特許ウォッチ

公開番号2025093177
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208756
出願日2023-12-11
発明の名称作業機械の携帯型操作装置
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/20 20060101AFI20250616BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】作業アタッチメントを備えた作業機械を操作する操作者に合わせて操作性を向上させることが可能な作業機械の携帯型操作装置を提供する。
【解決手段】作業機械の携帯型操作装置100は、作業機械の操作時に操作者が携帯する筐体150と、その筐体150に設けられて操作者によって操作される左操作レバー121L及び右操作レバー121Rと、これら左操作レバー121L及び右操作レバー121Rの操作者に対する位置及び姿勢の少なくとも一方を調整可能な調整機構PAMと、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
作業アタッチメントを備えた作業機械の携帯型操作装置であって、
前記作業機械の操作時に操作者が携帯する筐体と、
前記筐体に設けられて前記操作者によって操作される左操作レバー及び右操作レバーと、
前記左操作レバー及び前記右操作レバーの前記操作者に対する位置及び姿勢の少なくとも一方を調整可能な調整機構と、を備える、
作業機械の携帯型操作装置。
続きを表示（約 880 文字）【請求項２】
前記調整機構は、前記筐体に設けられて前記左操作レバーと前記右操作レバーとの間隔を調整可能な伸縮機構を含む、
請求項１に記載の作業機械の携帯型操作装置。
【請求項３】
前記調整機構は、前記筐体に設けられて前記筐体に対する前記左操作レバー及び前記右操作レバーの設置角度を調整可能な角度調整機構を含む、
請求項１に記載の作業機械の携帯型操作装置。
【請求項４】
前記調整機構は、前記左操作レバー及び前記右操作レバーの長さを変更可能なレバー長調節部を含む、
請求項１に記載の作業機械の携帯型操作装置。
【請求項５】
前記筐体は、中央部と、前記中央部の左側に配置されて前記左操作レバーが設けられる左側部と、前記中央部の右側に配置されて前記右操作レバーが設けられる右側部と、を有し、
前記伸縮機構は、前記中央部に対して左右に伸縮可能に設けられた前記左側部と、前記中央部に対して左右に伸縮可能に設けられた右側部と、を含む、
請求項２に記載の作業機械の携帯型操作装置。
【請求項６】
前記左操作レバー及び前記右操作レバーは、それぞれ、レバーと、前記レバーを傾倒自在に支持するとともに前記レバーの操作方向及び操作量を検出するレバー基部と、を有し、
前記角度調整機構は、前記レバー基部に固定された被締結部と、弛緩時に前記被締結部を回動自在に支持するとともに締結時に前記被締結部を締結して固定するクランプと、を含む、
請求項３に記載の作業機械の携帯型操作装置。
【請求項７】
前記レバー長調節部は、前記左操作レバー及び前記右操作レバーのそれぞれに設けられた伸縮機構である、
請求項４に記載の作業機械の携帯型操作装置。
【請求項８】
前記レバー長調節部は、前記左操作レバー及び前記右操作レバーのそれぞれに取付け及び取り外し可能な延長部を含む、
請求項４に記載の作業機械の携帯型操作装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、作業機械の携帯型操作装置に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、遠隔操作機能を持たせた建設機械を操作する際に用いる携帯型の建設機械用肩掛け式操作盤が知られている（例えば、特許文献１）。この従来の建設機械用肩掛け式操作盤は、建設機械の本体上に搭載された受信機に対して遠隔操作信号を送信する送信機を構成する。この操作盤は、上面に指で操作する操作レバーを取り付けた操作盤本体の左右側面に手置台を設けている。また、手置台は、上下位置を調整可能に取り付けられている。
【０００３】
この操作盤によれば、操作レバーを操作する時に手が手置台により支持されて、操作中に手が上下にふらつくことが防止される。また、手置台を上下位置調整可能に取り付けることで、手置台の高さが操作者の手の大きさに合わせて好適な高さに調整される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開平０７－２０３５６８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
上記従来の携帯型の建設機械用肩掛け式操作盤は、操作レバーを操作する操作者ごとに異なる手の大きさに合わせて、操作者が手を置く手置台の位置を変更することで、操作者の指による操作レバーの操作を容易にしている。しかしながら、この従来の操作盤は、操作者が手を置く位置を変更しても、操作者に対する操作レバーの位置及び姿勢は変化しない。そのため、操作者ごとに異なる手の大きさや身体の大きさなどの個性に合わせた操作性の向上に課題がある。
【０００６】
本開示は、作業アタッチメントを備えた作業機械を操作する操作者に合わせて操作性を向上させることが可能な作業機械の携帯型操作装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の一つの態様は、作業アタッチメントを備えた作業機械の携帯型操作装置であって、前記作業機械の操作時に操作者が携帯する筐体と、前記筐体に設けられて前記操作者によって操作される左操作レバー及び右操作レバーと、前記右操作レバー及び前記左操作レバーの前記操作者に対する位置及び姿勢の少なくとも一方を調整可能な調整機構と、を備える、作業機械の携帯型操作装置である。
【発明の効果】
【０００８】
上記の態様によれば、作業アタッチメントを備えた作業機械を操作する操作者に合わせて操作性を向上させることが可能な作業機械の携帯型操作装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本開示に係る作業機械の携帯型操作装置の実施形態を示すブロック図である。
図１の携帯型操作装置の一例を示す上面図である。
図１の携帯型操作装置における角度調整機構の一例を示す斜視図である。
図３の角度調整機構による角度調整を説明する側面図である。
図３の角度調整機構の変形例を説明する側面図である。
図１の携帯型操作装置におけるレバー長調節部の一例を示す斜視図である。
図１の携帯型操作装置におけるレバー長調節部の他の例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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