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公開番号
2025091685
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207088
出願日
2023-12-07
発明の名称
ロールスクリーン装置及びその設置構造
出願人
セイキ販売株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
9/80 20060101AFI20250612BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】建物開口部から外側に傾斜して開放される窓に設置され、日光の室内への入射を可及的に抑制可能なロールスクリーン装置及びその設置構造を提供する。
【解決手段】ロールスクリーン装置1は、一端を巻取軸5に取り付けて巻取り可能なスクリーンと、窓40に周設された窓枠41のうち開放端側に配した縦窓枠42に固定するための枠体15と、巻取軸を回動自在に支持し、建物開口枠50のうち縦窓枠が接する第1開口縦枠51とは逆側の第2開口縦枠52に固定する巻取りボックス4と、スクリーンの他端に取り付けた可動框7と、スクリーンを巻取軸から繰り出す際に、スクリーンを巻き取る方向の付勢力を蓄積する巻取り機構と、第1端を可動框7に連結し第2端側を枠体15内に通じて外部の操作部10に連結した操作紐11を有する。操作紐を枠体内に移動可能に挿通し、枠体内に、操作紐の張力の作用方向への移動を阻止し又は許容可能なロック機構を設ける。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
建物開口枠から外側への回動により傾斜して突出する形態で開放される窓の外面に設置するためのロールスクリーン装置であって、
一端が巻取軸に取り付けられ該巻取軸に巻取り可能なスクリーンと、前記窓に周設された窓枠のうち開放端側に配された開放側窓枠に固定するための枠体と、前記巻取軸が内部で軸線回りに回動自在に支持されていて、前記建物開口枠における前記開放側窓枠が接する第1開口枠とは逆側の第2開口枠に固定される巻取りボックスと、前記スクリーンの他端に取り付けられた可動框と、前記可動框の移動により前記スクリーンが前記巻取軸から繰り出された際に、該スクリーンを巻き取る方向の付勢力が蓄積される巻取り機構と、長手の第1端が前記可動框に連結されると共に、第2端側が前記枠体内を通じて外部の操作部に連結された操作紐と、を有しており、
前記操作紐は、その長手方向へ移動可能に前記枠体内に挿通されており、
前記枠体には、前記操作紐の移動を選択的に阻止したり許容したりすることが可能なロック機構が設けられている、
ことを特徴とするロールスクリーン装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記操作紐は2本の紐体によって形成されており、
前記枠体は、その長手の一端側及び他端側に内部に連通する第1開口及び第2開口が開設され、前記第1開口と前記第2開口との間に同じく内部に連通する第3開口が開設されており、
前記2本の紐体における前記第1端が、前記可動框における長手の中央よりも一端側の位置と他端側の位置に連結され、前記第2端側が、前記枠体における長手の一端側及び他端側に開設された前記第1開口及び前記第2開口から該枠体内に導入され、転向子による転向により長手の内方向へ挿通された後に、前記ロック機構を経て前記第3開口から外部に導出されて、前記第2端において前記2本の紐体が1つの前記操作部に連結されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のロールスクリーン装置。
【請求項3】
前記操作紐には、前記巻取り機構の付勢力による張力が作用しており、
前記ロック機構は、前記操作紐の張力の作用方向への移動を選択的に阻止したり許容したりするように構成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のロールスクリーン装置。
【請求項4】
前記ロック機構は、回転軸によって回動可能に支持されていて、前記2本の紐体のうち一方の紐体を前記第3開口側へと転向させる転向ローラと、他方の紐体を前記第3開口側へと転向させる転向部と、前記転向部よりも前記第3開口側において、前記転向ローラ側に開口する収容空間内に回動可能かつ移動可能に配されたロック用ローラと、を有しており、前記操作紐への張力の作用方向に応じて、前記転向ローラと前記ロック用ローラとの間に前記操作紐が挟持されて前記張力の作用方向への移動をロックされたり、これらローラ間の距離が離間して前記操作紐の前記張力の作用方向への移動が許容されたりするように構成されている、
ことを特徴とする請求項3に記載のロールスクリーン装置。
【請求項5】
前記操作紐における前記2本の紐体の第1端は、前記可動框の両端部において前記スクリーンの両側よりも外側に配された部分に連結されている、
ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のロールスクリーン装置。
【請求項6】
建物開口枠から外側への回動により傾斜して突出する形態で開放される窓の外面に対するロールスクリーン装置の設置構造であって、
前記ロールスクリーン装置は、一端が巻取軸に取り付けられ該巻取軸に巻取り可能なスクリーンと、前記巻取軸が内部で軸線回りに回動自在に支持された巻取りボックスと、前記スクリーンの他端に取り付けられた可動框と、前記可動框の移動により前記スクリーンが前記巻取軸から繰り出された際に、該スクリーンを巻き取る方向の付勢力が蓄積される巻取り機構と、長手の第1端が前記可動框に連結されると共に、第2端が操作部に連結された操作紐とを有しており、
前記窓に周設された窓枠のうち開放端側に配された開放側窓枠に固定された枠体内に、前記操作紐における前記第1端と前記第2端との間の中間部が、その長手方向に移動可能に挿通されており、
前記巻取りボックスが、前記建物開口枠における前記開放側窓枠が接する第1開口枠とは逆側の第2開口枠に固定されており、
さらに、前記枠体には、前記操作紐の張力の作用方向への移動を選択的に阻止したり許容したりすることが可能なロック機構が設けられている、
ことを特徴とするロールスクリーン装置の設置構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物開口部から外側に傾斜して突出する形態で開放される窓の外面に設置するためのロールスクリーン装置、及びその設置構造に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
建物開口部において、例えば夏期の西日等、日光が入射する窓の外側に遮光用スクリーンを設置することは、特許文献1に開示されているように既に知られている。
ところで、この種のスクリーン装置においては、窓の外側への開閉の妨げとならないよう、窓の上に設けた庇の先端寄りの位置にスクリーンの巻取りボックスを設置し、室内側から前記スクリーンの張設操作を行なうことができるような機構を採用する必要性がある。
【0003】
しかしながら、このようなスクリーン装置の設置構造では、建物開口部と前記スクリーンの張設位置との間に、外側への窓の開閉を考慮した距離を確保する必要性がるため、建物開口部の向きや太陽の位置等によって、日光の室内への入射を十分に遮ることができない虞がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-37875号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の技術的課題は、建物開口部から外側に傾斜して突出する形態で開放される窓の外側に設置するためのロールスクリーン装置、及びその設置構造において、建物開口部の向きや太陽の位置にかかわらず、日光の室内への入射を可及的に抑制することが可能なものを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係わるロールスクリーン装置は、建物開口枠から外側への回動により傾斜して突出する形態で開放される窓の外面に設置するためのロールスクリーン装置であって、一端が巻取軸に取り付けられ該巻取軸に巻取り可能なスクリーンと、前記窓に周設された窓枠のうち開放端側に配された開放側窓枠に固定するための枠体と、前記巻取軸が内部で軸線回りに回動自在に支持されていて、前記建物開口枠における前記開放側窓枠が接する第1開口枠とは逆側の第2開口枠に固定される巻取りボックスと、前記スクリーンの他端に取り付けられた可動框と、前記可動框の移動により前記スクリーンが前記巻取軸から繰り出された際に、該スクリーンを巻き取る方向の付勢力が蓄積される巻取り機構と、長手の第1端が前記可動框に連結されると共に、第2端側が前記枠体内を通じて外部の操作部に連結された操作紐と、を有しており、前記操作紐は、その長手方向へ移動可能に前記枠体内に挿通されており、前記枠体には、前記操作紐の移動を選択的に阻止したり許容したりすることが可能なロック機構が設けられている、ことを特徴とする。
【0007】
この場合において、好ましくは、前記操作紐は2本の紐体によって形成されており、前記枠体は、その長手の一端側及び他端側に内部に連通する第1開口及び第2開口が開設され、前記第1開口と前記第2開口との間に同じく内部に連通する第3開口が開設されており、前記2本の紐体における前記第1端が、前記可動框における長手の中央よりも一端側の位置と他端側の位置に連結され、前記第2端側が、前記枠体における長手の一端側及び他端側に開設された前記第1開口及び前記第2開口から該枠体内に導入され、転向子による転向により長手の内方向へ挿通された後に、前記ロック機構を経て前記第3開口から外部に導出されて、前記第2端において前記2本の紐体が1つの前記操作部に連結されている。
【0008】
また、好ましくは、前記操作紐には、前記巻取り機構の付勢力による張力が作用しており、前記ロック機構は、前記操作紐の張力の作用方向への移動を選択的に阻止したり許容したりするように構成されている。
【0009】
また、好ましくは、前記ロック機構は、回転軸によって回動可能に支持されていて、前記2本の紐体のうち一方の紐体を前記第3開口側へと転向させる転向ローラと、他方の紐体を前記第3開口側へと転向させる転向部と、前記転向部よりも前記第3開口側において、前記転向ローラ側に開口する収容空間内に回動可能かつ移動可能に配されたロック用ローラと、を有しており、前記操作紐への張力の作用方向に応じて、前記転向ローラと前記ロック用ローラとの間に前記操作紐が挟持されて前記張力の作用方向への移動をロックされたり、これらローラ間の距離が離間して前記操作紐の前記張力の作用方向への移動が許容されたりするように構成されている。
【0010】
また、好ましくは、前記操作紐における前記2本の紐体の第1端は、前記可動框の両端部において前記スクリーンの両側よりも外側に配された部分に連結されている。
(【0011】以降は省略されています)
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