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公開番号
2025073944
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023206599,2023003910
出願日
2023-12-07,2023-10-27
発明の名称
バナナ用培養土
出願人
株式会社里源
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01G
24/23 20180101AFI20250502BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】安価な材料を用い且つバナナ栽培に好適なバナナ用培養土を提供する。
【解決手段】このバナナ用培養土は保水性の良い浚渫土と水捌けの良い植物性堆肥とがバランス良く存在し、また、浚渫土に含まれる有機物成分等がバナナの養分として機能して、バナナの栽培に優れた効果を発揮する。さらに、このバナナ用培養土はバチルス菌が優先化しているため、バナナに対する病害虫の発生をある程度防除することができる。そして、このバナナ用培養土は基本的に浚渫土や廃バーク、汚泥等の廃棄物を原材料として用いるため、材料コストが安く、バナナ用培養土を安価に提供することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
植物性堆肥と、粘土シルトを含む浚渫土と、バチルス菌の種菌土と、を含んで構成され、バチルス菌が優先化したバナナ用培養土。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
植物性堆肥が針葉樹の樹皮を原料としたバーク堆肥であることを特徴とする請求項1記載のバナナ用培養土。
【請求項3】
乾燥重量で植物性堆肥が20wt%~60wt%であることを特徴とする請求項1記載のバナナ用培養土。
【請求項4】
バチルス菌数が5.0×10
8
個/g~20.0×10
8
個/gであることを特徴とする請求項1記載のバナナ用培養土。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、特にバナナ栽培に適したバナナ用培養土に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
バナナは南国の果物であり、日本国内で消費されるバナナのほとんどは外国からの輸入品であった。しかしながら、近年、農業技術の進歩や栽培方法の研究、生産者の試行錯誤等により、日本各地でバナナのハウス栽培が可能となっている。ここで、下記[特許文献1]では、バナナの病気であるパナマ病の病原体に対する防除剤及び防除方法に関する発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7274792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、日本国内の各地でバナナ栽培が行われ始めており、安価でバナナ栽培に適した培養土の実現が望まれている。本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、安価な材料を用い且つバナナ栽培に好適なバナナ用培養土の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、
(1)植物性堆肥と、粘土シルトを含む浚渫土と、バチルス菌の種菌土と、を含んで構成され、バチルス菌が優先化したバナナ用培養土を提供することにより、上記課題を解決する。
(2)植物性堆肥が針葉樹の樹皮を原料としたバーク堆肥であることを特徴とする上記(1)記載のバナナ用培養土を提供することにより、上記課題を解決する。
(3)乾燥重量で植物性堆肥が20wt%~60wt%であることを特徴とする上記(1)記載のバナナ用培養土を提供することにより、上記課題を解決する。
(4)バチルス菌数が5.0×10
8
個/g~20.0×10
8
個/gであることを特徴とする上記(1)記載のバナナ用培養土を提供することにより、上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係るバナナ用培養土は保水性の良い浚渫土と水捌けの良い植物性堆肥とがバランス良く存在し、また、浚渫土に含まれる有機物成分等がバナナの養分として機能して、バナナの栽培に優れた効果を発揮する。また、本発明に係るバナナ用培養土は基本的に廃棄物を原材料として用いる。このため、材料コストが安く、バナナ用培養土を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に係るバナナ用培養土の製造方法のフローチャートである。
本発明に係るバナナ用培養土の効果を示す画像である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明に係るバナナ用培養土の実施の形態について図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係るバナナ用培養土の製造方法のフローチャートである。先ず、本発明に係るバナナ用培養土は、植物を主原料とした植物性堆肥と、粘土シルトを含む浚渫土と、バチルス菌の種菌土と、を主な構成要素とし、且つバチルス菌が培養土中で優先化しているものである。そして、本発明に係るバナナ用培養土の製造方法は、植物性堆肥の基となる植物系材料と、浚渫土と、バチルス菌が生息する種菌土と、を混合する混合工程S202と、この混合工程S202で得られた混合土を20℃~45℃で発酵させる発酵工程S204と、を有する。尚、この混合工程S202では、自活性線虫が生息する種線虫土も混合することが好ましい。
【0009】
次に、本発明における浚渫土に関して説明を行う。本発明における浚渫土は、湖沼や堀、人工池、農業用ため池等の貯水池の底に溜まった土や砂、シルト、落ち葉、ゴミ、ヘドロ等を浚渫した後、ゴミや落ち葉等の大きな夾雑物を除去し脱水したものであり、粘土シルトを多く含むものである。
【0010】
ここで、本発明に好適な浚渫土の取得方法を説明する。先ず、浚渫を行う貯水池の底にポンプ等の吸引装置を降ろし、底土を水ごと吸引する。尚、吸引装置は水底を適宜移動して、浚渫場所を変えながら全体の浚渫を行う。このように、吸引装置を用いて浚渫を行うことで貯水池の遮水作業、排水作業が不要で、貯水池の機能を維持したまま浚渫作業を行うことができる。また、貯水池に生息する動植物の生態系を維持したまま浚渫作業を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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