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公開番号2025109076
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024002781
出願日2024-01-11
発明の名称草刈機
出願人株式会社アテックス
代理人
主分類A01D 34/84 20060101AFI20250716BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】サイドカッタの開閉をスムーズに行い、樹木の幹部を傷付けることがなく、細い苗木を刈取ってしまうことのないサイドカッタを備えた自走式乗用草刈機を提供することを課題とする。
【解決手段】サブカッタSB上方にモータ4と、該モータ4の駆動により回動する開閉アーム5と、該開閉アーム5とサイドカッタSC先端部とを連結するダンパーDを設け、開状態KのサイドカッタSC前方にバンパー7bと、該バンパー7b後側に、バンパー7bへ樹木J等の障害物が当接するとバンパー7bが後方へ略水平移動するよう構成した一対の平行リンクアーム7h,7hと、バンパー7bを前方へ回動するよう付勢する付勢手段8と、バンパー7bの移動を検知する検知手段9を設け、検知手段9の検知状態に応じて開閉アーム5を正、逆回動させ、サイドカッタSCを自動的に開閉可能に構成したことを特徴とする自走式乗用草刈機とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車体(1)前後に左右一対の前輪(2),(2)及び後輪(3),(3)を設け、前輪(2),(2)と後輪(3),(3)との前後中間部にメインカッタ(MC)及びサブカッタ(SB)を設け、該サブカッタ(SB)周りに車体(1)側方へ開閉可能のサイドカッタ(SC)を設けた自走式乗用草刈機において、サブカッタ(SB)上方にモータ(4)と、該モータ(4)の駆動により回動する開閉アーム(5)と、該開閉アーム(5)とサイドカッタ(SC)先端部とを連結するダンパー(D)を設け、開状態(K)のサイドカッタ(SC)前部に、サイドカッタ(SC)前方、且つ、サイドカッタ(SC)前縁(Sf)に沿うバンパー(7b)と、該バンパー(7b)後側に、バンパー(7b)へ樹木(J)等の障害物が当接するとバンパー(7b)が後方へ略水平移動するよう構成した一対の平行リンクアーム(7h),(7h)と、バンパー(7b)を前方へ回動するよう付勢する付勢手段(8)と、バンパー(7b)の移動を検知する検知手段(9)を設け、検知手段(9)の検知状態に応じて開閉アーム(5)を正、逆回動させ、サイドカッタ(SC)を自動的に開閉可能に構成したことを特徴とする自走式乗用草刈機。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
サイドカッタ(SC)を開閉するに、自動開閉モード(AM)と手動開閉モード(MM)に切替え可能の切替えスイッチ(10)と、手動開閉モード(MM)時に、操縦者がサイドカッタ(SC)を電動開閉操作可能の手動開閉スイッチ(11)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自走式乗用草刈機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、果樹園や休耕田等の雑草を刈取る自走式乗用草刈機に関し、詳しくは樹木周辺の草の刈取作業におけるサイドカッタの開閉構成に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
樹木周辺の草を刈取る際に、車体腹部から側方へ突設したサブカッタやサイドカッタを設けた自走式乗用草刈機が特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-273388号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来より、樹木周辺の草刈作業時に樹木の幹部にサイドカッタを当接させ、ダンパー(バネシリンダ等)の付勢力に抗してサイドカッタを後方へ向け回動させ、当接部を樹木の幹部に擦らせながら刈取る構成が知られている。しかしながら、ダンパーの付勢力が強い場合にはサイドカッタが樹木を傷付けたり、細い苗木等にサイドカッタが当接してもサイドカッタが後方へ回動回避しないまま刈取ってしまうという問題がある。又、ダンパーの付勢力が弱い場合には、刈る必要のある草の抵抗でサイドカッタが後方へ回動してしまうという不都合もあった。
本発明は、サイドカッタの開閉をスムーズに行い、樹木の幹部を傷付けることがなく、細い苗木を刈取ってしまうことを少なくできるサイドカッタを備えた自走式乗用草刈機を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
車体1前後に左右一対の前輪2,2及び後輪3,3を設け、前輪2,2と後輪3,3との前後中間部にメインカッタMC及びサブカッタSBを設け、該サブカッタSB周りに車体1側方へ開閉可能のサイドカッタSCを設けた自走式乗用草刈機において、サブカッタSB上方にモータ4と、該モータ4の駆動により回動する開閉アーム5と、該開閉アーム5とサイドカッタSC先端部とを連結するダンパーDを設け、開状態KのサイドカッタSC前部に、サイドカッタSC前方、且つ、サイドカッタSC前縁Sfに沿うバンパー7bと、該バンパー7b後側に、バンパー7bへ樹木J等の障害物が当接するとバンパー7bが後方へ略水平移動するよう構成した一対の平行リンクアーム7h,7hと、バンパー7bを前方へ回動するよう付勢する付勢手段8と、バンパー7bの移動を検知する検知手段9を設け、検知手段9の検知状態に応じて開閉アーム5を正、逆回動させ、サイドカッタSCを自動的に開閉可能に構成したことを特徴とする自走式乗用草刈機とする。
【0006】
又、サイドカッタSCを開閉するに、自動開閉モードAMと手動開閉モードMMに切替え可能の切替えスイッチ10と、手動開閉モードMM時に、操縦者がサイドカッタSCを電動開閉操作可能の手動開閉スイッチ11を設けたことを特徴とする自走式乗用草刈機の構成とする。
【発明の効果】
【0007】
請求項1に記載の発明は、サブカッタSB上方にモータ4と、該モータ4の駆動により回動する開閉アーム5と、該開閉アーム5とサイドカッタSC先端部とを連結するダンパーDを設けているので、高速で草刈作業を行っている際にサイドカッタSC前部が樹木J等の障害物に接触した場合には、ダンパーDが縮みサイドカッタSCが後方へ向け回動するので、サイドカッタSCの破損を回避することができ、樹木に接触した際の衝撃力も少なくできる。
【0008】
又、開状態KのサイドカッタSC前部に、サイドカッタSC前方、且つ、サイドカッタSC前縁Sfに沿うバンパー7bと、該バンパー7b後側に、バンパー7bへ樹木J等の障害物が当接するとバンパー7bが後方へ略水平移動するよう構成した一対の平行リンクアーム7h,7hと、バンパー7bを前方へ回動するよう付勢する付勢手段8と、バンパー7bの移動を検知する検知手段9を設け、検知手段9の検知状態に応じて開閉アーム5を正、逆回動させ、サイドカッタSCを自動的に開閉可能に構成しているので、バンパー7bのどの部分に樹木Jの幹部が当接してもバンパー7bが略同じ押力の同じストロークで検知手段9を検知させることができ、サイドカッタSCの開閉動作をスムーズ且つ的確に行わせることができるとともに、バンパー7bの水平移動負荷は、付勢手段8の引張荷重を調整することで容易に調整することができる。
【0009】
更に、ダンパー7bを伸縮させるような大きな負荷がサイドカッタSC部に加わらなくても、モータ4の駆動力によりサイドカッタSCが後方へ回動するので、バンパー7bが樹木Jに当接しても樹木Jを傷付けることなくサイドカッタSCを後方へ回避回動させることができ、付勢手段8を調整しバンパー7bが水平移動する感度を上げてやれば、無意識に未成熟の苗木等を刈ってしまう不都合も少なくできる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、サイドカッタSCを開閉するに、自動開閉モードAMと手動開閉モードMMに切替え可能の切替えスイッチ10と、手動開閉モードMM時に、操縦者がサイドカッタSCを電動開閉操作可能の手動開閉スイッチ11を設けているので、樹木の太さや刈草の種類や密集度合いに応じて、サイドカッタSCの自動開閉と手動開閉動作を選択でき、バンパー7bが移動しないような細い苗木周囲の草刈作業やサイドカッタSCを樹木Jや苗木に当接させたくない場合にも、手動開閉スイッチ11を操作すればサイドカッタSCを電動開閉することができ、不用意に細い苗木を刈取ってしまうことを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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