TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025076632
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188339
出願日2023-11-02
発明の名称ドラムユニットおよび画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/18 20060101AFI20250509BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】帯電開口に沿って流れる空気の流量のばらつきの抑制。
【解決手段】ドラムユニット30は、第1感光体(感光ドラム32K)と、第1感光体の軸方向に延びる第1帯電電極(帯電ワイヤ331)と、第1帯電電極を保持し、第1帯電開口(帯電開口F52)を有する第1帯電フレーム(帯電フレームF5K)と、第1帯電開口と向かい合う第1壁W1と、第1帯電フレームの軸方向の端部を支持するサイドフレーム(第1サイドフレームF1)と、第1フィルムFL1を備える。サイドフレームは、軸方向に開口する第1通気孔(通気孔HK)を有する。第1フィルムFL1は、第1帯電フレームと第1壁W1のうちの一方から他方に向けて延び、第1壁W1を有するフレームと第1帯電フレームとの間に位置する。第1通気孔から第1帯電フレームに向けて空気が流れた場合、空気が、第1帯電フレームと第1壁W1と第1フィルムFL1にガイドされて軸方向に流れる。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
軸方向に延びる回転軸について回転可能な第1感光体と、
前記第1感光体を帯電させるための第1帯電電極であって、前記軸方向に延びる第1帯電電極と、
前記第1帯電電極を保持する第1帯電フレームであって、前記第1帯電電極に対して前記第1感光体とは反対側に位置する第1帯電開口を有する第1帯電フレームと、
前記第1帯電開口と向かい合う第1壁と、
前記第1帯電フレームの前記軸方向の一端部を支持するサイドフレームであって、前記軸方向に開口する第1通気孔を有するサイドフレームと、
前記第1帯電フレームおよび前記第1壁のうちの一方から他方に向けて延びる第1フィルムであって、前記第1壁を有するフレームと前記第1帯電フレームとの間に位置する第1フィルムと、を備え、
前記第1通気孔から前記第1帯電フレームに向けて空気が流れた場合には、空気が、前記第1帯電フレームと前記第1壁と前記第1フィルムとにガイドされて前記軸方向に流れることを特徴とするドラムユニット。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記ドラムユニットが画像形成装置の本体筐体に装着された状態において、前記第1フィルムは、前記第1帯電電極より上に位置することを特徴とする請求項1に記載のドラムユニット。
【請求項3】
前記第1通気孔は、前記軸方向から見て、前記第1帯電開口と前記第1フィルムの間に位置することを特徴とする請求項1に記載のドラムユニット。
【請求項4】
前記第1帯電電極をクリーニングするクリーナであって、前記第1帯電フレームに前記軸方向に移動可能に支持されるクリーナをさらに備え、
前記第1フィルムは、前記第1壁を有するフレームに固定され、
前記クリーナは、前記軸方向に移動する際、前記第1フィルムと接触して前記第1フィルムの一部を撓ませながら移動することを特徴とする請求項1に記載のドラムユニット。
【請求項5】
前記フレームは、前記サイドフレームの一端部を支持する端部フレームであることを特徴とする請求項1に記載のドラムユニット。
【請求項6】
前記第1フィルムは、前記端部フレームに固定されることを特徴とする請求項5に記載のドラムユニット。
【請求項7】
前記第1フィルムは、前記第1壁を有するフレームおよび前記第1帯電フレームと接触し、前記第1帯電フレームと前記第1壁との間の隙間を埋めることを特徴とする請求項1に記載のドラムユニット。
【請求項8】
前記第1フィルムは、ポリウレタンからなることを特徴とする請求項1に記載のドラムユニット。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のドラムユニットと、
前記ドラムユニットを移動可能に支持する本体筐体と、
現像ローラを有する現像カートリッジであって、前記ドラムユニットに着脱可能な現像カートリッジと、
第2フィルムと、を備える画像形成装置であって、
前記ドラムユニットは、
前記軸方向に延びる回転軸について回転可能な第2感光体と、
前記第2感光体を帯電させるための第2帯電電極であって、前記軸方向に延びる第2帯電電極と、
前記第2帯電電極を保持する第2帯電フレームであって、前記第2帯電電極に対して前記第2感光体とは反対側に位置する第2帯電開口を有する第2帯電フレームと、を有し、
前記現像カートリッジは、
トナーを収容する現像筐体であって、前記第2帯電開口と対向する第2壁を有する現像筐体を有し、
前記サイドフレームは、前記軸方向に開口する第2通気孔を有し、
前記現像カートリッジが前記ドラムユニットに装着された状態において、前記第2フィルムは、前記第2帯電フレームおよび前記第2壁のうちの一方から他方に向けて延び、前記現像筐体と前記第2帯電フレームとの間に位置し、
前記第2通気孔から前記第2帯電フレームに向けて空気が流れた場合には、空気が、前記第2帯電フレームと前記第2壁と前記第2フィルムとにガイドされて前記軸方向に流れることを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
前記第1フィルムは、前記軸方向において、前記第2フィルムよりも大きいことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ドラムユニットおよび画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置として、本体筐体と、本体筐体から引き出し可能なドラムユニットと、ドラムユニットに着脱可能な現像カートリッジを備えたものが知られている(特許文献1参照)。ドラムユニットは、感光ドラムと、感光ドラムを帯電させる帯電ワイヤと、帯電ワイヤを保持する帯電フレームとを有している。
【0003】
帯電フレームは、帯電開口を有する。帯電開口は、帯電ワイヤに対して感光ドラムとは反対側に位置する。帯電開口は、帯電ワイヤの延びる方向に延びている。帯電開口は、現像カートリッジと対向している。
【0004】
また、画像形成装置として、ドラムユニットのサイドフレームに通気孔を設けた構造も知られている(特許文献2参照)。この構造では、通気孔からドラムユニット内に取り入れた空気が、帯電開口に沿って流れた後、帯電開口および帯電ワイヤ周りを通って感光ドラムに向かい、その後ドラムユニット外に抜ける。なお、感光ドラム周りを通った空気には、トナーに含まれるシリカ等の異物が含まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-190715号公報
特開2014-71272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の構造に、特許文献2の通気孔を適用した場合には、帯電開口に沿って流れる空気の流量が、上流側と下流側とでばらつくおそれがある。
【0007】
そこで、本開示は、帯電開口に沿って流れる空気の流量のばらつきを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するため、本願の第1の開示に係るドラムユニットは、第1感光体と、第1帯電電極と、第1帯電フレームと、第1壁と、サイドフレームと、第1フィルムと、を備える。
第1感光体は、軸方向に延びる回転軸について回転可能である。
第1帯電電極は、第1感光体を帯電させるための電極である。第1帯電電極は、軸方向に延びる。
第1帯電フレームは、第1帯電電極を保持する。第1帯電フレームは、第1帯電開口を有する。第1帯電開口は、第1帯電電極に対して第1感光体とは反対側に位置する。
第1壁は、第1帯電開口と向かい合う。
サイドフレームは、第1帯電フレームの軸方向の一端部を支持する。サイドフレームは、第1通気孔を有する。第1通気孔は、軸方向に開口する。
第1フィルムは、第1帯電フレームおよび第1壁のうちの一方から他方に向けて延びる。第1フィルムは、第1壁を有するフレームと第1帯電フレームとの間に位置する。
第1通気孔から第1帯電フレームに向けて空気が流れた場合には、空気が、第1帯電フレームと第1壁と第1フィルムとにガイドされて軸方向に流れる。
【0009】
第1の開示の構成によれば、空気が、第1帯電フレームと第1壁と第1フィルムとにガイドされて軸方向に流れる構成とすることで、第1帯電開口に沿って流れる空気の流量が、上流側と下流側でばらつくことを抑制できる。
【0010】
また、本願の第2の開示は、第1の開示のドラムユニットの構成を有する他、以下の構成を有する。
ドラムユニットが画像形成装置の本体筐体に装着された状態において、第1フィルムは、第1帯電電極より上に位置する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ブラザー工業株式会社
記録装置
2日前
ブラザー工業株式会社
記録装置
2日前
ブラザー工業株式会社
残量管理装置
2日前
ブラザー工業株式会社
カートリッジ
2日前
ブラザー工業株式会社
カートリッジ
2日前
ブラザー工業株式会社
媒体処理装置
2日前
ブラザー工業株式会社
ラミネート装置
2日前
ブラザー工業株式会社
ラミネート装置
2日前
ブラザー工業株式会社
ラミネート装置
2日前
ブラザー工業株式会社
ラミネート装置
2日前
ブラザー工業株式会社
シート搬送装置
2日前
ブラザー工業株式会社
記録装置および記録方法
2日前
ブラザー工業株式会社
ドラムユニットおよび画像形成装置
1日前
ブラザー工業株式会社
媒体処理装置、及び、媒体搬送ユニット
2日前
ブラザー工業株式会社
媒体搬送ユニット、及び、媒体処理システム
2日前
ブラザー工業株式会社
ヘッドシステム、制御方法、及びプログラム
2日前
ブラザー工業株式会社
工作機械、消費電力量推定方法、及びコンピュータプログラム
2日前
ブラザー工業株式会社
数値制御装置、制御方法、及び制御プログラムを記憶した記憶媒体
2日前
ブラザー工業株式会社
サーバ、サーバのためのコンピュータプログラム、及びサーバによって実行される方法
2日前
個人
スクリーン
1か月前
株式会社リコー
撮影装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
個人
露光機振動・MSDの同定方法
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
3日前
株式会社トプコン
全周カメラ
2か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
16日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
続きを見る