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公開番号
2025095299
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211218
出願日
2023-12-14
発明の名称
情報処理装置、情報処理システム、および方法
出願人
株式会社Preferred Networks
,
ENEOS株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06N
3/096 20230101AFI20250619BHJP(計算;計数)
要約
【課題】多数の原子を対象とする高精度なシミュレーションを可能にすること。
【解決手段】実施形態に係る情報処理装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのメモリとを備える。少なくとも1つのプロセッサは、第1のデータを用いて訓練された第1のモデルの少なくとも一部のパラメータを用いて第1のモデルと異なる第2のモデルを生成する。第2のモデルは、原子構造を入力すると原子構造の解析結果を出力するモデルである。少なくとも一部のパラメータは、第2のモデルの解析対象となる原子の種類に基づいて決定される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのメモリと、を備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
第1のデータを用いて訓練された第1のモデルの少なくとも一部のパラメータを用いて、前記第1のモデルと異なる第2のモデルを生成し、
前記第2のモデルは、原子構造を入力すると前記原子構造の解析結果を出力するモデルであり、
前記少なくとも一部のパラメータは、前記第2のモデルの解析対象となる原子の種類に基づいて決定される、
情報処理装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第2のモデルを第2のデータを用いて訓練する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第2のデータは、前記第1のモデルとは異なる第3のモデルを用いて生成されたデータである、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1のデータは、前記第3のモデルを用いて生成されたデータである、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第3のモデルは、ニューラルネットワークポテンシャルである、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1のデータ及び前記第2のデータは原子構造及び前記原子構造の解析結果を含み、
前記第1のデータに含まれる前記原子構造の種類は、前記第2のデータに含まれる前記原子構造の種類よりも多い、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第2のモデルの解析対象となる原子の種類の情報を、他の情報処理装置から取得する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第1のモデルと前記第2のモデルは、同じ種類のモデルである、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第1のモデル及び前記第2のモデルはそれぞれ複数のパラメータを含み、
前記第2のモデルに含まれるパラメータの数は、前記第1のモデルに含まれるパラメータの数より少ない、
請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記モデルの種類は、MTP(Moment Tensor Potential)モデルである、
請求項8に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の実施形態は、情報処理装置、情報処理システム、および方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、原子構造のシミュレーションの方法として、Coupled-cluster singles-and-doubles(CCSD)、古典分子動力学ポテンシャル(以下、古典ポテンシャルと呼ぶ)を用いたシミュレーション、密度汎関数理論(Density Functional Theory:DFT)等の量子化学計算、およびDFTを正解データとして学習した機械学習ポテンシャル等がある。
【0003】
しかしながら、従来の古典ポテンシャルを用いたシミュレーションではシミュレーション可能な原子の数は多いものの、精度が低い場合があった。また、CCSD、DFT、およびDFTを正解データとして学習した機械学習ポテンシャルでは、精度は高いものの、シミュレーション可能な原子の数が限られている。このため、多数の原子を対象とする高精度なシミュレーションを可能にする手法が求められていた。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Ivan S Novikov, Konstantin Gubaev, Evgeny V Podryabinkin and Alexander V Shapeev “The MLIP package: moment tensorpotentials with MPI and active learning”. Published by IOP Publishing Ltd Machine Learning: Science and Technology. Published 28 December 2020. Volume 2, Number 2.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示が解決しようとする課題は、多数の原子を対象とする高精度なシミュレーションを可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る情報処理装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのメモリとを備える。少なくとも1つのプロセッサは、第1のデータを用いて訓練された第1のモデルの少なくとも一部のパラメータを用いて第1のモデルと異なる第2のモデルを生成する。第2のモデルは、原子構造を入力すると原子構造の解析結果を出力するモデルである。少なくとも一部のパラメータは、第2のモデルの解析対象となる原子の種類に基づいて決定される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。
図2は、実施形態に係るプロセッサの機能ブロックの一例を示す図である。
図3は、実施形態に係る第1のモデルの構成の一例を説明する図である。
図4は、実施形態に係る第2のモデルの構成の一例を説明する図である。
図5は、実施形態に係る情報処理装置で実行される訓練から評価までの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら実施形態について詳細に説明する。
【0009】
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る情報処理システムSの構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の情報処理システムSは、情報処理装置1と、外部装置9Aとを含む。
【0010】
情報処理装置1は、MD(Molecular Dynamics、分子動力学)シミュレーションを実行する人工知能モデルの生成、及び当該人工知能モデルを用いたシミュレーションを提供するコンピュータである。情報処理装置1の機能の詳細については図2以降で後述する。人工知能モデルは、本実施形態における「モデル」の限定されない一例である。またMDシミュレーションは、本実施形態における「シミュレーション」の限定されない一例である。情報処理装置1は、本実施形態における第1の情報処理装置の一例である。
(【0011】以降は省略されています)
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