TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025093180
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208763
出願日2023-12-11
発明の名称ビーム制御器、無線通信装置、ビーム制御方法、およびプログラム
出願人日本無線株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04B 7/08 20060101AFI20250616BHJP(電気通信技術)
要約【課題】受信レベルの変動が発生する頻度を、従来より抑えることができるビーム制御器を提供すること。
【解決手段】フェイズドアレイアンテナの受信ビームの方向を制御するビーム制御器であって、相手局の追尾を行うための第1の受信ビームの方向を制御する追尾制御部と、前記相手局からのデータ受信を行うための第2の受信ビームの方向を制御するデータ受信制御部とを備える、ビーム制御器である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
フェイズドアレイアンテナの受信ビームの方向を制御するビーム制御器であって、
相手局の追尾を行うための第1の受信ビームの方向を制御する追尾制御部と、
前記相手局からのデータ受信を行うための第2の受信ビームの方向を制御するデータ受信制御部と
を備える、ビーム制御器。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記追尾制御部は、前記第1の受信ビームの受信レベルに基づき、コニカルスキャンを用いて前記相手局の追尾を行い、
前記データ受信制御部は、前記第2の受信ビームの方向を、前記コニカルスキャンに用いられる回転軸の方向に設定する、請求項1に記載のビーム制御器。
【請求項3】
フェイズドアレイアンテナと、
前記フェイズドアレイアンテナの受信ビームの方向を制御するビーム制御器と
を備え、
前記ビーム制御器は、
相手局の追尾を行うための第1の受信ビームの方向を制御する追尾制御部と、
前記相手局からのデータ受信を行うための第2の受信ビームの方向を制御するデータ受信制御部と
を備える、無線通信装置。
【請求項4】
フェイズドアレイアンテナの受信ビームの方向を制御するビーム制御方法であって、
相手局の追尾を行うための第1の受信ビームの方向を制御する第1のステップと、
前記相手局からのデータ受信を行うための第2の受信ビームの方向を制御する第2のステップと
を有する、ビーム制御方法。
【請求項5】
コンピュータを、
フェイズドアレイアンテナの受信ビームの方向を制御するビーム制御器
として機能させるためのプログラムであって、
前記ビーム制御器は、
相手局の追尾を行うための第1の受信ビームの方向を制御する追尾制御部と、
前記相手局からのデータ受信を行うための第2の受信ビームの方向を制御するデータ受信制御部と
を備える、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ビーム制御器、無線通信装置、ビーム制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
衛星通信の車載局などには、衛星などの相手局を捕捉、追尾するために、アンテナを微少な角度で振らせている間、受信レベルを監視し、最も受信レベルが大となる方向を検出してアンテナをその方向に制御するコニカルスキャンを用いるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-270806号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のコニカルスキャンにおいては、受信ビームの変更が頻繁に発生するため、該変更に伴う受信レベルの変動も頻繁に発生することがあるという問題がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、受信レベルの変動が発生する頻度を、従来より抑えることができるビーム制御器、無線通信装置、ビーム制御方法、およびプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様は、フェイズドアレイアンテナの受信ビームの方向を制御するビーム制御器であって、相手局の追尾を行うための第1の受信ビームの方向を制御する追尾制御部と、前記相手局からのデータ受信を行うための第2の受信ビームの方向を制御するデータ受信制御部とを備える、ビーム制御器である。
【0007】
また、本発明の他の一態様は、上述したビーム制御器であって、前記追尾制御部は、前記第1の受信ビームの受信レベルに基づき、コニカルスキャンを用いて前記相手局の追尾を行い、前記データ受信制御部は、前記第2の受信ビームの方向を、前記コニカルスキャンに用いられる回転軸の方向に設定する。
【0008】
また、本発明の他の一態様は、フェイズドアレイアンテナと、前記フェイズドアレイアンテナの受信ビームの方向を制御するビーム制御器とを備え、前記ビーム制御器は、相手局の追尾を行うための第1の受信ビームの方向を制御する追尾制御部と、前記相手局からのデータ受信を行うための第2の受信ビームの方向を制御するデータ受信制御部とを備える、無線通信装置である。
【0009】
また、本発明の他の一態様は、フェイズドアレイアンテナの受信ビームの方向を制御するビーム制御方法であって、相手局の追尾を行うための第1の受信ビームの方向を制御する第1のステップと、前記相手局からのデータ受信を行うための第2の受信ビームの方向を制御する第2のステップとを有する、ビーム制御方法である。
【0010】
また、本発明の他の一態様は、コンピュータを、フェイズドアレイアンテナの受信ビームの方向を制御するビーム制御器として機能させるためのプログラムであって、前記ビーム制御器は、相手局の追尾を行うための第1の受信ビームの方向を制御する追尾制御部と、前記相手局からのデータ受信を行うための第2の受信ビームの方向を制御するデータ受信制御部とを備える、プログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本無線株式会社
自己位置推定装置、衛星通信システム、自己位置推定方法
14日前
日本無線株式会社
表示制御装置、レーダ装置、表示制御方法、およびプログラム
8日前
個人
携帯端末保持具
2か月前
個人
音響装置
2か月前
個人
店内配信予約システム
1日前
サクサ株式会社
中継装置
8日前
日本精機株式会社
投影システム
2か月前
日本無線株式会社
音声通信方式
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
今日
キヤノン株式会社
通信装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
21日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
3か月前
日本精機株式会社
画像投映システム
10日前
キヤノン電子株式会社
モバイル装置
8日前
電気興業株式会社
無線中継器
28日前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
21日前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
2か月前
個人
補聴器のイヤピース耳穴挿入具
1か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
リオン株式会社
電気機械変換器
1か月前
キヤノン株式会社
画像表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2か月前
キヤノン株式会社
通信システム
1か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
3か月前
キヤノン株式会社
撮影システム
1か月前
日本放送協会
映像伝送システム
2か月前
キヤノン株式会社
映像表示装置
2か月前
株式会社ヴィーネックス
カメラ
1か月前
株式会社シグマ
撮像素子及び撮像装置
2か月前
オムロン株式会社
スレーブ装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
1か月前
株式会社クーネル
音響装置
1か月前
続きを見る