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公開番号2025102025
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219192
出願日2023-12-26
発明の名称情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G06F 3/01 20060101AFI20250701BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数の対象者のそれぞれの状態と、識別情報とに基づいて、コンテンツを制御する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置100は、共通のコンテンツが提供されている複数の対象者のそれぞれの脳波情報を取得する情報取得部10と、複数の対象者のそれぞれの脳波情報と、複数の対象者のそれぞれの識別情報とに基づいて、コンテンツを制御するコンテンツ制御部20と、複数の対象者のそれぞれの脳波情報に基づいて、複数の対象者のそれぞれの状態を推定する状態推定部40と、を備える。コンテンツ制御部20は、複数の対象者のそれぞれの状態と、識別情報とに基づいて、コンテンツを制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
共通のコンテンツが提供されている複数の対象者のそれぞれの脳波情報を取得する情報取得部と、
前記複数の対象者のそれぞれの前記脳波情報と、前記複数の対象者のそれぞれの識別情報とに基づいて、前記コンテンツを制御するコンテンツ制御部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記複数の対象者のそれぞれの前記脳波情報に基づいて、前記複数の対象者のそれぞれの状態を推定する状態推定部をさらに備え、
前記コンテンツ制御部は、前記複数の対象者のそれぞれの前記状態と、前記識別情報とに基づいて、前記コンテンツを制御する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記情報取得部は、前記コンテンツが提供されている前記複数の対象者のそれぞれの生体情報をさらに取得し、
前記コンテンツ制御部は、前記複数の対象者のそれぞれの前記脳波情報および前記生体情報と、前記識別情報とに基づいて、前記コンテンツを制御する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記情報取得部は、前記コンテンツの提供前および提供中における前記脳波情報をさらに取得し、
前記状態推定部は、前記コンテンツの提供前の前記脳波情報から、前記コンテンツの提供中の前記脳波情報への変化と、前記生体情報とに基づいて、前記複数の対象者のそれぞれの状態を推定する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記状態推定部は、前記コンテンツの提供前の前記脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合から、前記コンテンツの提供中の前記脳波情報における、前記周波数帯における脳波の振幅の前記全体振幅に占める割合への変化と、前記対象者の心拍における第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合とに基づいて、前記状態を推定し、
前記全体振幅は、アルファ波、ベータ波、シータ波、ガンマ波およびデルタ波の振幅の和であり、
前記第2パワースペクトルの周波数帯域は、前記第1パワースペクトルの周波数帯域よりも高周波数の帯域である、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記状態推定部は、前記コンテンツの提供中における前記第1パワースペクトルの大きさの前記第2パワースペクトルの大きさに対する割合と、前記第1パワースペクトルの大きさの前記第2パワースペクトルの大きさに対する割合の予め定められた閾値との大小関係と、前記変化とに基づいて、前記状態を推定する、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記状態は、前記対象者の複数の状態を含み、
前記状態推定部は、前記変化と、前記第1パワースペクトルの大きさの前記第2パワースペクトルの大きさに対する割合とに基づいて、前記複数の状態のうち一の前記状態を推定する、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記周波数帯の脳波は、デルタ波、シータ波、低アルファ波および中アルファ波の少なくとも一つである、請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記周波数帯の脳波は、高アルファ波、低ベータ波、高ベータ波およびガンマ波の少なくとも一つである、請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記情報取得部は、前記コンテンツの時系列の内容が提供されたときの、前記複数の対象者のそれぞれの前記脳波情報の時系列の変化を取得し、
前記状態推定部は、前記脳波情報の前記時系列の変化に基づいて、前記複数の対象者のそれぞれにおける前記状態の時系列の変化を推定する、
請求項2または3に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「ユーザに意識させることなく、強化対象行為を強化することができる」と記載されている(要約書)。
特許文献2には、「VR空間内の操作者の分身の3次元移動制御を実現する」と記載されている(要約書)。
特許文献3には、「ヘッドセット内の脳コンピュータ・インターフェースの方法およびシステム」と記載されている(要約書)。
特許文献4には、「個人の脳の状態をモニタするように構成され」と記載されている(要約書)。
特許文献5には、「リアルタイム眼球運動追跡を脳活動追跡と統合し」と記載されている(要約書)。
特許文献6には、「ユーザが表現したい喜怒哀楽等の表情を推定し」と記載されている(段落0019)。
特許文献7には、「使用者の脳波を利用して複数の被操作装置を操作するためのブレイン-マシンインタフェース装置」と記載されている(請求項1)。
特許文献8には、「ロボットが反射のような適切な行動をとる」と記載されている(要約書)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 国際公開第2019/082687号
[特許文献2] 特開2022-020057号公報
[特許文献3] 特表2022-509752号公報
[特許文献4] 特表2021-511612号公報
[特許文献5] 特表2021-502659号公報
[特許文献6] 特許第6391465号
[特許文献7] 特許第6067808号
[特許文献8] 特開2019-063905号公報
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、情報処理装置を提供する。情報処置装置は、共通のコンテンツが提供されている複数の対象者のそれぞれの脳波情報を取得する情報取得部と、複数の対象者のそれぞれの脳波情報と、複数の対象者のそれぞれの識別情報とに基づいて、コンテンツを制御するコンテンツ制御部とを備える。
【0004】
情報処理装置は、複数の対象者のそれぞれの脳波情報に基づいて、複数の対象者のそれぞれの状態を推定する状態推定部をさらに備えてよい。コンテンツ制御部は、複数の対象者のそれぞれの状態と、識別情報とに基づいて、コンテンツを制御してよい。
【0005】
上記いずれかの情報処理装置において、情報取得部は、コンテンツが提供されている複数の対象者のそれぞれの生体情報をさらに取得してよい。コンテンツ制御部は、複数の対象者のそれぞれの脳波情報および生体情報と、識別情報とに基づいて、コンテンツを制御してよい。
【0006】
上記いずれかの情報処理装置において、情報取得部は、コンテンツの提供前および提供中における脳波情報をさらに取得してよい。状態推定部は、コンテンツの提供前の脳波情報から、コンテンツの提供中の脳波情報への変化と、生体情報とに基づいて、複数の対象者のそれぞれの状態を推定してよい。
【0007】
上記いずれかの情報処理装置において、状態推定部は、コンテンツの提供前の脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合から、コンテンツの提供中の脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合への変化と、対象者の心拍における第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合とに基づいて、状態を推定してよい。全体振幅は、アルファ波、ベータ波、シータ波、ガンマ波およびデルタ波の振幅の和である。第2パワースペクトルの周波数帯域は、第1パワースペクトルの周波数帯域よりも高周波数の帯域である。
【0008】
上記いずれかの情報処理装置において、状態推定部は、コンテンツの提供中における第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合と、第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合の予め定められた閾値との大小関係と、コンテンツの提供前の脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合から、コンテンツの提供中の脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合への変化とに基づいて、状態を推定してよい。
【0009】
上記いずれかの情報処理装置において、複数の対象者のそれぞれの状態は、対象者の複数の状態を含んでよい。状態推定部は、コンテンツの提供前の脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合から、コンテンツの提供中の脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合への変化と、第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合とに基づいて、複数の状態のうち一の状態を推定してよい。
【0010】
上記いずれかの情報処理装置において、予め定められた周波数帯の脳波は、デルタ波、シータ波、低アルファ波および中アルファ波の少なくとも一つであってよい。
(【0011】以降は省略されています)

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