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公開番号2025093366
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023208963
出願日2023-12-12
発明の名称空中浮遊映像表示装置
出願人マクセル株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類G02B 30/56 20200101AFI20250617BHJP(光学)
要約【課題】より好適な空中浮遊映像表示装置を提供すること。本発明によれば、持続可能な開発目標(SDGs)の「3すべての人に健康と福祉を」、「9産業と技術革新の基盤をつくろう」、「11住み続けられるまちづくりを」に貢献する。
【解決手段】空中浮遊映像表示装置であって、光源装置と、光源装置から出射された光が斜め方向に入射されるように配置され、入射された光を透過する所定形状の透過部を有するマスク部材と、マスク部材を透過した光を反射させ、反射させた光により空中に実像である空中浮遊映像を表示させる再帰反射部材と、ユーザによる空中浮遊映像の操作を検出する操作検出器と、を備える。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
空中浮遊映像表示装置であって、
光源装置と、
前記光源装置から出射された光が斜め方向に入射されるように配置され、入射された光を透過する所定形状の透過部を有するマスク部材と、
前記マスク部材を透過した光を反射させ、反射させた光により空中に実像である空中浮遊映像を表示させる再帰反射部材と、
ユーザによる前記空中浮遊映像の操作を検出する操作検出器と、を備える、
空中浮遊映像表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置であって、
前記マスク部材と前記再帰反射部材との間に配置され、前記マスク部材を透過した光を透過する映像光制御シートを備える、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置であって、
前記光源装置は、
光源と、
前記光源から出射される光を、前記マスク部材に対して斜め方向に入射するように導光する導光体と、を備える、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項4】
請求項3に記載の空中浮遊映像表示装置であって、
前記光源装置は、
前記光源と前記導光体との間に配置され、前記光源から出射される光の拡散角を低減する光学素子をさらに備える、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項5】
請求項3に記載の空中浮遊映像表示装置であって、
前記光源により斜め下方に向かう光が出射され、
前記再帰反射部材により斜め上方に向かう光によって前記空中浮遊映像が表示され、
前記光源が、前記導光体の上方に当該導光体に向けて配置されている、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項6】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置であって、
前記再帰反射部材の少なくとも一方の端部外側に、前記光源装置から出射される光の主光線の向きに沿って配置される反射部材を備える、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項7】
請求項6に記載の空中浮遊映像表示装置であって、
前記反射部材が、前記再帰反射部材の両端部の外側にそれぞれ配置されている、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項8】
請求項6に記載の空中浮遊映像表示装置であって、
前記反射部材は、前記マスク部材から前記空中浮遊映像に対応する部分まで連続的に設けられている、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項9】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置であって、
前記再帰反射部材と前記空中浮遊映像の間に配置され、透明材料で形成される保護板を備え、
前記保護板を透過した光によって前記空中浮遊映像が表示される、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項10】
請求項9に記載の空中浮遊映像表示装置であって、
前記保護板に対する前記ユーザの手指の接触を検出する接触検出器をさらに備える、
空中浮遊映像表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空中浮遊映像表示装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
空中浮遊情報表示技術については、例えば、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-128722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の開示では、空中浮遊映像の実用的な明るさや品位を得るための構成や、ユーザが空中浮遊映像をより楽しく視認するための構成などについての考慮は十分ではなかった。
【0005】
本発明の目的は、より好適な空中浮遊映像表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、空中浮遊映像表示装置であって、光源装置と、前記光源装置から出射された光が斜め方向に入射されるように配置され、入射された光を透過する所定形状の透過部を有するマスク部材と、前記マスク部材に対して平行に配置され、前記透過部を透過した光を反射させ、反射させた光により空中に実像である空中浮遊映像を表示させる再帰反射部材と、ユーザによる前記空中浮遊映像の操作を検出する操作検出器と、を備える、ように構成すればよい。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、より好適な空中浮遊映像表示装置を実現できる。これ以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明において明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の使用形態の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板の投影図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板の上面図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す斜視図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す上面図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す側面図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成例を示す図である。ある。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部を示す配置図である。
本発明の一実施例に係る表示装置の構成を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る表示装置の構成を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る映像表示装置の光源拡散特性を説明するための説明図である。
本発明の一実施例に係る映像表示装置の拡散特性を説明するための説明図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の一例を示す正面図である。
本発明の一実施例に係る空間像表示デバイスの配置の一例を示す上面図である。
本発明の一実施例に係る空間像表示デバイスの内部構成の一例を模式的に示す側面図である。
本発明の一実施例に係るマスク部材の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像の一例を説明する図である。
本発明の一実施例に係るマスク表示ユニットの内部構成の一例を模式的に示す側面図である。
本発明の一実施例に係る映像光制御シートの一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成例を示すブロック図である。
本発明の一実施例に係る空間像表示デバイスの配置の他の例を示す上面図である。
本発明の一実施例に係る空間像表示デバイスの配置の他の例を示す上面図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映デバイスの配置の他の例を示す正面図である。
本発明の一実施例に係る空間像表示デバイスの他の例を模式的に示す上面図である。
本発明の一実施例に係るマスク部材の他の例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間像表示デバイスの他の例を模式的に示す上面図である。
本発明の一実施例に係る空間像表示デバイスの内部構成の他の例を模式的に示す側面図である。
本発明の一実施例に係る空間像表示デバイスの内部構成の他の例を模式的に示す側面図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の他の例を説明する正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は実施例の説明に限定されるものではなく、本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更および修正が可能である。また、本発明を説明するための全図において、同一の機能を有するものには、同一の符号を付与し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
【0010】
以下の実施例は、映像発光源からの映像光による映像を、ガラス等の空間を仕切る透明な部材を介して透過して、前記透明な部材の外部に空間浮遊映像として表示することが可能な映像表示装置に関する。なお、以下の実施例の説明において、空間に浮遊する映像を「空間浮遊映像」という用語で表現している。この用語の代わりに、「空中像」、「空間像」、「空中浮遊映像」、「表示映像の空間浮遊光学像」、「表示映像の空中浮遊光学像」などと表現してもかまわない。実施例の説明で主として用いる「空間浮遊映像」との用語は、これらの用語の代表例として用いている。
(【0011】以降は省略されています)

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