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公開番号
2025086115
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199942
出願日
2023-11-27
発明の名称
蓄電装置
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
10/04 20060101AFI20250530BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】外装フィルム及び注液口の損傷を抑制できる蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置は、電極積層体と、電極積層体を封止する封止体とを有する蓄電モジュールと、蓄電モジュールを内包する外装パックと、封止体の第1方向と第2方向とに延在する第1側面と外装パックとの間に介在するカバー部材と、を備える。封止体は、第3方向に突出する複数の枠を含む注液口部を有する。第3方向から見て、第1側面は、注液口部が設けられた第1部分領域と、第1部分領域を第2方向に挟む第2部分領域と、を有する。カバー部材は、第1部分領域に対面する第1面と、第2部分領域に対面する第2面とを有する。第1面は、第1方向から見て、第2面よりも凹んでいる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれが集電体を含む複数の電極が第1方向に積層された電極積層体と、前記第1方向から見て前記電極積層体の外周を取り囲むように前記電極積層体に設けられ、前記第1方向に隣り合う前記電極の間のそれぞれに形成される複数の内部空間を封止するように構成された封止体とを有する蓄電モジュールと、
前記蓄電モジュールを内包する外装パックと、
前記封止体の前記第1方向と前記第1方向に交差する第2方向とに延在する第1側面と前記外装パックとの間に介在するカバー部材と、を備え、
前記封止体は、前記第1側面において、前記複数の内部空間にそれぞれ連通する複数の開口と、前記第1方向と前記第2方向とに交差する第3方向から見て前記複数の開口をそれぞれ囲み、前記第3方向に突出する複数の枠と、を含む注液口部を有し、
前記第3方向から見て、前記第1側面は、前記注液口部が設けられた第1部分領域と、前記第1部分領域を前記第2方向に挟む第2部分領域と、を有し、
前記カバー部材は、前記第1部分領域に対面する第1面と、前記第2部分領域に対面する第2面とを有し、
前記第1面は、前記第1方向から見て、前記第2面よりも前記第1側面から離れる方向に向かって凹んでいる、蓄電装置。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記第1面は、前記第1部分領域から離隔しており、
前記第2面は、前記第2部分領域に接触している、請求項1記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記第2部分領域は、前記複数の電極のそれぞれに電気的に接続された複数の端子を含む、前記複数の枠よりも前記第2方向の第1側に形成された端子部を有し、
前記カバー部材は、
前記端子部よりも前記第2方向の前記第1側とは逆の第2側の前記第1側面に対面するように配置され、前記第1面及び前記第2面を有する第1カバー部材と、
前記端子部よりも前記第2方向の前記第1側の前記第1側面を覆う第2カバー部材と、によって構成されている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記封止体は、前記第1方向から見て矩形枠状を呈しており、
前記封止体は、前記第1方向と前記第2方向とに交差する第3方向において前記第1側面に対向する第2側面を有し、
前記第2側面と前記第2側面が対面する前記外装パックとの間には、前記第3方向から見て前記第2側面を覆う第3カバー部材が配置されている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記カバー部材は、前記第1方向から見て略矩形状を呈しており、
前記カバー部材における前記第2方向の端面と前記第1方向と前記第2方向とに交差する第3方向の端面とが互いに接続される角部は、前記第1方向から見て湾曲している、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記カバー部材は、中空状を呈している、請求項1~5のいずれか一項に記載の蓄電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、セパレータを介して積層された複数の集電板を有するバイポーラ電池が開示されている。このバイポーラ電池では、集電板の周囲が枠部材によって囲まれており、積層方向に隣接する枠部材同士が気密に接合されている。集電板同士の間に配置されたセパレータには、電解液が含浸されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平2-177268号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなバイポーラ電池において、集電板同士の間に電解液を導入するための注液口が枠部材(封止体)に設けられた場合、例えば、バイポーラ電池を外装フィルムで被覆したときに、注液口によって外装フィルムが損傷すること、又は、外装フィルムによって注液口が損傷することが考えられる。
【0005】
本開示は、外装フィルム及び注液口の損傷を抑制できる蓄電装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係る蓄電装置は、それぞれが集電体を含む複数の電極が第1方向に積層された電極積層体と、第1方向から見て電極積層体の外周を取り囲むように電極積層体に設けられ、第1方向に隣り合う電極の間のそれぞれに形成される複数の内部空間を封止するように構成された封止体とを有する蓄電モジュールと、蓄電モジュールを内包する外装パックと、封止体の第1方向と第1方向に交差する第2方向とに延在する第1側面と外装パックとの間に介在するカバー部材と、を備える。封止体は、第1側面において、複数の内部空間にそれぞれ連通する複数の開口と、第1方向と第2方向とに交差する第3方向から見て複数の開口をそれぞれ囲み、第3方向に突出する複数の枠と、を含む注液口部を有する。第3方向から見て、第1側面は、注液口部が設けられた第1部分領域と、第1部分領域を第2方向に挟む第2部分領域と、を有する。カバー部材は、第1部分領域に対面する第1面と、第2部分領域に対面する第2面とを有する。第1面は、第1方向から見て、第2面よりも第1側面から離れる方向に向かって凹んでいる。
【0007】
上記の蓄電装置では、封止体と外装パックとの間にカバー部材が介在している。これにより、封止体に形成された注液口部が外装フィルに直接接触しないため、注液口部によって外装パックが損傷すること、及び、外装パックによって注液口部が損傷することを抑制できる。
【0008】
一例において、第1面は、第1側面から離隔しており、第2面は、第1側面に接触していてよい。
【0009】
一例において、第2部分領域は、複数の電極のそれぞれに電気的に接続された複数の端子を含む、複数の枠よりも第2方向の第1側に形成された端子部を有していてよい。カバー部材は、端子部よりも第2方向の第1側とは逆の第2側の第1側面に対面するように配置され、第1面及び第2面を有する第1カバー部材と、端子部よりも第2方向の第1側の第1側面を覆う第2カバー部材と、によって構成されていてよい。
【0010】
一例において、封止体は、第1方向から見て矩形枠状を呈し得る。封止体は、第1方向と第2方向とに交差する第3方向において第1側面に対向する第2側面を有してよい。第2側面と第2側面が対面する外装パックとの間には、第3方向から見て第2側面を覆う第3カバー部材が配置されていてよい。
(【0011】以降は省略されています)
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