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公開番号
2025103442
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220839
出願日
2023-12-27
発明の名称
釣り用ルアー
出願人
個人
代理人
主分類
A01K
85/00 20060101AFI20250702BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】ソフトルアーであっても確実に錘が移動し優れた飛距離を得ることがが可能で、あわせて消耗の早い軟性素材部分を交換可能で、さらに製造が容易なルアーを提供する。
【解決手段】本第1実施形態のルアー1Aは、硬質素材で成形された前部ボディ2、軟質素材で成形された後部ボディ3を備える。前部ボディ2は、凸部2aを備え、凸部2aの内部は錘が移動可能な空間が有る。後部ボディ3は凹部3aを備え、凸部2aが凹部3aに挿嵌されることにより軟性素材で成形された後部ボディ3の内部を錘が移動可能となる。また、凸部2aと凹部3aは嵌脱自在であるため後部ボディ3を交換することが可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
凸部及び錘を備える前部ボディと、
前記凸部を挿嵌可能な凹部を備える後部ボディとを備え、
前記凸部は内部に前記錘が移動可能な空間を備え、前記凸部を前記凹部に挿嵌した状態において前記錘は前記後部ボディの内部を移動可能であることを特徴とするルアー。
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【請求項2】
前記前部ボディの本体は、内部に前記凸部の前記空間と連続する空間を備え、前記錘は前記前部ボディの本体の内部の前記空間から前記凸部の内部の前記空間にかけてを移動可能であることを特徴とする請求項1に記載のルアー。
【請求項3】
前記前部ボディの素材は、硬質プラスチックであり、
前記後部ボディの素材は、軟質ゴム、ゲル又は軟質樹脂である請求項2に記載のルアー。
【請求項4】
前記前部ボディは、孔を備え、前記孔と前記後部ボディとに一のピンが挿通されることを特徴とする請求項3に記載のルアー。
【請求項5】
前記凸部及び前記凹部の断面の形状は、略多角形又は略楕円形又は略半円形であり、
前記凸部を前記凹部に挿嵌していない状態において、前記凹部の内側部分の体積は、前記凸部の体積よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載のルアー。
【請求項6】
前記前部ボディは、溝部を有し、
当該ルアーは、魚を模した形状であり、頭を前、尾を後、背を上、腹を下として格方向を定めた場合に、
前記溝部は、上下方向が長さ方向で、左右方向が幅方向で、前後方向が深さ方向で、前側を溝底、後側を開口とする溝であり、
前記後部ボディは、上記溝部に挿嵌可能な部分を有し、
前記溝部の溝幅は一定ではなく、上記溝部は溝幅が狭い部分と溝幅が広い部分有し、
前記溝幅の広い部分が、前記溝幅の狭い部分に対し溝底側に位置することを特徴とする請求項3に記載のルアー。
【請求項7】
前記凸部の外側の表面に凸部を備えることを特徴とする請求項3に記載のルアー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本考案は、釣り用ルアーに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
コクチバス、オオクチバス、ナマズ、スズキ等の大型の魚は、ベイトとして魚やミミズ、エビ、ザリガニ、カエル、虫、ネズミ等の小動物を補食する。これら大型の魚を捕獲する手段としてルアーフィッシングが普及している。ルアーフィッシングではルアーが用いられる。ルアーには釣糸が連結される。ルアーは、キャストによって空中を飛行し、やがて着水する。ルアーは、釣糸が巻かれることによって水中や水面を泳ぐ。このルアーをベイトと勘違いした前記の魚は、ルアーに食いつく。ルアーに取り付けられた釣針が前記の魚に刺さり、前記の魚が釣り上げられる。
【0003】
従来、ルアーには、ボディ素材に硬質プラスチック、木、金属等の硬質な物質を用いたハードルアーと呼ばれるルアーと、ボディ素材に軟質プラスチック、ゴム、エラストマー等の可撓性のある物質を用いたソフトルアーと呼ばれるルアーとがある。
【0004】
また、ルアーをより遠くへキャストするための技術として、ルアー内部をルアーの前後方向に移動可能な錘をルアーに備え、キャスト時に慣性でルアーの後方へ錘が移動することで飛行姿勢が安定しルアーがより遠くへ飛び、リーリング時は錘がルアーの前方へ移動することによりルアーが安定して泳ぐ発明が(特許文献1)の図1及び図2等に開示されている。(特許文献1)のキャスト時に錘がルアーの後方へ移動する機構はルアーの飛距離向上において非常に効果的であり、一般に重心移動と呼ばれ、様々な派生技術を伴いながら今日のハードルアーに広く普及している。
【0005】
一方で、重心移動の搭載はハードルアーのみに限定され、ソフトルアーには普及していない。
重心移動がソフトルアーに普及していない理由は、ルアーボディを軟質素材で成形すると、キャスティング時に錘が移動するために設置した経路が変形し意図した通りに錘が移動しないことや、ソフトルアーは破損しやすく一般に消耗品であるため製品価格を安価に設定する必要があるが製造コストの高い重心移動の機構を搭載すると製品価格が高価になってしまうこと、現在普及しているソフトルアーの射出成形技術では錘が移動するための複雑な内部構造を備えたソフトルアーを成型することが困難なこと等が挙げられる。
【0006】
ソフトルアーに重心移動の機構を搭載したルアーとして、ルアーに内蔵した錘が前後に移動可能な移動経路が設けられ、重錘が前後に移動する移動経路の一部または全体には蛇腹状の凹凸形状やコイル形状やリング形状の特徴を有する構造によって移動経路保護措置が講じられ、ルアーが変形して内部の重錘の移動経路が曲がったりした場合であっても移動経路保護措置によって重錘が前後に移動できる空間が確保されるルアーが(特許文献2)の図1等が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
実全昭63-020766
特開2021-108543
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、(特許文献2)で開示されているルアーは、複雑な重心移動の機構を製造する必要があること及び上記重心移動の機構を内部に組み込みソフトルアーのボディを成型する必要があるため極めて製造が困難であり製造コストが高かった。また、ソフトルアーのゴムやエラストマー部分(ボディ部分)は非常に破損しやすいため一般にソフトルアーは消耗品であり、ボディ部分と重心移動の機構が分離できない(特許文献2)のルアーは、ボディ部分が破損した場合、ルアー全体が機能しなくなるため、コストの高い重心移動の機構ごと廃棄する必要があり、製造コストの高さと製品寿命の短さゆえに実用的ではなかった。
【0009】
そこで、本発明は、可撓性のある素材でボディを成形しても、錘がルアー内部をルアーの前後方向に移動可能で、キャスト時に慣性でルアーの後方へ錘が移動することでルアーがより遠くへ飛び、リーリング時は錘がルアーの前方へ移動することによりルアーが安定して泳ぎ、かつ破損しやすい軟質素材の部分のみを交換可能で、あわせて製造が容易なルアーを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係るルアーは、
凸部及び錘を備える前部ボディと、
前記凸部を挿嵌可能な凹部を備える後部ボディとを備え、
前記凸部は内部に前記錘が移動可能な空間を備え、前記凸部を前記凹部に挿嵌した状態において前記錘は前記後部ボディの内部を移動可能であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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