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公開番号2025090354
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205548
出願日2023-12-05
発明の名称フロントエンドモジュール
出願人豊田合成株式会社
代理人弁理士法人 共立特許事務所
主分類B62D 25/08 20060101AFI20250610BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】車両搭載品の新規なレイアウトが可能となるフロントエンドモジュールを提供すること。
【解決手段】車両における車室よりも前側の領域に搭載されるフロントエンドモジュールであって、車幅方向に延びる頂支柱部20と、前記頂支柱部20の一端部から下方に延びる第1側支柱部21と、前記頂支柱部20の他端部から下方に延びる第2側支柱部22と、前記頂支柱部20と前記第1側支柱部21とに架け渡された第1補強支柱部31と、前記頂支柱部20と前記第2側支柱部22とに架け渡された第2補強支柱部32と、を有する枠体2と、前記頂支柱部20、前記第1側支柱部21および前記第1補強支柱部31で区画された第1保持領域2fおよび/または前記頂支柱部20、前記第2側支柱部22および前記第2補強支柱部32で区画された第2保持領域2sに収容保持される液体タンク40を有する液体利用装置4と、を具備する、フロントエンドモジュール。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両における車室よりも前側の領域に配置されるフロントエンドモジュールであって、
車幅方向に延びる頂支柱部と、前記頂支柱部の一端部から下方に延びる第1側支柱部と、前記頂支柱部の他端部から下方に延びる第2側支柱部と、前記頂支柱部と前記第1側支柱部とに架け渡された第1補強支柱部と、前記頂支柱部と前記第2側支柱部とに架け渡された第2補強支柱部と、を有する枠体と、
前記頂支柱部と前記第1側支柱部と前記第1補強支柱部とで区画された第1保持領域および/または前記頂支柱部と前記第2側支柱部と前記第2補強支柱部と区画された第2保持領域に収容保持される液体タンクを有する液体利用装置と、を具備する、フロントエンドモジュール。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記液体利用装置は、輸液管とワイヤハーネスとの少なくとも一方である経路部を有し、
前記経路部は前記枠体に保持されている、請求項1に記載のフロントエンドモジュール。
【請求項3】
前記経路部は、前記頂支柱部、前記第1側支柱部、前記第2側支柱部、前記第1補強支柱部、または、前記第2補強支柱部の少なくとも一部に一体に設けられた溝状保持部に保持されている、請求項2に記載のフロントエンドモジュール。
【請求項4】
前記溝状保持部は前記経路部を脱着可能に保持する、請求項3に記載のフロントエンドモジュール。
【請求項5】
車両における車室よりも前側の領域に配置されるフロントエンドモジュールであって、
車幅方向に延びる頂支柱部と、前記頂支柱部の一端部から下方に延びる第1側支柱部と、前記頂支柱部の他端部から下方に延びる第2側支柱部と、前記頂支柱部と前記第1側支柱部とに架け渡された第1補強支柱部と、前記頂支柱部と前記第2側支柱部とに架け渡された第2補強支柱部と、を有する枠体と、
ワイヤハーネスを有し前記枠体に取り付けられた機能部品と、を具備し、
前記ワイヤハーネスは、前記頂支柱部、前記第1側支柱部、前記第2側支柱部、前記第1補強支柱部、または、前記第2補強支柱部の少なくとも一部に一体に設けられた溝状保持部に保持されている、フロントエンドモジュール。
【請求項6】
前記溝状保持部は前記ワイヤハーネスを脱着可能に保持する、請求項5に記載のフロントエンドモジュール。
【請求項7】
さらに、前記頂支柱部と前記第1側支柱部と前記第1補強支柱部とで区画された第1保持領域および/または前記頂支柱部と前記第2側支柱部と前記第2補強支柱部と区画された第2保持領域に収容保持される液体タンクを有する液体利用装置を具備する、請求項5または請求項6に記載のフロントエンドモジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は車両における車室よりも前側の領域に搭載されるフロントエンドモジュールに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両における車室よりも前側の領域に配設される複数の車両搭載品を枠体とともにモジュール化した、フロントエンドモジュールが提案されている。
車両における車室よりも前側の領域とは、ボンネットの下に位置する所謂エンジンルーム、モータールーム等と称される領域を意味する。
当該フロントエンドモジュールに含まれる車両搭載品としては、例えば、ラジエータ、当該ラジエータを覆うファンシュラウド、ランプ、フロントグリル、バンパ等に代表される、各種の装置や部材が挙げられる。
【0003】
特許文献1には、車両骨格を補強するラジエータサポートにラジエータを取り付け、さらに、当該ラジエータサポートに灯体を取り付けたフロントエンドモジュールが紹介されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-299588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に紹介されているラジエータサポートは、上部サポート部材、下部サポート部材およびクロスメンバで形成される略矩形の枠体を有する。当該枠体は前方および後方に向けて概略矩形状に開口する比較的大きな収容空間を有する。当該ラジエータサポートは、その収容空間にラジエータを収容保持する。
【0006】
ところで近年台頭著しい電気自動車(所謂EV車)は、電池を駆動源として搭載しているために、内燃機関を駆動源として搭載した従来型のエンジン車と比べて、車両の構造や車両搭載品において大きく異なる。特に、車両における車室よりも前側の領域において、その相違は顕著である。
【0007】
したがって、このような車両の構造や車両搭載品の変遷に対応し、車両における車室よりも前側の領域における各種の車両搭載品のレイアウトを見直すことが望まれている。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、車両における車室よりも前側の領域における車両搭載品のレイアウトを従来とは異なる新規なものにできるフロントエンドモジュールを提供することを解決すべき課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決する本発明のフロントエンドモジュールは、
車両における車室よりも前側の領域に搭載されるフロントエンドモジュールであって、
車幅方向に延びる頂支柱部と、前記頂支柱部の一端部から下方に延びる第1側支柱部と、前記頂支柱部の他端部から下方に延びる第2側支柱部と、前記頂支柱部と前記第1側支柱部とに架け渡された第1補強支柱部と、前記頂支柱部と前記第2側支柱部とに架け渡された第2補強支柱部と、を有する枠体と、
前記頂支柱部と前記第1側支柱部と前記第1補強支柱部とで区画された第1保持領域および/または前記頂支柱部と前記第2側支柱部と前記第2補強支柱部とで区画された第2保持領域に収容保持される液体タンクを有する液体利用装置と、を具備する、フロントエンドモジュールである。
【発明の効果】
【0010】
本発明のフロントエンドモジュールによると、車両における車室よりも前側の領域における車両搭載品のレイアウトを従来とは異なる新規なものにすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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