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公開番号
2025088904
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023203718
出願日
2023-12-01
発明の名称
収容体
出願人
ライオン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
43/06 20060101AFI20250605BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】注出キャップがオーバーキャップと共回りすることを抑制しつつ、容器に対して注出キャップを着脱できる収容体を提供する。
【解決手段】収容体は、上側に開口する口部を有し、内容物を収容する容器と、口部に着脱可能に装着される注出キャップと、を備える。口部は、容器の中心軸線に沿って延びる円筒状である。注出キャップは、中心軸線に沿って延びる円筒状であり、且つ、口部よりも中心軸線を中心とする径方向の外側に配置される外筒部を有する。口部および外筒部のいずれか一方は、径方向に突出し、中心軸線を中心とする周方向に沿って配置される複数の凸部を有する。口部および外筒部のいずれか他方は、径方向に窪み、周方向に沿って配置される複数の凹部を有する。複数の凸部のそれぞれは、互いに異なる凹部の内部に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上側に開口する口部を有し、内容物を収容する容器と、
前記口部に着脱可能に装着される注出キャップと、
を備え、
前記口部は、前記容器の中心軸線に沿って延びる円筒状であり、
前記注出キャップは、前記中心軸線に沿って延びる円筒状であり、且つ、前記口部よりも前記中心軸線を中心とする径方向の外側に配置される外筒部を有し、
前記口部および前記外筒部のいずれか一方は、前記径方向に突出し、前記中心軸線を中心とする周方向に沿って配置される複数の凸部を有し、
前記口部および前記外筒部のいずれか他方は、前記径方向に窪み、前記周方向に沿って配置される複数の凹部を有し、
複数の前記凸部のそれぞれは、互いに異なる前記凹部の内部に配置される、収容体。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記外筒部は、複数の前記凸部を有し、
前記口部は、複数の前記凹部を有する、請求項1に記載の収容体。
【請求項3】
前記口部の前記径方向の厚さに対する前記凹部の前記径方向の寸法の比率は、50%以上である、請求項2に記載の収容体。
【請求項4】
前記中心軸線が延びる方向である軸方向から見て、複数の凸部および複数の凹部それぞれは、半円形状である、請求項1から3のいずれか一項に記載の収容体。
【請求項5】
前記中心軸線が延びる方向である軸方向から見て、複数の凸部および複数の凹部それぞれは、三角形状である、請求項1から3のいずれか一項に記載の収容体。
【請求項6】
前記中心軸線が延びる方向である軸方向から見て、複数の凸部および複数の凹部それぞれは、四角形状である、請求項1から3のいずれか一項に記載の収容体。
【請求項7】
前記中心軸線が延びる方向である軸方向から見て、複数の前記凹部それぞれの形状は、複数の前記凹部それぞれの内部に配置される前記凸部の形状と同じ形状であり、
前記外筒部の前記軸方向から見た形状は、複数の前記凸部それぞれの前記軸方向から見た形状、および複数の前記凸部それぞれの周方向の配置によって、前記中心軸線を中心とした回転非対称の形状である、請求項1から3のいずれか一項に記載の収容体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、収容体に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
容器と、容器の口部に嵌合されるとともに注出口を有する注出キャップと、注出キャップに着脱可能に螺着され注出口を覆うオーバーキャップと、を有するキャップ付容器が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公平3-8606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のキャップ付容器では、オーバーキャップを注出キャップに対して周方向に回転させて注出キャップから取り外す際および注出キャップに装着する際に、注出キャップがオーバーキャップとともに共回りすることによって、注出キャップが容器の口部から外れる虞があった。係る共回りを抑制するために、容器の口部および注出キャップのそれぞれに互いに周方向に接触するラチェットを設けるキャップ付き容器が知られている。しかしながら、係るキャップ付き容器では、注出キャップを容器から取り外すためには、ラチェットを破壊する必要があった。そのため、再度注出キャップを容器に装着することは、困難であった。
【0005】
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、注出キャップがオーバーキャップと共回りすることを抑制しつつ、容器に対して注出キャップを着脱できる収容体を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の構成を含む。
[1]上側に開口する口部を有し、内容物を収容する容器と、前記口部に着脱可能に装着される注出キャップと、を備え、前記口部は、前記容器の中心軸線に沿って延びる円筒状であり、前記注出キャップは、前記中心軸線に沿って延びる円筒状であり、且つ、前記口部よりも前記中心軸線を中心とする径方向の外側に配置される外筒部を有し、前記口部および前記外筒部のいずれか一方は、前記径方向に突出し、前記中心軸線を中心とする周方向に沿って配置される複数の凸部を有し、前記口部および前記外筒部のいずれか他方は、前記径方向に窪み、前記周方向に沿って配置される複数の凹部を有し、複数の前記凸部のそれぞれは、互いに異なる前記凹部の内部に配置される、収容体。
[2]前記外筒部は、複数の前記凸部を有し、前記口部は、複数の前記凹部を有する、[1]に記載の収容体。
[3]前記口部の前記径方向の厚さに対する前記凹部の前記径方向の寸法の比率は、50%以上である、[2]に記載の収容体。
[4]前記中心軸線が延びる方向である軸方向から見て、複数の凸部および複数の凹部それぞれは、半円形状である、[1]から[3]のいずれか一項に記載の収容体。
[5]前記中心軸線が延びる方向である軸方向から見て、複数の凸部および複数の凹部それぞれは、三角形状である、[1]から[3]のいずれか一項に記載の収容体。
[6]前記中心軸線が延びる方向である軸方向から見て、複数の凸部および複数の凹部それぞれは、四角形状である、[1]から[3]のいずれか一項に記載の収容体。
[7]前記中心軸線が延びる方向である軸方向から見て、複数の前記凹部それぞれの形状は、複数の前記凹部それぞれの内部に配置される前記凸部の形状と同じ形状であり、前記外筒部の前記軸方向から見た形状は、複数の前記凸部それぞれの前記軸方向から見た形状、および複数の前記凸部それぞれの周方向の配置によって、前記中心軸線を中心とした回転非対称の形状である[1]から[3]のいずれか一項に記載の収容体。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、注出キャップがオーバーキャップと共回りすることを抑制しつつ、容器に対して注出キャップを着脱できる収容体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態の収容体を示した断面図である。
実施形態の収容体を示した断面図であって、図1におけるII-II断面図である。
実施形態の第1変形例の収容体を示した断面図である。
実施形態の第2変形例の収容体を示した断面図である。
実施形態の第3変形例の収容体を示した断面図である。
実施形態の第4変形例の収容体を示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の収容体について、一例を示し、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において例示される図の寸法等は一例であって、本発明はそれらに必ずしも限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかり易くするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
【0010】
各図面においては、適宜、Z軸を示す。Z軸は、以下に説明する実施形態の容器の中心軸である中心軸線Jが延びる方向である。各図に適宜示す中心軸線Jは、仮想軸線である。以下の説明では、中心軸線Jが延びる方向、つまりZ軸と平行な方向を「軸方向」と呼ぶ。本実施形態において、軸方向は鉛直方向である。以下の説明では、軸方向のうちZ軸の矢印が向く側(+Z側)を「上側」と呼び、軸方向のうちZ軸の矢印が向く側と反対側(-Z側)を「下側」と呼ぶ。
(【0011】以降は省略されています)
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