TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025107776
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001199
出願日
2024-01-09
発明の名称
ガスミキサー
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B01F
23/10 20220101AFI20250714BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】抵抗の発生を低減するとともに、2つの流体を好適に混合することができるガスミキサーを提供する。
【解決手段】ガスミキサー100は、主配管200の側面に連結される供給管110と、主配管200の径より小さい径を有する筒状の本体部121と、本体部121の外面から突出して主配管200の内面へ当接する円環状の複数の壁部123,124と、を備え、複数の壁部123,124が互いに異なる位置に切り欠き125,126を備える、主配管200と供給管110とが連結される連結部と少なくとも一部が重複するように主配管200の内部に嵌合される分散部120と、分散部120の下流側に配置され、主配管200の径より小さい径を有する筒状の部材であって、径方向に延在して設けられた貫通穴131を複数備える供給リング130と、供給リング130の下流側に配置され、主配管200の内部に嵌合される封止リング140と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
主配管を流れる主流体と被混合流体とを前記主配管において混合するガスミキサーであって、
前記主配管の側面に連結される供給管と、
前記主配管の径より小さい径を有する筒状の本体部と、前記本体部の外面から突出して前記主配管の内面へ当接する円環状の複数の壁部と、を備え、複数の前記壁部が互いに異なる位置に切り欠きを備える、前記主配管と前記供給管とが連結される連結部と少なくとも一部が重複するように前記主配管の内部に嵌合される分散部と、
前記主配管の内部であって前記分散部の下流側に配置され、前記主配管の径より小さい径を有する筒状の部材であって、前記径方向に延在して設けられた貫通穴を複数備える供給リングと、
前記供給リングの下流側に配置され、前記主配管の内部に嵌合される封止リングと、
を備える、
ガスミキサー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスミキサーに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内燃機関の排気ガスの成分を還元剤と混合するための静止型ガスミキサーが記載されている。具体的には、特許文献1に記載の静止型ガスミキサーは、ハウジング内に、混合物の成分の流れの方向に互いに前後に配置される少なくとも2つのバッフルプレートを備える。また、先行するバッフルプレートの孔がそのバッフルプレートの一方の側の半分に位置し、一方、後続のバッフルプレートの孔がそのバッフルプレートのもう一方の側の半分に位置している。これにより、ハウジング内部を流れる混合物に乱流を生じさせ、混合物が好適に混ざることを意図している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-226550号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、混合物がバッフルプレートに衝突するため、大きな抵抗が生じてしまうという問題がある。
【0005】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、抵抗の発生を低減するとともに、2つの流体を好適に混合することができるガスミキサーを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係るガスミキサーは、主配管を流れる主流体と被混合流体とを前記主配管において混合するガスミキサーであって、前記主配管の側面に連結される供給管と、前記主配管の径より小さい径を有する筒状の本体部と、前記本体部の外面から突出して前記主配管の内面へ当接する円環状の複数の壁部と、を備え、複数の前記壁部が互いに異なる位置に切り欠きを備える、前記主配管と前記供給管とが連結される連結部と少なくとも一部が重複するように前記主配管の内部に嵌合される分散部と、前記主配管の内部であって前記分散部の下流側に配置され、前記主配管の径より小さい径を有する筒状の部材であって、前記径方向に延在して設けられた貫通穴を複数備える供給リングと、前記供給リングの下流側に配置され、前記主配管の内部に嵌合される封止リングと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の第1の態様に係るガスミキサーによれば、供給管から供給された被混合流体が、分散部と主配管との間の空間で分散され、分散された被混合流体が供給リングの複数の貫通穴から供給リングの内部へ供給され、主流体と混合される。被混合流体は、供給リングの複数の貫通穴を通って、主流体が流れる方向に交差する方向に沿う複数の方向から主流体へと流れ込む。そのため、主配管内部にバッフルプレートを配置せずとも、主流体と被混合流体とを好適に混合することができる。よって、抵抗の発生を低減するとともに、2つの流体を好適に混合することができるガスミキサーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態1に係るガスミキサーの一例を示す部分断面図である。
本発明の実施の形態1に係るガスミキサーの一例を示す斜視図である。
図2のIII-III切断線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。ただし、本発明は以下の実施の形態1に限定されるものではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
【0010】
(第1の実施形態)
以下、図1を参照して、第1の実施形態に係るガスミキサー100について説明する。図1は、ガスミキサー100を示す部分断面図である。具体的には、図1では、主配管200及び供給管110が断面図で示され、ガスミキサー100のそれ以外の部分が側面図で示されている。また、図1において、主配管200を流れる主流体の流れをハッチングを付した矢印で示し、被混合流体の流れを白抜きの矢印で示す。なお、図1及びその他の図面に示した右手系XYZ直交座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。Z軸+方向が鉛直上向き、XY平面が水平面、X軸+方向が主配管200の軸方向であって上流から下流に向かう向きであり、図面間で共通である。図2は、ガスミキサー100を示す斜視図である。図2において、主配管200及び供給管110は破線で示され、ガスミキサー100のそれ以外の部分が実線で示されている。また、図2において、被混合流体の流れを黒矢印で示す。図3は、図2のIII-III切断線に沿った断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
23日前
トヨタ自動車株式会社
車両
22日前
トヨタ自動車株式会社
電池
1か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
27日前
トヨタ自動車株式会社
方法
16日前
トヨタ自動車株式会社
車両
15日前
トヨタ自動車株式会社
車両
14日前
トヨタ自動車株式会社
電池
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
13日前
トヨタ自動車株式会社
方法
23日前
トヨタ自動車株式会社
車両
20日前
トヨタ自動車株式会社
車両
28日前
トヨタ自動車株式会社
膜体
1日前
トヨタ自動車株式会社
電池
27日前
トヨタ自動車株式会社
装置
27日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
方法
13日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電極
27日前
トヨタ自動車株式会社
電極
23日前
トヨタ自動車株式会社
電池
16日前
トヨタ自動車株式会社
充電器
16日前
トヨタ自動車株式会社
自動車
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電動車
22日前
トヨタ自動車株式会社
軸部材
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電動車
16日前
トヨタ自動車株式会社
充電器
13日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
22日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
15日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
15日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
13日前
トヨタ自動車株式会社
電極体
21日前
トヨタ自動車株式会社
移動体
15日前
続きを見る
他の特許を見る