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公開番号
2025085389
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199236
出願日
2023-11-24
発明の名称
半導体ウェハ及び半導体ウェハの製造方法
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/66 20060101AFI20250529BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】 半導体チップを切り出すダイシング前の半導体ウェハにおいて、半導体ウェハ内の素子に関する情報の秘匿化が可能な半導体ウェハを提供する。
【解決手段】
半導体ウェハ100は、複数の半導体回路領域10と、半導体回路領域10間に設定されたダイシングストリートDSと、ダイシングストリートDS内に設けられ、破壊されたプロセス制御モニタ構造PCM1とを備えている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の半導体回路領域と、
前記半導体回路領域間に設定されたダイシングストリートと、
前記ダイシングストリート内に設けられ、破壊されたプロセス制御モニタ構造と、
を備える半導体ウェハ。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記プロセス制御モニタ構造は、破壊されたトランジスタを含む、
請求項1に記載の半導体ウェハ。
【請求項3】
前記トランジスタは、レーザ光照射跡を有するトランジスタである、
請求項2に記載の半導体ウェハ。
【請求項4】
複数の前記半導体回路領域のうち、前記半導体ウェハの周辺に位置する半導体回路領域に隣接するダイシングストリートは、信号を出力できない構造を有するプロセス制御モニタ構造の中間体を含む、
請求項1に記載の半導体ウェハ。
【請求項5】
複数の半導体回路領域と、前記半導体回路領域間に設定されたダイシングストリートと、前記ダイシングストリート内に設けられたプロセス制御モニタ構造と、を備える半導体ウェハを用意する工程と、
前記プロセス制御モニタ構造に過電圧を加えて破壊する工程と、
を備える半導体ウェハの製造方法。
【請求項6】
複数の半導体回路領域と、前記半導体回路領域間に設定されたダイシングストリートと、前記ダイシングストリート内に設けられたプロセス制御モニタ構造と、を備える半導体ウェハを用意する工程と、
前記プロセス制御モニタ構造にレーザ光を照射して破壊する工程と、
を備える半導体ウェハの製造方法。
【請求項7】
複数の前記半導体回路領域のうち、前記半導体ウェハの周辺に位置する半導体回路領域に隣接するダイシングストリート内に、信号を出力できない構造を有するプロセス制御モニタ構造の中間体を形成する工程を備える、
請求項5又は請求項6に記載の半導体ウェハの製造方法。
【請求項8】
プロセス制御モニタ構造の中間体を形成する工程は、
前記プロセス制御モニタ構造からの信号を出力するための構造の形成を阻害する工程を含む、
請求項7に記載の半導体ウェハの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体ウェハ及び半導体ウェハの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、半導体チップを含む半導体装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-89648号公報
【0004】
[概要]
本開示は、半導体チップを切り出すダイシング前の半導体ウェハにおいて、半導体ウェハ内の素子に関する情報の秘匿化が可能な半導体ウェハを提供する。
【0005】
本開示の半導体ウェハは、複数の半導体回路領域と、前記半導体回路領域間に設定されたダイシングストリートと、前記ダイシングストリート内に設けられ、破壊されたプロセス制御モニタ構造とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、半導体ウェハの平面図である。
図2は、1つの単位露光領域S
N
の平面図である。
図3は、第1プロセス制御モニタ構造PCM1の一例の平面図である。
図4は、第1プロセス制御モニタ構造PCM1の他の一例の平面図である。
図5は、レーザ光で破壊された第1プロセス制御モニタ構造PCM1の一例の平面図である。
図6は、ブラインド露光について説明するための1つの単位露光領域S
N
の平面図である。
図7は、コンタクト電極を有する半導体装置の縦断面図(図7(A))、コンタクト電極を有さない半導体装置の縦断面図(図7(B))である。
【0007】
[詳細な説明]
以下、図面を参照して種々の例示的実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附することとし、重複する説明は省略する。
【0008】
図1は、半導体ウェハ100の平面図である。
【0009】
XYZ三次元直交座標系を設定する。半導体ウェハ100の厚み方向をZ軸方向とし、Z軸方向に垂直な方向をX軸方向とし、Z軸及びX軸の双方に垂直な方向をY軸方向とする。半導体ウェハ100の主表面は、XY平面である。なお、半導体ウェハ100の外縁部に形成されるオリエンテーション・フラット又はノッチの記載は省略している。
【0010】
半導体ウェハ100は、複数の単位露光領域S
N
を含んでいる。縮小投影の分割露光を行う露光装置には、1回のショット露光で単位露光領域S
N
を露光するステッパーと、1回の走査露光により単位露光領域S
N
を露光するスキャナーがある。それぞれの単位露光領域S
N
は、露光装置による一回のショット又は走査による露光により形成される単位領域である。単位露光領域S
N
におけるNは、自然数(1,2,3・・)である。それぞれの単位露光領域S
N
の平面形状は長方形である。この長方形の短辺の寸法と、長辺の寸法は、チップサイズに依存し、これらの寸法が等しい正方形であってもよい。これらの単位露光領域S
N
はマトリックス状に配置されている。一行目の左端に位置する単位露光領域を第1単位露光領域S
1
とする。ある単位露光領域の右隣の列に移動すると、Nの数が1つ増加する。Mを自然数(1,2,3・・)の行番号とする。本例のMの最大値M
MAX
は9である。M行目の右端におけるNの番号の次の番号が、M+1行目の左端のNの番号となる。同図には、例示的に79個(N=1~79)の単位露光領域S
N
が示されている。もちろん、単位露光領域のショット数及び行数の最大値は、チップサイズに依存し、本例の数に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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