TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025090124
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205155
出願日2023-12-05
発明の名称液体皮膚洗浄剤組成物
出願人ライオン株式会社
代理人個人,個人
主分類A61K 8/39 20060101AFI20250610BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】洗浄中の泡もち、洗浄後の皮膚におけるしっとり感、及び低温安定性に優れる液体皮膚洗浄剤組成物の提供。
【解決手段】
(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩から選ばれる1種以上と、(B)炭素数10以上20以下の脂肪酸又はその塩と、(C)カチオン性ポリマーと、(D)多価アルコールと、(E)中性アミノ酸又はその塩、尿素、及び乳酸又はその塩から選ばれる1種以上と、を含有し、フォーマー容器に充填されてなることを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩から選ばれる1種以上と、
(B)炭素数10以上20以下の脂肪酸又はその塩と、
(C)カチオン性ポリマーと、
(D)多価アルコールと、
(E)中性アミノ酸又はその塩、尿素、及び乳酸又はその塩から選ばれる1種以上と、
を含有し、
フォーマー容器に充填されてなることを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記(E)成分の含有量に対する、前記(D)成分の含有量の質量比[(D)/(E)]が、16以上100以下である、請求項1に記載の液体皮膚洗浄剤組成物。
【請求項3】
前記(D)成分及び前記(E)成分の合計含有量が、4.9質量%以上15質量%以下である、請求項1又は2に記載の液体皮膚洗浄剤組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体皮膚洗浄剤組成物に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ボディソープ等の液体皮膚洗浄剤組成物には、良好な泡性能や洗浄後の良好な保湿性能が求められている。
【0003】
例えば、洗浄後の良好な保湿性能を得る目的で、アニオン性界面活性剤、カチオン性高分子、及び油剤を特定の割合で含有する皮膚洗浄剤組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、当該特許文献1を含む従来の皮膚洗浄剤組成物においては、フォーマー容器から吐出された泡のもちに改良の余地があった。
また、泡もち等の泡性能を向上させるために脂肪酸の配合比率を上げると、低温安定性が悪化する場合があり、それに起因してフォーマー容器からの吐出性や洗浄後の保湿性能が低下するという懸念点もあった。
【0004】
したがって、洗浄中の泡もち、洗浄後の皮膚におけるしっとり感、及び低温安定性に優れる液体皮膚洗浄剤組成物の提供が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-262838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、洗浄中の泡もち、洗浄後の皮膚におけるしっとり感、及び低温安定性に優れる液体皮膚洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物は、(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩から選ばれる1種以上と、(B)炭素数10以上20以下の脂肪酸又はその塩と、(C)カチオン性ポリマーと、(D)多価アルコールと、(E)中性アミノ酸又はその塩、尿素、及び乳酸又はその塩から選ばれる1種以上と、を含有し、フォーマー容器に充填されてなる。
【0008】
本発明は、本発明者による知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては以下の通りである。即ち、
<1>
(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩から選ばれる1種以上と、
(B)炭素数10以上20以下の脂肪酸又はその塩と、
(C)カチオン性ポリマーと、
(D)多価アルコールと、
(E)中性アミノ酸又はその塩、尿素、及び乳酸又はその塩から選ばれる1種以上と、
を含有し、
フォーマー容器に充填されてなることを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物である。
<2>
前記(E)成分の含有量に対する、前記(D)成分の含有量の質量比[(D)/(E)]が、16以上100以下である、前記<1>に記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
<3>
前記(D)成分及び前記(E)成分の合計含有量が、4.9質量%以上15質量%以下である、前記<1>又は前記<2>に記載の液体皮膚洗浄剤組成物である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、洗浄中の泡もち、洗浄後の皮膚におけるしっとり感、及び低温安定性に優れる液体皮膚洗浄剤組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(液体皮膚洗浄剤組成物)
本発明の液体皮膚洗浄剤組成物は、(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩から選ばれる1種以上と、(B)炭素数10以上20以下の脂肪酸又はその塩と、(C)カチオン性ポリマーと、(D)多価アルコールと、(E)中性アミノ酸又はその塩、尿素、及び乳酸又はその塩から選ばれる1種以上と、を含有し、必要に応じて、その他の成分を含有していてもよい。
本明細書において、「(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩から選ばれる1種以上」は、「(A)」又は「(A)成分」と称されることがあり、「(B)炭素数10以上20以下の脂肪酸又はその塩」は、「(B)」又は「(B)成分」と称されることがあり、「(C)カチオン性ポリマー」は、「(C)」又は「(C)成分」と称されることがあり、「(D)多価アルコール」は、「(D)」又は「(D)成分」と称されることがあり、「(E)中性アミノ酸又はその塩、尿素、及び乳酸又はその塩から選ばれる1種以上」は、「(E)」又は「(E)成分」と称されることがあり、「フォーマー容器」は、単に「容器」と称されることがある。
なお、本明細書において、「洗浄中の泡もち」は、単に「泡もち」と称されることがあり、「洗浄後の皮膚におけるしっとり感」は、単に「しっとり感」と称されることがある。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ライオン株式会社
容器
6日前
ライオン株式会社
収容体
6日前
ライオン株式会社
収容体
今日
ライオン株式会社
化粧料
1日前
ライオン株式会社
注出容器
2日前
ライオン株式会社
吐出装置
今日
ライオン株式会社
歯ブラシ
7日前
トライオン株式会社
捕球具
1日前
ライオン株式会社
歯ブラシ
7日前
ライオン株式会社
歯ブラシ
7日前
ライオン株式会社
口腔用製品
6日前
ライオン株式会社
吐出用器具
1日前
ライオン株式会社
殺菌キット
6日前
ライオン株式会社
注出用器具
1日前
ライオン株式会社
吐出用器具
1日前
ライオン株式会社
口腔用組成物
7日前
ライオン株式会社
口腔用組成物
7日前
ライオン株式会社
口腔用組成物
7日前
ライオン株式会社
口腔用組成物
今日
ライオン株式会社
口腔用組成物
7日前
ライオン株式会社
口腔用組成物
今日
ライオン株式会社
液体口腔用組成物
1日前
ライオン株式会社
皮膚化粧料組成物
1日前
ライオン株式会社
液体柔軟剤組成物
8日前
ライオン株式会社
皮膚外用剤組成物
今日
ライオン株式会社
液体口腔用組成物
9日前
ライオン株式会社
短鎖脂肪酸低減剤
2日前
ライオン株式会社
毛髪洗浄剤組成物
2日前
ライオン株式会社
口腔ケアデバイス
今日
ライオン株式会社
毛髪洗浄剤組成物
2日前
ライオン株式会社
シトルリン低減剤
2日前
ライオン株式会社
繊維処理剤組成物
今日
ライオン株式会社
液体皮膚洗浄剤組成物
1日前
ライオン株式会社
液体皮膚洗浄剤組成物
6日前
ライオン株式会社
液体皮膚洗浄剤組成物
2日前
ライオン株式会社
液体皮膚洗浄剤組成物
1日前
続きを見る