により押圧される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
金属シートと、当該金属シートの箔打ちに用いられる箔打紙とを交互に重ねた積層体と、
前記積層体を包み込む布製の固定部材と
を有し、
前記固定部材を構成する生地は、アラミド繊維を含む
箔打ち準備体。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記固定部材は、前記積層体において、前記箔打紙と前記金属シートとが積み重ねられる方向を上とした場合に、前記積層体を上から覆う蓋部と、前記積層体を下から覆う底部とからなり、
前記蓋部と前記底部とは、着脱可能な留め具により互いに接着し、
前記積層体は、前記蓋部と前記底部との接着により押圧される
請求項1に記載の箔打ち準備体。
【請求項3】
金属シートと、当該金属シートの箔打ちに用いられる箔打紙とを交互に重ねた積層体を圧縮する圧縮工程と、
前記圧縮工程において、圧縮された状態の積層体の形状を、袋状の固定部材により固定する固定工程と、
前記固定工程おいて、圧縮された状態で、固定部材により固定された積層体を箔打ちする箔打ち工程と
を有する箔打ち方法。
【請求項4】
前記袋状の固定部材は、アラミド繊維を含む
請求項3に記載の箔打ち方法。
【請求項5】
前記固定部材は、前記固定部材に設けられた着脱可能な留め具により袋を形成し、
前記固定工程において、圧縮された状態の前記積層体の形状に沿って、前記固定部材の留め具を留める
請求項3に記載の箔打ち方法。
【請求項6】
前記留め具は、面ファスナーであり、
前記固定部材は、前記面ファスナーの接着により袋を形成する
請求項5に記載の箔打ち方法。
【請求項7】
金属シートと、当該金属シートの箔打ちに用いられる箔打紙とを交互に重ねた積層体を包む袋状の固定部材と、
前記固定部材に設けられた着脱可能な留め具と
を有し、
前記留め具は、当該留め具の接着位置により、前記積層体の収容空間の大きさを変更し、
前記固定部材は、アラミド繊維を含む
箔打ち準備用袋。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、箔打ち準備体、箔打ち準備用袋、及び、箔打ち方法に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、所定寸法に切断された金箔(1)の周縁に細い幅で面接触する接触縁(5)を備えた保持枠(3)を用い、その接触縁(5)に付着している水ないし水溶性糊剤を含む水により、金箔(1)の周縁部を接触縁(5)との間に間紙(2)を存在させた状態で付着させて、当該金箔の取出し、搬送を行うことを特徴とする、金箔のハンドリング方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-267998号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、効率的に箔打ちすることができる金属シートの箔打ち準備体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る箔打ち準備体は、金属シートと、当該金属シートの箔打ちに用いられる箔打紙とを交互に重ねた積層体と、前記積層体を包み込む布製の固定部材とを有し、前記固定部材を構成する生地は、アラミド繊維を含む。
【0006】
好適には、前記固定部材は、前記積層体において、前記箔打紙と前記金属シートとが積み重ねられる方向を上とした場合に、前記積層体を上から覆う蓋部と、前記積層体を下から覆う底部とからなり、前記蓋部と前記底部とは、着脱可能な留め具により互いに接着し、前記積層体は、前記蓋部と前記底部との接着により押圧される。
【0007】
本発明に係る箔打ち方法は、金属シートと、当該金属シートの箔打ちに用いられる箔打紙とを交互に重ねた積層体を圧縮する圧縮工程と、前記圧縮工程により圧縮された状態の積層体の形状を、袋状の固定部材により固定する固定工程と、前記固定工程おいて、圧縮された状態で、固定部材により固定された積層体を箔打ちする箔打ち工程とを有する。
【0008】
好適には、前記袋状の固定部材は、アラミド繊維を含む。
【0009】
好適には、前記固定部材は、前記固定部材に設けられた着脱可能な留め具により袋を形成し、前記固定工程において、圧縮された状態の前記積層体の形状に沿って、前記固定部材の留め具を留める。
【0010】
好適には、前記留め具は、面ファスナーであり、前記固定部材は、前記面ファスナーの接着により袋を形成する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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