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公開番号
2025074828
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185894
出願日
2023-10-30
発明の名称
車両用フード
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B62D
25/10 20060101AFI20250507BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】車両用フード全体の変形を抑制する剛性及び強度と、アウタパネルが窪むように変形することを抑制する耐性と、歩行者保護性能を確保しつつ、質量及びコストを低減した車両用フードを提供する。
【解決手段】アウタパネル2とインナパネル3の間に配置され、インナパネル3の前部の左右両側に1つずつ固定された一対のフードロックレインフォースメント4と、左右両側のフードロックレインフォースメント4とアウタパネル2との間に、それぞれ配置された一対のデントレインフォースメント6と、を備え、インナパネル3は、左右両側のフードロックレインフォースメント4の間に、アウタパネル2へ向かって膨んで車両前後方向に延びる複数のビード形状31が車両幅方向に並べて配置されるように形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の外面側を構成するアウタパネルと、
前記車両の内面側を構成するインナパネルと、
前記アウタパネルと前記インナパネルの間に配置され、前記インナパネルの前部の左右両側に1つずつ固定された一対のフードロックレインフォースメントと、
左右両側の前記フードロックレインフォースメントに1つずつ固定され、それぞれ車体に設けられた係合部材と係合可能な一対のストライカと、
左右両側の前記フードロックレインフォースメントと前記アウタパネルとの間に、それぞれ配置された一対のデントレインフォースメントと、を備え、
前記インナパネルは、左右両側の前記フードロックレインフォースメントの間に、前記アウタパネルへ向かって膨んで車両前後方向に延びる複数のビード形状が車両幅方向に並べて配置されるように形成されていることを特徴とする車両用フード。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のフロントコンパートメントの上側を覆う車両用フードに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、アウタパネルとインナパネルの間の空間に、車両幅方向に延びる板部材としてフードロックレインフォースメント及びデントレインフォースメントが配置された車両用フードが開示されている。この車両用フードは、フードロックレインフォースメントとデントレインフォースメントを備えることにより、車両用フード全体の変形を抑制する剛性と耐久強度を確保すると共に、アウタパネルが窪むように変形することを抑制する耐性を確保している。更に、この車両用フードは、走行中の車両の前端が歩行者に衝突した際に歩行者が車両用フードの上に倒れ込んだ場合でも、アウタパネル及びデントレインフォースメントが変形して歩行者が受ける衝撃を緩和することによって、歩行者保護性能を確保している。
【0003】
特許文献2には、アウタパネルへ向かって膨らんで車両幅方向に延びる複数のビード形状が車両前後方向に並べて配置されたインナパネルを備える車両用フードが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-075141号公報
特開2022-102467号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されている車両用フードでは、フードロックレインフォースメントとデントレインフォースメントが、車両用フードの右側に設けられたストライカから左側に設けられたストライカまで車両幅方向に延びている。そのため、フードロックレインフォースメントとデントレインフォースメントを設ける範囲を縮小できれば、車両用フードの質量とコストを下げることができる。
【0006】
そこで、本発明は、車両用フード全体の変形を抑制する剛性及び強度と、アウタパネルが窪むように変形することを抑制する耐性と、歩行者保護性能を確保しつつ、質量及びコストを低減した車両用フードを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る車両用フードは、車両の外面側を構成するアウタパネルと、前記車両の内面側を構成するインナパネルと、前記アウタパネルと前記インナパネルの間に配置され、前記インナパネルの前部の左右両側に1つずつ固定された一対のフードロックレインフォースメントと、左右両側の前記フードロックレインフォースメントに1つずつ固定され、それぞれ車体に設けられた係合部材と係合可能な一対のストライカと、左右両側の前記フードロックレインフォースメントと前記アウタパネルとの間に、それぞれ配置された一対のデントレインフォースメントと、を備え、前記インナパネルは、左右両側の前記フードロックレインフォースメントの間に、前記アウタパネルへ向かって膨んで車両前後方向に延びる複数のビード形状が車両幅方向に並べて配置されるように形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、車両用フード全体の変形を抑制する剛性及び強度と、アウタパネルが窪むように変形することを抑制する耐性と、歩行者保護性能を確保しつつ、質量及びコストを低減した車両用フードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態の車両用フードの上面図である。
図1におけるA-A線断面図である。
図1及び図2におけるB-B線断面図である。
図1及び図2におけるC-C線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図1~4を参照しながら、本開示の実施形態の車両用フード10について説明する。以下の図面に示す矢印FR、矢印UP、矢印RHは、車両用フード10を閉じた状態における車両の前方向(進行方向)、上方向、右方向をそれぞれ示している。また、各矢印FR、UP、RHの反対方向は、それぞれ車両後方向、下方向、左方向を示す。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両用フード10を閉じた状態における車両前後方向の前後、車両左右方向(車両幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
(【0011】以降は省略されています)
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