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公開番号2025091540
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023206797
出願日2023-12-07
発明の名称生分解性樹脂の成形体
出願人DIC株式会社
代理人弁理士法人平和国際特許事務所
主分類C08L 67/00 20060101AFI20250612BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】生分解性が向上した生分解樹脂組成物の成形体を提供する。
【解決手段】生分解性樹脂と、下記一般式(A)で表される繰り返し単位と、下記一般式(G)で表される繰り返し単位とを有するポリエステル、又は、下記一般式(L)で表される繰り返し単位と、下記一般式(A)で表される繰り返し単位と、下記一般式(G)で表される繰り返し単位とを有するポリエステルであって、少なくとも一方の末端にカルボキシル基を有するポリエステルである生分解性樹脂分解促進剤と、を含有する生分解性樹脂組成物の成形体。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025091540000010.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">34</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">153</com:WidthMeasure> </com:Image> 【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
生分解性樹脂と、
下記一般式(A)で表される繰り返し単位と、下記一般式(G)で表される繰り返し単位とを有するポリエステル、又は、下記一般式(L)で表される繰り返し単位と、下記一般式(A)で表される繰り返し単位と、下記一般式(G)で表される繰り返し単位とを有するポリエステルであって、少なくとも一方の末端にカルボキシル基を有するポリエステルである生分解性樹脂分解促進剤と、
を含有する生分解性樹脂組成物の成形体。
TIFF
2025091540000009.tif
34
153
(前記一般式(A)、(G)及び(L)中、
Aは、炭素原子数0~12の脂肪族二塩基酸残基又は炭素原子数5~15の芳香族二塩基酸残基であり、
Gは、炭素原子数2~12の脂肪族ジオール残基であり、
Lは、炭素原子数2~18のヒドロキシカルボン酸残基である。)
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
動物プランクトンの飼育設備に用いられる、請求項1に記載の成形体。
【請求項3】
水処理装置に用いられる、請求項1に記載の成形体。
【請求項4】
発泡体に用いられる、請求項1に記載の成形体。
【請求項5】
ドレーン材に用いられる、請求項1に記載の成形体。
【請求項6】
ダウンホールツール部材に用いられる、請求項1に記載の成形体。
【請求項7】
フラックプラグに用いられる、請求項1に記載の成形体。
【請求項8】
打揚げ花火用玉皮に用いられる、請求項1に記載の成形体。
【請求項9】
電池材料に用いられる、請求項1に記載の成形体。
【請求項10】
コンデンサに用いられる、請求項1に記載の成形体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、生分解性樹脂の成形体に関する。より詳しくは、所定の生分解性促進剤を含む生分解性樹脂組成物の成形体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
マイクロプラスチック問題やごみの廃棄量問題を受け、汎用プラスチックを生分解性プラスチックに代替する動きが世界規模で加速しており、生分解性プラスチックの需要は、世界的に大きく増大することが予想されている。しかしながら、生分解性プラスチックが自然環境中で分解する為には長時間を要するため、分解時間を短縮する技術開発が求められている。
【0003】
生分解性樹脂の分解は、高温多湿な環境下に置くことで促進することができるが、さらなる生分解性促進のため、生分解性樹脂の生分解性を向上させる添加剤の開発がなされている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-21326号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
生分解性樹脂の特性を活かした開発が進められており、従来よりも広範な用途で生分解性を有する成形体が要求されている。本発明が解決しようとする課題は、生分解性が向上した生分解樹脂組成物の成形体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討を行った結果、新規な生分解性促進剤を開発した(特願2022-74414号)。該生分解性促進剤の性能評価を進めた結果、様々な成形体において、優れた効果が得られることを見出した。
【0007】
本発明によれば、生分解性樹脂と、下記一般式(A)で表される繰り返し単位と、下記一般式(G)で表される繰り返し単位とを有するポリエステル、又は、下記一般式(L)で表される繰り返し単位と、下記一般式(A)で表される繰り返し単位と、下記一般式(G)で表される繰り返し単位とを有するポリエステルであって、少なくとも一方の末端にカルボキシル基を有するポリエステルである生分解性樹脂分解促進剤と、を含有する生分解性樹脂組成物の成形体が提供できる。
TIFF
2025091540000001.tif
34
153
(前記一般式(A)、(G)及び(L)中、
Aは、炭素原子数0~12の脂肪族二塩基酸残基又は炭素原子数5~15の芳香族二塩基酸残基であり、
Gは、炭素原子数2~12の脂肪族ジオール残基であり、
Lは、炭素原子数2~18のヒドロキシカルボン酸残基である。)
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、生分解性が向上した生分解樹脂組成物の成形体が提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態について説明する。本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の効果を損なわない範囲で適宜変更を加えて実施することができる。
【0010】
本発明の成形体は、生分解性樹脂と、下記一般式(A)で表される繰り返し単位と、下記一般式(G)で表される繰り返し単位とを有するポリエステル、又は、下記一般式(L)で表される繰り返し単位と、下記一般式(A)で表される繰り返し単位と、下記一般式(G)で表される繰り返し単位とを有するポリエステルであって、少なくとも一方の末端にカルボキシル基を有するポリエステルを含む生分解性樹脂分解促進剤と、を含有する生分解性樹脂組成物の成形体である。
(【0011】以降は省略されています)

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