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公開番号
2025079974
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023192894
出願日
2023-11-13
発明の名称
半導体装置および電子機器
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
G06F
13/38 20060101AFI20250516BHJP(計算;計数)
要約
【課題】半導体装置内の通信速度に関して、更なる検討の余地があった。
【解決手段】半導体装置(100)は、送信回路(200)と、受信回路(300)と、を備えている。送信回路(200)は、通信モードとして、通信信号(SD)として第1ビット幅の第1通信信号(SD1)を送信する第1通信モード(MD1)と、通信信号(SD)として第1通信信号(SD1)、および第1ビット幅よりも短い第2ビット幅の第2通信信号(SD2)のうち、少なくとも第2通信信号(SD2)を送信する第2通信モード(MD2)と、を備えている。受信回路(300)は、第1通信信号(SD1)に含まれるモード設定パラメータ(SD1c、SD1p)に基づいて、第1通信モード(MD1)および第2通信モード(MD2)を判別するように構成されている。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
通信信号を送信するように構成されている送信回路と、
前記通信信号を受信するように構成されている受信回路と、
を備え、
前記送信回路は、通信モードとして、
前記通信信号として第1ビット幅の第1通信信号を送信する第1通信モードと、
前記通信信号として前記第1通信信号、および前記第1ビット幅よりも短い第2ビット幅の第2通信信号のうち、少なくとも前記第2通信信号を送信する第2通信モードと、
を備え、
前記受信回路は、前記第1通信信号に含まれるモード設定パラメータに基づいて、前記第1通信モードおよび前記第2通信モードを判別する半導体装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第2通信信号は、判定ビットとパラメータビットを含み、
前記送信回路は、前記第2通信モードにおいて、
前記第2通信信号としてデータを送る場合、前記判定ビットを第1論理値にするとともに、前記パラメータビットに値を格納し、
前記第2通信信号と続けて前記第1通信信号を送信する場合、前記第2通信信号の前記判定ビットを第2論理値にする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記送信回路は、
前記第1通信モードから前記第2通信モードに切り替える際に、前記モード設定パラメータとして第1パラメータを格納した前記第1通信信号を送信し、
前記第2通信モードから前記第1通信モードに切り替える際に、前記モード設定パラメータとして第2パラメータを格納した前記第1通信信号を送信し、
前記受信回路は、受信した前記第1通信信号に含まれる前記モード設定パラメータが前記第1パラメータおよび前記第2パラメータのいずれであるかを検出して、前記第1通信モードおよび前記第2通信モードを判定する請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記受信回路は、前記第2通信信号に応じて内部制御を行うように構成されている内部制御回路を備えている請求項2に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第2通信信号は、少なくとも1つの前記パラメータビットを含み、
前記内部制御回路は、前記第2通信信号に含まれる各前記パラメータビットのそれぞれに対応付けられた少なくとも1つのスイッチを備え、
前記送信回路は、前記第2通信信号として前記データを送る場合、各前記パラメータビットに第3論理値または第4論理値を格納し、
前記内部制御回路は、前記第2通信信号を受信すると、
前記第3論理値が格納された前記パラメータビットに対応する前記スイッチをオフし、
前記第4論理値が格納された前記パラメータビットに対応する前記スイッチをオンするように内部制御する請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記パラメータビットは、前記第2通信信号のパラメータを示す第2通信パラメータビットであり、
前記第1通信信号は、前記第1通信信号のパラメータを示す第1通信パラメータビットを含み、
前記第1ビット幅は、前記第1パラメータビットが8の倍数のビット幅となるように構成された前記第1通信信号のビット幅である請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
【請求項7】
前記送信回路の回路素子を集積化した第1チップと、
前記受信回路の回路素子を集積化した第2チップと、
を単一のパッケージに封止した、請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
【請求項8】
請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置を備える電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書中に開示されている発明は、半導体装置および電子機器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、2つのチップ間で通信を行う場合、比較的低速な通信プロトコルを使用していた。
【0003】
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-106134号公報
【0005】
[概要]
特許文献1で開示されている半導体装置は、通信速度に関して更なる検討の余地があった。
【0006】
本明細書中に開示されている半導体装置は、送信回路と、受信回路と、を備えている。送信回路は、通信信号を送信するように構成されている。受信回路は、通信信号を受信するように構成されている。送信回路は、通信モードとして、通信信号として第1ビット幅の第1通信信号を送信する第1通信モードと、通信信号として第1通信信号、および第1ビット幅よりも短い第2ビット幅の第2通信信号のうち、少なくとも第2通信信号を送信する第2通信モードと、を備えている。受信回路は、第1通信信号に含まれるモード設定パラメータに基づいて、第1通信モードおよび第2通信モードを判別するように構成されている。
【0007】
本明細書中に開示されている電子機器は、上記構成の半導体装置を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の半導体装置100の構成を示すブロック図である。
図2は、チップセレクトラインCSBの論理レベル、クロックラインCLKの論理レベル、および通信信号SDの構成を示す図である。
図3は、スレーブ側内部回路302の構成の一例を示すブロック図である。
図4は、緊急の内部制御のタイミングを示したタイミングチャートである。
図5は、第2通信モードMD2中のチップセレクトラインCSBの電圧レベル、クロックラインCLKの電圧レベル、および第2通信信号SD2の構成を示す図である。
図6は、第2通信モードMD2中に第1通信信号SD1を送る場合の態様を示した図である。
図7は、合計4バイトの第1通信信号SD1を送信する場合の態様を示した図である。
図8は、合計3バイトの第1通信信号SD1を送信する場合の態様を示した図である。
図9は、第1通信モードMD1から第2通信モードMD2に切り換わる際の、通信信号SDの構成を示す図である。
図10は、第2通信モードMD2から第1通信モードMD1に切り換わる際の、通信信号SDの構成を示す図である。
図11は、LIN Auto Addressing機能を実行する際の、制御フローを示す図である。
図12は、図11に示したステップSt20の詳細な態様について示した図である。
【0009】
[詳細な説明]
<半導体装置100の基本的な構成について>
図1は、本開示の半導体装置100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、半導体装置100は、車載ネットワーク装置等の電子機器500に搭載される。半導体装置100は、マスターチップ200(送信回路)およびスレーブチップ300(受信回路)を備える。
【0010】
マスターチップ200はホストデバイスとも称され、マイコン等である。スレーブチップ300は、マスターチップ200の制御下で動作するアナログ回路を含んでいる。マスターチップ200およびスレーブチップ300のそれぞれは、後述する複数の回路素子等を集積化したチップである。半導体装置100は、マスターチップ200およびスレーブチップ300を単一のパッケージに封止して構成された半導体集積回路(LSI[Large Scale Integration])である。
(【0011】以降は省略されています)
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