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公開番号2025096446
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2025063666,2023184041
出願日2025-04-08,2020-04-23
発明の名称撮像レンズおよび撮像装置
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G02B 13/00 20060101AFI20250619BHJP(光学)
要約【課題】小型に構成され、良好な光学性能を有し、合焦の高速化に有利な撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、第3レンズ群とからなる。合焦の際に、第2レンズ群のみが移動する。撮像レンズは、無限遠物体に合焦した状態における撮像レンズの焦点距離fと第3レンズ群の焦点距離f3に関する条件式:-0.166≦f/f3<0.38を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、第3レンズ群とからなり、
合焦の際に、前記第1レンズ群および前記第3レンズ群は像面に対して固定されており、前記第2レンズ群が移動し、
前記第1レンズ群は、最も像側に配置され像側に凸面を向けた正の屈折力を有する単レンズと、前記単レンズの物体側に隣接して配置された両凸レンズとを含み、
前記第2レンズ群は、1枚の物体側に凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカスレンズからなり、
前記第3レンズ群は、物体側から像側へ順に、1枚の正レンズと、1枚の負レンズとからなり、
無限遠物体に合焦した状態における全系の焦点距離をf、
前記第3レンズ群の焦点距離をf3、
前記第2レンズ群の焦点距離をf2、
前記第3レンズ群の最も物体側のレンズ面の曲率半径をR3f、
前記第3レンズ群の最も像側のレンズ面の曲率半径をR3rとした場合、
-0.166≦f/f3<0.38 (1-3)
0.5<|f/f2|<2 (5)
-4.81≦(R3r+R3f)/(R3r-R3f)<1 (12-2)
で表される条件式(1-3)、(5)、および(12-2)を満足する撮像レンズ。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記第1レンズ群は絞りを含む請求項1に記載の撮像レンズ。
【請求項3】
前記第1レンズ群は6枚のレンズからなる請求項1又は2に記載の撮像レンズ。
【請求項4】
前記第1レンズ群が含む接合レンズは1組のみである請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
【請求項5】
前記接合レンズは、物体側から像側へ順に、1枚の負レンズと、1枚の正レンズとからなる請求項4に記載の撮像レンズ。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像レンズを備えた撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、撮像レンズ、および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、デジタルカメラ等に用いられる撮像レンズとして、下記特許文献1、下記特許文献2、および下記特許文献3に記載のレンズ系が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-159613号公報
特開2016-099362号公報
特開2014-021341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、小型に構成され、良好な光学性能を有し、合焦の高速化に有利な撮像レンズが要望されている。
【0005】
本開示は、上記事情を鑑みてなされたものであり、小型に構成され、良好な光学性能を有し、合焦の高速化に有利な撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の撮像レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、第3レンズ群とからなり、合焦の際に、第1レンズ群および第3レンズ群は像面に対して固定されており、第2レンズ群が移動し、無限遠物体に合焦した状態における全系の焦点距離をf、第3レンズ群の焦点距離をf3とした場合、
-0.5<f/f3<0.38 (1)
で表される条件式(1)を満足する。
【0007】
本開示の撮像レンズは、
-0.4<f/f3<0.3 (1-1)
で表される条件式(1-1)を満足することが好ましい。
【0008】
第1レンズ群は、最も物体側から像側へ順に連続して、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズとを含み、第1レンズのd線に対する屈折率をN1、第2レンズのd線に対する屈折率をN2とした場合、
1.6<N1<2.1 (2)
1.6<N2<2.1 (3)
で表される条件式(2)および(3)を満足することが好ましい。また、条件式(2)および(3)を満足した上で、
1.65<N1<2 (2-1)
で表される条件式(2-1)を満足することがより好ましい。
【0009】
第1レンズ群が上記第1レンズおよび第2レンズを含む構成において、第1レンズのd線基準のアッベ数をν1n、第2レンズのd線基準のアッベ数をν1pとした場合、
5<ν1n-ν1p<40 (4)
で表される条件式(4)を満足することが好ましい。
【0010】
第1レンズ群は絞りを含むことが好ましい。第1レンズ群は、最も物体側から像側へ順に連続して、負の屈折力を有する第1レンズと、正の屈折力を有する第2レンズと、絞りとを含むことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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