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公開番号
2025077162
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189152
出願日
2023-11-06
発明の名称
流体圧シリンダユニット
出願人
カヤバ株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
F15B
15/22 20060101AFI20250512BHJP(流体圧アクチュエータ;水力学または空気力学一般)
要約
【課題】流体圧シリンダユニットの取り扱いを容易にする。
【解決手段】流体圧シリンダユニット101は、シリンダチューブ1内に往復動可能に設けられシリンダチューブ1内をロッド室2とボトム室3とに区画するピストンロッド10を有しフォーク80を駆動させるリフトシリンダ100と、ボトム室3に接続される給排通路20と、給排通路20に接続される緩衝器40と、を備え、緩衝器40は、シリンダ41と、シリンダ41内に往復動自在に設けられシリンダ41内を第一圧力室43と第二圧力室42とに区画するピストン51と、第一圧力室43と第二圧力室42とを連通する連通路60と、ピストン51を第一圧力室43が縮小する方向に向けて付勢するスプリング70と、を有し、ボトム室3は、給排通路20を通じて第一圧力室43または第二圧力室42と連通する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
流体圧シリンダユニットであって、
シリンダチューブと、前記シリンダチューブ内に往復動可能に設けられ前記シリンダチューブ内をロッド室とボトム室とに区画するピストンロッドと、を有し駆動対象を駆動させる流体圧シリンダと、
前記ボトム室に接続され、前記ボトム室に作動流体を供給または前記ボトム室から作動流体を排出する給排通路と、
前記給排通路に接続される緩衝器と、を備え、
前記緩衝器は、
シリンダと、
前記シリンダ内に往復動自在に設けられ前記シリンダ内を第一圧力室と第二圧力室とに区画するピストンと、
前記第一圧力室と前記第二圧力室とを連通する連通路と、
前記ピストンを前記第一圧力室が縮小する方向に向けて付勢する付勢部材と、を有し、
前記ボトム室は、前記給排通路を通じて前記第一圧力室または前記第二圧力室と連通することを特徴とする流体圧シリンダユニット。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の流体圧シリンダユニットであって、
前記連通路は、作動流体の流れに抵抗を付与する絞り部を有することを特徴とする流体圧シリンダユニット。
【請求項3】
請求項1に記載の流体圧シリンダユニットであって、
前記緩衝器は、先端に前記ピストンが連結され前記シリンダ内に往復動自在に設けられるロッドを有し、
前記ロッドは、前記第二圧力室に設けられることを特徴とする流体圧シリンダユニット。
【請求項4】
請求項1に記載の流体圧シリンダユニットであって、
前記緩衝器は、前記流体圧シリンダ内に設けられることを特徴とする流体圧シリンダユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体圧シリンダユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車体と、車体に支持され荷物を積載可能な積載部と、積載部を昇降させるためのリフトシリンダと、リフトシリンダに連通可能なアキュムレータと、を備える車両(フォークリフト)が開示されている。アキュムレータは、リフトシリンダのチャンバの圧力上昇時には流体を導入して蓄圧し、チャンバの圧力低下時には蓄積した流体を放出することで、チャンバの圧力の変動を抑制する。このようにしてチャンバの急激な圧力変化を抑制することで、積載部に積載された荷物の上下振動が抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-172516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のリフトシリンダでは、リフトシリンダに接続されるアキュムレータに高圧ガスが封入される。高圧ガスには法規制があるため、高圧ガスが封入されたアキュムレータの運搬や、アキュムレータに封入する高圧ガスのガスボンベの運搬及び使用は容易に行うことができない。よって、特許文献1に記載のリフトシリンダは、取り扱いが難しい。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、流体圧シリンダユニットの取り扱いを容易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、流体圧シリンダユニットであって、シリンダチューブと、シリンダチューブ内に往復動可能に設けられシリンダチューブ内をロッド室とボトム室とに区画するピストンロッドと、を有し駆動対象を駆動させる流体圧シリンダと、ボトム室に接続され、ボトム室に作動流体を供給またはボトム室から作動流体を排出する給排通路と、給排通路に接続される緩衝器と、を備え、緩衝器は、シリンダと、シリンダ内に往復動自在に設けられシリンダ内を第一圧力室と第二圧力室とに区画するピストンと、第一圧力室と第二圧力室とを連通する連通路と、ピストンを第一圧力室が収縮する方向に向けて付勢する付勢部材と、を有し、ボトム室は、給排通路を通じて第一圧力室または第二圧力室と連通することを特徴とする。
【0007】
この発明では、駆動対象に衝撃が加わると、ボトム室が高圧になり、ボトム室と連通する第一圧力室が高圧になる。これにより、連通路を通じて第一圧力室と第二圧力室との間で作動流体が移動し、緩衝器のピストンが移動することで、ボトム室の体積が変化する。これにより、駆動対象に加わった衝撃が吸収される。このように、流体圧シリンダユニットでは、高圧ガスが封入されるアキュムレータではなく緩衝器により駆動対象に加わった衝撃が吸収されるため、取り扱いが容易となる。
【0008】
また、本発明は、連通路は、作動流体の流れに抵抗を付与する絞り部を有することを特徴とする。
【0009】
この発明では、絞り部により減衰力が発揮されるため、駆動対象に加わった衝撃がより効果的に吸収される。
【0010】
また、本発明は、緩衝器は、先端にピストンが連結されシリンダ内に往復動自在に設けられるロッドを有し、ロッドは、第二圧力室に設けられることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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