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公開番号2025161872
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2025135170
出願日2025-08-14
発明の名称端末、基地局及び通信方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04W 28/16 20090101AFI20251017BHJP(電気通信技術)
要約【課題】無線通信システムにおいて、QoSフロー単位によるビットレート制御を行うこと。
【解決手段】端末は、無線ベアラとQoSフロー識別子の組み合わせにより指定されるQoSフローのリストを含む設定情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを基地局から受信し、前記リスト内のQoSフローに対するビットレートのインデックスを含むか否かを示すビットと、該ビットに対応するインデックスとを含む、上りリンクのレートを制御する制御情報を含むMAC(Medium Access Control) CE(Control Element)メッセージを前記基地局から受信する受信部と、前記設定情報と前記制御情報に基づいて、QoSフロー単位で上りリンクのビットレートを制御する制御部と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
無線ベアラとQoSフロー識別子の組み合わせにより指定されるQoSフローのリストを含む設定情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを基地局から受信し、
前記リスト内のQoSフローに対するビットレートのインデックスを含むか否かを示すビットと、該ビットに対応するインデックスとを含む、上りリンクのレートを制御する制御情報を含むMAC(Medium Access Control) CE(Control Element)メッセージを前記基地局から受信する受信部と、
前記設定情報と前記制御情報に基づいて、QoSフロー単位で上りリンクのビットレートを制御する制御部と、
を備える端末。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記リスト内のQoSフローに対する、自装置が送信する又は送信可能であるビットレートのインデックスを含むか否かを示すビットと、該ビットに対応するインデックスとを含む、上りリンクのレートを制御する制御情報を含むMAC CEメッセージを前記基地局に送信する送信部を更に備える、
請求項1に記載の端末。
【請求項3】
前記制御部は、規格で定義されたテーブルを使用して、前記インデックスに対応する前記ビットレートを取得する、
請求項1に記載の端末。
【請求項4】
前記制御部は、MAC CEの識別子ごとに設定されたテーブルを使用して、前記インデックスに対応する前記ビットレートを取得する、
請求項1に記載の端末。
【請求項5】
無線ベアラとQoSフロー識別子の組み合わせにより指定されるQoSフローのリストを含む設定情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを端末に送信する送信部と、
前記リスト内のQoSフローに対するビットレートの少なくとも一つを設定し、設定した前記ビットレートのインデックスを含むか否かを示すビットと、該ビットに対応するインデックスとを含む、上りリンクのレートを制御する制御情報を含むMAC(Medium Access Control) CE(Control Element)メッセージを生成する制御部と、
を備え、
前記送信部は、生成した前記MAC CEメッセージを前記端末に送信する、
基地局。
【請求項6】
無線ベアラとQoSフロー識別子の組み合わせにより指定されるQoSフローのリストを含む設定情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを基地局から受信するステップと、
前記リスト内のQoSフローに対するビットレートのインデックスを含むか否かを示すビットと、該ビットに対応するインデックスとを含む、上りリンクのレートを制御する制御情報を含むMAC(Medium Access Control) CE(Control Element)メッセージを前記基地局から受信するステップと、
前記設定情報と前記制御情報に基づいて、QoSフロー単位で上りリンクのビットレートを制御するステップと、
を端末が実行する通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システムにおける端末、基地局及び通信方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
3GPP(登録商標)規格に基づく無線通信システムであるNR(New Radio)(「5G」ともいう)及びNRの後継のシステム(例えば「6G」)においては、要求条件として、大容量のシステム、高速なデータ伝送速度、低遅延、多数の端末の同時接続、低コスト、省電力等を満たす技術が検討されている。
【0003】
NRでは、LTE(Long Term Evolution)のネットワークアーキテクチャにおけるコアネットワークであるEPC(Evolved Packet Core)に対応する5GC(5G Core Network)及びLTEのネットワークアーキテクチャにおけるRAN(Radio Access Network)であるE-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)に対応するNG-RAN(Next Generation - Radio Access Network)を含むネットワークアーキテクチャが検討されている(例えば非特許文献1)。
が重要である。
【0004】
また、3GPP Rel-19では、遅延に敏感である拡張現実(eXtended Reality(XR))に対する通信において、ネットワークの輻輳を解消するための手段に関して議論されている。ここで、上りリンク(Uplink(UL))のレート制御に対して、ネットワークの輻輳時にULのデータ速度を制限するためのMAC(Medium Access Control) CE(Control Element)として(MAC CEについては非特許文献2を参照可能)、UL Rate Control MAC CEを導入することが合意されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
3GPP TS 38.300 V18.6.0(2025-06)
3GPP TS 38.321 V18.6.0(2025-06)
3GPP TS 38.331 V18.6.0(2025-06)
3GPP TSG-RAN WG2 R2-2503558
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
3GPPでは、上りリンク通信におけるビットレート制御の手段として、UL Rate Control MAC CEによるデータ速度制限をQoS(Quality of Service)フロー単位で行うことが合意されたが、制限対象のQoSフローを指定する方法に関しては、現在議論中であり、規定されていない。
【0007】
1つのPDU(Protocol Data Unit)セッションの中には、複数のDRB(Data Radio Bearer、データ無線ベアラ)が存在し、1つのDRBの中にQFI(QoS Flow ID)が一意に設定される。ここで、PDUセッションID(8 bit)とQFI(6 bit)を指定することによって、QoSフローを一意に指定することが可能であるが、DRB ID(5 bit)とQFI(6 bit)を用いることで、より少ないビット数でQoSフローを一意に指定することが可能である。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、無線通信システムにおいて、QoSフロー単位によるビットレート制御を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
開示の技術によれば、無線ベアラとQoSフロー識別子の組み合わせにより指定されるQoSフローのリストを含む設定情報を含むRRC(Radio Resource Control)メッセージを基地局から受信し、前記リスト内のQoSフローに対するビットレートのインデックスを含むか否かを示すビットと、該ビットに対応するインデックスとを含む、上りリンクのレートを制御する制御情報を含むMAC(Medium Access Control) CE(Control Element)メッセージを前記基地局から受信する受信部と、前記設定情報と前記制御情報に基づいて、QoSフロー単位で上りリンクのビットレートを制御する制御部と、を備える端末が提供される。
【発明の効果】
【0010】
開示の技術によれば、無線通信システムにおいて、QoSフロー単位によるビットレート制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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