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公開番号
2025129825
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026733
出願日
2024-02-26
発明の名称
データ修復機能を有する回路システム
出願人
株式会社不二越
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
11/10 20060101AFI20250829BHJP(計算;計数)
要約
【課題】データの異常を低コストで修復できる回路システムを提供する。
【解決手段】回路システム(1)のFPGA(10)は、記憶回路(20)から第1データ(21)及び第2データ(22)を取得し回路を構築する構築部(12)と、第1データ及び第2データの論理値が異なる場合に論理値の大小関係に従って何れに異常があるかを検出する検出部(112)と、検出部が異常を検出した場合に記憶回路の異常が検出されたデータのビットを当該ビットの論理値と異なる論理値に修復する修復部(113)とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
FPGAと、
前記FPGAに接続され、第1データ及び前記第1データのバックアップデータである第2データを記憶する記憶回路と、
を備え、
前記FPGAは、
前記記憶回路から前記第1データ及び前記第2データを取得し、取得したデータが示す回路を構築する構築部と、
前記構築部が取得した前記第1データ及び前記第2データにおける所定箇所の論理値が異なる場合に、前記論理値の大小関係に従って前記第1データと前記第2データとのうちいずれに異常があるかを検出する検出部と、
前記検出部が異常を検出した場合に、前記記憶回路に記憶されている前記第1データと前記第2データとのうち異常が検出されたデータの前記所定箇所における論理値が異なるビットを前記ビットの論理値と異なる論理値に修復する修復部と、
を有することを特徴とするデータ修復機能を有する回路システム。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記検出部は、前記第1データと前記第2データとのうち論理値が大きい方のデータに異常があると検出し、
前記修復部は、前記検出部が異常を検出した場合に、前記記憶回路に記憶されている前記第1データと前記第2データとのうち異常が検出されたデータの前記所定箇所における論理値が異なるビットを前記ビットより小さい論理値に修復することを特徴とする請求項1に記載のデータ修復機能を有する回路システム。
【請求項3】
前記検出部は、前記第1データと前記第2データとの前記所定箇所に対してそれぞれサム値を算出し、算出した前記サム値のうち論理値が大きい値に対応するデータに異常があると検出することを特徴とする請求項2に記載のデータ修復機能を有する回路システム。
【請求項4】
前記検出部は、前記第1データと前記第2データとのそれぞれに対して前記第1データと前記第2データとの前記所定箇所における論理値同士の排他的論理和との論理積を算出し、算出した論理値が大きい値に対応するデータに異常があると検出することを特徴とする請求項2に記載のデータ修復機能を有する回路システム。
【請求項5】
第1データを取得し、取得した前記第1データが示す回路を構築するFPGAと、
前記FPGAに接続され、前記第1データ及び前記第1データのバックアップデータである第2データを記憶する記憶回路と、
を備え、
前記第1データは、
前記第1データ及び前記第2データにおける所定箇所の論理値が異なる場合に、前記論理値の大小関係に従って前記第1データと前記第2データとのうちいずれに異常があるかを検出する機能に関する検出情報と、
前記異常が検出された場合に、前記第1データと前記第2データとのうち異常が検出されたデータの前記所定箇所における論理値が異なるビットを前記ビットの論理値と異なる論理値に修復する機能に関する修復情報と、
を含むことを特徴とするデータ修復機能を有する回路システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、FPGA(Field Programmable Gate Array)及び記憶回路を備え、FPGAが記憶回路から取得したデータを修復する機能を有する回路システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、FPGAが回路を構築するために取得するデータを修復する機能を有する回路システムが知られている。
【0003】
これに関し、特許文献1に、FPGAと、FPGAに展開する回路情報を記憶可能な第1メモリ及び第1メモリと同じデータを記憶した第2メモリと、第1メモリと第2メモリとから読み出した回路情報を比較する比較器とを備える装置が開示されている。
【0004】
また、特許文献2に、FPGAに展開するためのコンフィグレーションデータをn行m列に分割し、分割したデータに対して誤り訂正符号化を行い、冗長検査ビットを追加する誤り訂正回路がFPGAに設けられている構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-109764号公報
特許第7028505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、FPGA及びメモリとは別に第1メモリと第2メモリとの内容を比較するための外部回路が必要となるため、回路規模の増大に伴って製造コストや開発コストが増大してしまうという問題があった。
【0007】
また、特許文献2に記載の技術では、FPGAに展開するデータにおける異常(誤り)の有無を検出するための回路がFPGA内に設けられるものの、FPGAの回路規模が増大するため、やはり製造コストや開発コストが増大してしまうという問題があった。
【0008】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、FPGAが取得し回路を構築するデータの異常を低コストで修復できる回路システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明のデータ修復機能を有する回路システムは、FPGAと、前記FPGAに接続され、第1データ及び前記第1データのバックアップデータである第2データを記憶する記憶回路と、を備え、前記FPGAは、前記記憶回路から前記第1データ及び前記第2データを取得し、取得したデータが示す回路を構築する構築部と、前記構築部が取得した前記第1データ及び前記第2データにおける所定箇所の論理値が異なる場合に、前記論理値の大小関係に従って前記第1データと前記第2データとのうちいずれに異常があるかを検出する検出部と、前記検出部が異常を検出した場合に、前記記憶回路に記憶されている前記第1データと前記第2データとのうち異常が検出されたデータの前記所定箇所における論理値が異なるビットを前記ビットの論理値と異なる論理値に修復する修復部と、を有する。
【0010】
また、前記検出部は、前記第1データと前記第2データとのうち論理値が大きい方のデータに異常があると検出し、前記修復部は、前記検出部が異常を検出した場合に、前記記憶回路に記憶されている前記第1データと前記第2データとのうち異常が検出されたデータの前記所定箇所における論理値が異なるビットを前記ビットより小さい論理値に修復する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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