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公開番号
2025093811
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209704
出願日
2023-12-12
発明の名称
プログラム、判断システム及び判断方法
出願人
株式会社ミラボ
,
合同会社パブテックラボ
代理人
個人
主分類
G06Q
10/06 20230101AFI20250617BHJP(計算;計数)
要約
【課題】本発明は、一行為者が過去にした行為と同一類似行為をする場合に、両行為者が同一人であることの判断をすることができるプログラムの提供を目的とする。
【解決手段】本発明のプログラムPGは、コンピュータ20に、一行為者U1を含む複数の行為者Uにより前記同一類似行為がされる毎に、各行為者Uの行為内容及びその行為の時期を含む行為情報を記憶する記憶機能と、前記記憶機能によって記憶される複数の前記行為情報から、複数の前記行為内容とそれらの行為の時期との相関関係を教師データとして機械学習させて、前記行為情報の相関モデルを生成する生成機能と、一行為者U1が前記同一類似行為をした場合に、前記相関モデルに基づいて一行為者U1が過去に前記同一類似行為をした行為者と同一人であるとの判断をする判断機能と、を実行させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
一行為者が過去にした行為と同一類似行為をする場合に、両行為者が同一人であることの判断をするプログラムであって、
コンピュータに、
前記一行為者を含む複数の行為者により前記同一類似行為がされる毎に、各行為者の行為内容及びその行為の時期を含む行為情報を記憶する記憶機能と、
前記記憶機能によって記憶される複数の前記行為情報から、複数の前記行為内容とそれらの行為の時期との相関関係を教師データとして機械学習させて、前記行為情報の相関モデルを生成する生成機能と、
前記一行為者が前記同一類似行為をする場合に、前記相関モデルに基づいて前記一行為者が過去に前記同一類似行為をした行為者と同一人であるとの判断をする判断機能と、
を実行させる、
プログラム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記相関モデルに基づいてとは、前記相関モデルにより特定される行為及び当該行為の類似行為のいずれかの行為に、前記同一類似行為が一致するかによることを意味する、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記記憶機能では、前記行為情報を行為種に分けて記憶し、
前記生成機能では、前記記憶機能によって行為種に分けて記憶される複数の前記行為情報から、複数の前記行為内容とそれらの行為の時期との相関関係を教師データとして機械学習させて、行為種毎の前記行為情報の相関モデルを生成する、
請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記コンピュータに、
各行為者の身分証明体を読み取る読取機能、
を実行させ、
前記記憶機能は、各行為者が初めて行為をする場合に前記読取機能により読み取られた各行為者の前記身分証明体の情報を記憶する、
請求項1~3のいずれか一項に記載のプログラム。
【請求項5】
前記コンピュータに、
前記判断機能の実行時に否定判断がされた後に、前記否定判断の対象の行為者の身分証明体を読み取らせて、前記否定判断の対象の行為者が過去に前記同一類似行為をした行為者と同一人であるかの判断をする再判断機能と、
前記再判断機能の実行時に肯定判断がされた場合に、前記記憶機能により記憶された前記否定判断の対象の行為者の前記行為情報を修正する修正機能と、
を実行させる、
請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
記憶部及び処理部を有し、前記記憶部に請求項1~3のいずれか一項に記載のプログラムを記憶し、前記処理部により前記プログラムを処理して、前記記憶機能、前記生成機能及び前記判断機能を実行するコンピュータと、
前記コンピュータと通信可能に接続され、前記記憶機能によって記憶される複数の前記行為情報を各行為者から取得するインターフェイスと、
を備える、
判断システム。
【請求項7】
記憶部及び処理部を有し、前記記憶部に請求項5に記載のプログラムを記憶し、前記処理部により前記プログラムを処理して、前記記憶機能、前記生成機能、前記判断機能、前記読取機能、前記再判断機能及び前記修正機能を実行するコンピュータと、
前記コンピュータと通信可能に接続され、前記記憶機能によって記憶される複数の前記行為情報を各行為者から取得するインターフェイスと、
を備える、
判断システム。
【請求項8】
請求項1~3のいずれか一項に記載のプログラムを用いて、一行為者が過去にした行為と同一類似行為をする場合に両行為者が同一人であることの判断をする判断方法であって、
前記コンピュータが前記記憶機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記生成機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記判断機能を実行する工程と、
を含む、
判断方法。
【請求項9】
請求項5に記載のプログラムを用いて、一行為者が過去にした行為と同一類似行為をする場合に両行為者が同一人であることの判断をする判断方法であって、
前記コンピュータが前記記憶機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記生成機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記判断機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記読取機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記再判断機能を実行する工程と、
前記コンピュータが前記修正機能を実行する工程と、
を含む、
判断方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、判断システム及び判断方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
日常生活において、私たちは様々な申請書に所定事項を記入して手続をする。例えば、引っ越しに伴い行政機関に転出届、転入届等を提出し、出生に伴い行政機関に出生届(非特許文献1参照)、出産・子育て応援給付金の申請書、出産育児一時金の申請書等を提出する。そして、申請する事情によっては、一度に複数種の申請書を提出する場合もある。
【0003】
行政機関等に提出する複数種の申請書では、それぞれの申請項目が同じ内容であっても互いに名称(項目名)が異なっている場合がある。「氏名」、「名前」及び「お名前」がその例である。そのため、同時に複数種の申請書を提出するような場合であって、一方の申請書では「氏名」の欄に記入し、他方の申請書では「お名前」の欄に記入しなければならないようなとき、すなわち、両申請書の名称に統一性がないとき、申請者はこれを理由に戸惑い(に伴う負担)を生じ得る。また、同時に複数種の申請書を提出するような場合であって、両申請書に同じ又は同じ内容の項目名があるとき、すなわち、複数種の申請書に同じ記載を記入する必要があるとき、申請者にはこれを理由とする負担が強いられる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
https://www.moj.go.jp/content/001295267.pdf、2023年7月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、本願の発明者らは、直近の研究活動を通じて、AI(人工知能)を用いて類似する複数の言葉同士の意味の同一性の相関モデルを生成することで、上記の負担を軽減するプログラムを創作した。また、このプログラムとは別に、本願の発明者らは、複数の者が申請、購入その他の行為を行うことにより得られる行為情報をもとに、AIを用いて行為に関する相関モデルを生成することに成功した。そして、この行為に関する相関モデルを利用すれば、一定の確率で、ある行為者が過去にその行為をした者であるかを判断できるとの知見を得ることができた。
【0006】
本発明は、上記の課題を鑑みて創作されたものであって、一行為者が過去にした行為と同一類似行為をする場合に、両行為者が同一人であることの判断をすることができるプログラムの提供を目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1態様のプログラムは、
一行為者が過去にした行為と同一類似行為をする場合に、両行為者が同一人であることの判断をするプログラムであって、
コンピュータに、
前記一行為者を含む複数の行為者により前記同一類似行為がされる毎に、各行為者の行為内容及びその行為の時期を含む行為情報を記憶する記憶機能と、
前記記憶機能によって記憶される複数の前記行為情報から、複数の前記行為内容とそれらの行為の時期との相関関係を教師データとして機械学習させて、前記行為情報の相関モデルを生成する生成機能と、
前記一行為者が前記同一類似行為をする場合に、前記相関モデルに基づいて前記一行為者が過去に前記同一類似行為をした行為者と同一人であるとの判断をする判断機能と、
を実行させる。
【0008】
第2態様のプログラムは、
第1態様のプログラムにおいて、
前記相関モデルに基づいてとは、前記相関モデルにより特定される行為及び当該行為の類似行為のいずれかの行為に、前記同一類似行為が一致するかによることを意味する。
【0009】
第3態様のプログラムは、
第2態様のプログラムにおいて、
前記記憶機能では、前記行為情報を行為種に分けて記憶し、
前記生成機能では、前記記憶機能によって行為種に分けて記憶される複数の前記行為情報から、複数の前記行為内容とそれらの行為の時期との相関関係を教師データとして機械学習させて、行為種毎の前記行為情報の相関モデルを生成する。
【0010】
第4態様のプログラムは、
第1~第3態様のいずれか一態様のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
各行為者の身分証明体を読み取る読取機能、
を実行させ、
前記記憶機能は、各行為者が初めて行為をする場合に前記読取機能により読み取られた各行為者の前記身分証明体の情報を記憶する。
(【0011】以降は省略されています)
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