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公開番号2025073831
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184938
出願日2023-10-27
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250502BHJP(計算;計数)
要約【課題】電池の効率的な回収を可能にすることを目的とする。
【解決手段】情報処理装置は、資源として再利用するリサイクル処理、及び部品の一部又は全部を再利用するリビルドに使用するリビルド処理のいずか一方が行われる複数の電池のうち、リビルド処理が行われる電池の回収の優先度を高くするように決定する。そして、情報処理装置は、決定した複数の電池の回収の優先度に従って、複数の電池の回収を指示するための指示情報を出力する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
資源として再利用するリサイクル処理、及び部品の一部又は全部を再利用するリビルドに使用するリビルド処理のいずか一方が行われる複数の電池のうち、前記リビルド処理が行われる電池の回収の優先度を高くするように決定することと、
決定した前記複数の電池の回収の優先度に従って、前記複数の電池の回収を指示するための指示情報を出力することと、
を実行するように構成される制御部を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記優先度を決定することは、前記リビルド処理が行われる1つ以上の電池のうち、保管期間が長い電池の前記優先度を高く決定することを含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記優先度を決定することは、前記リビルド処理が行われる1つ以上の電池のうち、所定の期間以上保管されている電池の優先度を、前記所定の期間より短い期間保管されている電池の優先度よりも低く決定することを含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記優先度を決定することは、前記リビルド処理が行われる1つ以上の電池のうち、保管期間が短い電池の前記優先度を高く決定することを含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記優先度を決定することは、前記リサイクル処理が行われる電池に含まれる金属の種類及び該金属の量に応じて前記優先度を決定することを含む、
請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、廃棄物輸送の計画方法が開示されている。特許文献1に開示されている廃棄物輸送の計画方法においては、一定領域内の各回収地点で排出される廃棄物を収集して廃棄物処理施設への中継処理拠点へ輸送する計画を立案する。廃棄物輸送の計画方法においては、一定領域内における廃棄物の輸送可能な経路が保持される。また、廃棄物輸送の計画方法においては、輸送可能な経路上の複数の回収地点にて、回収されるべき廃棄物の量と荷姿とが取得される。そして、廃棄物輸送の計画方法においては、各回収地点で回収される廃棄物の量と荷姿とに基づいて、各回収地点を巡回して各収地点で廃棄物を収集して中継処理拠点まで戻る回収経路が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-192268号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、電池の効率的な回収を可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係る情報処理装置は、
資源として再利用するリサイクル処理、及び部品の一部又は全部を再利用するリビルドに使用するリビルド処理のいずか一方が行われる複数の電池のうち、前記リビルド処理が行われる電池の回収の優先度を高くするように決定することと、
決定した前記複数の電池の回収の優先度に応じて、前記複数の電池の回収を指示するための指示情報を出力することと、
を実行するように構成される制御部を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示により、電池の効率的な回収が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、回収システムの概略構成を示す図である。
図2は、回収システムを構成するサーバの機能構成の一例を概略的に示すブロック図である。
図3は、電池情報のテーブル構成の一例を示す図である。
図4は、制御部によって実行される処理のフローチャートである。
図5は、電池の劣化の時間変化の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
リサイクル処理、又はリビルド処理が行われる電池の回収が行われる場合を想定する。ここで、リサイクル処理は、電池を資源として再利用する処理である。また、リビルド処理は、電池の部品の一部又は全部を再利用するリビルドに使用するための処理である。この場合において、保管期間が長くなればなるほど、保存劣化等によって電池が劣化することになる。そうすると、電池の劣化によって、回収した電池をリビルドに使用することが
できなくなる場合がある。一方、リサイクル処理に使用される電池は、資源として再利用されるために、リビルドに使用されるよりも、電池が劣化していても影響が小さいことが想定される。そこで、本開示に係る情報処理装置は、斯様な問題を解決する。
【0009】
本開示に係る情報処理装置の制御部は、リサイクル処理及びリビルド処理のいずか一方が行われる複数の電池のうち、リビルド処理が行われる電池の回収の優先度を高くするように決定する。そして、情報処理装置の制御部は、決定した複数の電池の回収の優先度に応じて、複数の電池の回収を指示するための指示情報を出力する。
【0010】
以上説明した通り、情報処理装置によって、リサイクル処理が行われる電池よりも、リビルド処理が行われる電池のほうが、回収の優先度が高く決定される。そのため、複数の電池が、リサイクル処理が行われる電池とリビルド処理が行われる電池との両方の電池を含んでいる場合に、リビルド処理が行われる電池を優先的に回収することができる。そのため、リビルド処理が行われる電池の回収の時期を早めることができ、該電池が劣化して再利用ができなくなることを抑制することができる。このようにして、電池の効率的な回収が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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