TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025071672
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2023182047
出願日2023-10-23
発明の名称定着装置及び画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250428BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画像品位を向上させる。
【解決手段】カラープリンタ1は、記録媒体Pに画像を形成する画像形成ユニット14と、定着器20とを設け、定着器20は、主走査方向Drmに沿って複数個が並び互いに分割された抵抗体40を有し、主走査方向Drmに隣接する抵抗体40同士の間に抵抗体間隙間GPが形成されたヒータ31と、ヒータ31によって加熱される定着ベルト30と、定着ベルト30の外周面と接触する加圧ローラ32と、ヒータ31と定着ベルト30との間に設けられた熱拡散部材36とを設け、熱拡散部材36は、抵抗体40における主走査方向Drmの中央部に対応する位置において、主走査方向Drmに関し抵抗体40毎に互いに分割されて配置された突起部49を有する。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
主走査方向に沿って複数個が並び互いに分割された発熱部を有し、前記主走査方向に隣接する前記発熱部同士の間に発熱部間領域が形成されたヒータと、
前記ヒータによって加熱されるベルトと、
前記ベルトの外周面と接触する加圧部材と、
前記ヒータと前記ベルトとの間に設けられた熱拡散部材と
を有し、
前記熱拡散部材は、前記発熱部における前記主走査方向の中央部に対応する位置において、前記主走査方向に関し前記発熱部毎に互いに分割されて配置された突起部を有する
定着装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記突起部は、前記発熱部における前記主走査方向の中央部と同一の前記主走査方向の位置に中央部が位置している
請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記突起部は、前記主走査方向の長さが前記発熱部の前記主走査方向の長さよりも短い
請求項1に記載の定着装置。
【請求項4】
前記突起部は、前記主走査方向の長さが前記発熱部の前記主走査方向の長さの16~60[%]である
請求項3に記載の定着装置。
【請求項5】
前記突起部は、矩形状である
請求項1に記載の定着装置。
【請求項6】
前記突起部は、前記主走査方向の中央部の高さが、前記主走査方向の両端部の高さよりも高い
請求項1に記載の定着装置。
【請求項7】
前記熱拡散部材は、
前記主走査方向に延びる薄板状の板状部と、
前記板状部における、前記主走査方向に直交する副走査方向の一端側及び他端側から立設する側壁部と、
前記側壁部から立設する前記突起部と
を有する請求項1に記載の定着装置。
【請求項8】
前記熱拡散部材は、アルミニウムにより形成されている
請求項1に記載の定着装置。
【請求項9】
媒体に画像を形成する画像形成ユニットと、
請求項1乃至請求項8の何れかに記載の定着装置と
を有する画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は定着装置及び画像形成装置に関し、例えば電子写真式の画像形成装置に搭載される定着器に適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式の画像形成装置においては、感光ドラムの表面を帯電させ、帯電された感光ドラムの表面を露光して静電潜像を形成し、該静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成し、該トナー像を媒体に転写して定着器により定着させるものが広く用いられている。そのような定着器としては、ヒータにより加熱されたベルトと、ベルトを押圧してベルトとの間でニップ部を形成する加圧部材とを有するものがある。
【0003】
画像形成装置が印刷する媒体には様々なサイズが存在する。これに対し画像形成装置は、ヒータにおける発熱部を主走査方向に沿って複数に分割し、それぞれの発熱部を独立してON/OFF制御するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-165076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、複数の発熱部から構成されるヒータは、発熱部同士の絶縁を確保するために、発熱部同士の間に間隔を空け、隣接する発熱部同士の間に発熱部間領域を設ける必要がある。この発熱部間領域は、発熱部を形成する発熱する抵抗発熱配線が存在しないため発熱量が少ない。このためベルトの温度が長手方向の一端から他端までに亘って一定にならず、長手方向で温度分布がばらつくことから定着画像のグロスむら(光沢ムラ)等が発生し画像品位が低下する場合があった。
【0006】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、画像品位を向上させ得る定着装置及び画像形成装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる課題を解決するため本発明の定着装置においては、主走査方向に沿って複数個が並び互いに分割された発熱部を有し、主走査方向に隣接する発熱部同士の間に発熱部間領域が形成されたヒータと、ヒータによって加熱されるベルトと、ベルトの外周面と接触する加圧部材と、ヒータとベルトとの間に設けられた熱拡散部材とを設け、熱拡散部材は、発熱部における主走査方向の中央部に対応する位置において、主走査方向に関し発熱部毎に互いに分割されて配置された突起部を有するようにした。
【0008】
また本発明の画像形成装置においては、媒体に画像を形成する画像形成ユニットと、述した定着装置とを設けるようにした。
【0009】
本発明は、発熱部における主走査方向の中央部から発生した熱を突起部により放熱し、発熱部における主走査方向の中央部の温度上昇を抑え、発熱部における主走査方向の中央部と、該発熱部に隣接する抵抗体間隙間との温度差を抑制でき、主走査方向の一端から他端までに亘ってベルトの表面温度を均一にできる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、発熱部における主走査方向の中央部から発生した熱を突起部により放熱し、発熱部における主走査方向の中央部の温度上昇を抑え、発熱部における主走査方向の中央部と、該発熱部に隣接する抵抗体間隙間との温度差を抑制でき、主走査方向の一端から他端までに亘ってベルトの表面温度を均一にでき、かくして画像品位を向上させ得る定着装置及び画像形成装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

沖電気工業株式会社
アンテナ
7日前
沖電気工業株式会社
電気機器
16日前
沖電気工業株式会社
線材保持具
4日前
沖電気工業株式会社
光導波路素子
2日前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
8日前
沖電気工業株式会社
貨幣取扱装置
9日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
10日前
沖電気工業株式会社
紙幣処理装置
7日前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
2日前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
2日前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
2日前
沖電気工業株式会社
光導波路素子
2日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
11日前
沖電気工業株式会社
光導波路素子
2日前
沖電気工業株式会社
棒金収納装置
16日前
沖電気工業株式会社
現金処理装置
16日前
沖電気工業株式会社
媒体処理装置
今日
沖電気工業株式会社
画像撮影システム
9日前
沖電気工業株式会社
定着装置及び画像形成装置
11日前
沖電気工業株式会社
定着装置及び画像形成装置
今日
沖電気工業株式会社
処理装置、プログラム及び方法
4日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置及び画像処理方法
2日前
沖電気工業株式会社
媒体識別装置及び媒体処理装置
4日前
沖電気工業株式会社
レーザー振動計及び振動測定方法
2日前
沖電気工業株式会社
通信装置、通信システム及び通信方法
11日前
沖電気工業株式会社
通信装置、通信方法およびプログラム
9日前
沖電気工業株式会社
情報処理装置、プログラムおよび方法
3日前
沖電気工業株式会社
転写ベルトユニット及び画像形成装置
7日前
沖電気工業株式会社
処理装置、処理プログラム及び処理方法
4日前
沖電気工業株式会社
収音装置、収音プログラム及び収音方法
2日前
沖電気工業株式会社
情報処理装置、検証方法及びプログラム
今日
沖電気工業株式会社
収音装置、収音プログラム及び収音方法
11日前
沖電気工業株式会社
収音装置、収音プログラム及び収音方法
16日前
沖電気工業株式会社
検出装置、検出方法、及び検出プログラム
今日
沖電気工業株式会社
交換装置、交換プログラム、及び交換方法
3日前
沖電気工業株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びシステム
2日前
続きを見る