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公開番号2025104736
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222752
出願日2023-12-28
発明の名称アイウエア
出願人株式会社ジンズホールディングス
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G02C 5/16 20060101AFI20250703BHJP(光学)
要約【課題】ヒンジレスアイウエアの一対のテンプルを互いに係止させて折り畳んだ際に、一方のテンプルが他方のテンプルから意図せず外れることを抑制する。
【解決手段】アイウエア1は、フロント10と、フロント10に対しヒンジレスで接続される一対のテンプル11とを備える。各々のテンプル11の前方領域50は、テンプル11の内側方向に突出する突起部60を有する。後方領域51は、テンプル11を内外方向に貫通する溝部80と、テンプル11の外側面に配置され、溝部80に連通する凹部81とを有する。一対のテンプル11は、一方のテンプル11の溝部80を、他方のテンプル11の前方領域50における突起部60よりフロント10側の部分に嵌め込み、さらに前方領域50に沿って突起部60側にスライドさせることで、他方のテンプル11の突起部60が一方のテンプル11の凹部81に収容されるように構成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
アイウエアであって、
フロントと、
前記フロントに対し、回転軸を有するヒンジ構造を備えないヒンジレスで接続され、可撓性を有する一対のテンプルと、を備え、
各々の前記テンプルは、前記フロント側の前方領域と、前記フロント側とは反対の後端側の後方領域とを有し、
前記前方領域は、前記テンプルの内側方向又は外側方向の少なくともいずれかに突出する突起部を有し、
前記後方領域は、
前記テンプルの上下方向の一方の面から他方の面に向けて凹み、前記テンプルを内外方向に貫通する溝部と、
前記テンプルの外側面に配置され、前記テンプルの内側方向に凹み、前記溝部に連通する凹部と、を有し、
前記一対のテンプルは、一方の前記テンプルにおける前記後方領域の前記溝部を、他方の前記テンプルの前記前方領域における前記突起部より前記フロント側の部分に嵌め込み、さらに前記前方領域に沿って前記突起部側にスライドさせることで、前記他方の前記テンプルの前記突起部が前記一方の前記テンプルの前記凹部に収容されるように構成されている、アイウエア。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記凹部は、天面と、底面及び奥面を有し、前記天面と前記底面との間に前記溝部に連通する開口が形成されている、請求項1に記載のアイウエア。
【請求項3】
前記凹部は、前記開口の反対側に側面を有する、請求項2に記載のアイウエア。
【請求項4】
前記凹部は、前記突起部が前記凹部内で動くことができるように構成されている、請求項1に記載のアイウエア。
【請求項5】
前記凹部は、前記突起部と嵌合するように構成されている、請求項1に記載のアイウエア。
【請求項6】
前記突起部は、前記テンプルの上面視で三角形状を有する三角柱状を有する、請求項1に記載のアイウエア。
【請求項7】
前記突起部は、前記テンプルの内側方向にのみ突出し、前記テンプルの上下方向の長さと同一か又は短い上下方向の長さを有している、請求項1又は6に記載のアイウエア。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アイウエアに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、フロントとテンプルとの間の継手にねじを用いない、いわゆるヒンジレスアイウエアがある(特許文献1~3参照)。これらのヒンジレスアイウエアは、テンプルを折り畳むことができるように、一方のテンプルの後方領域部分を他方のテンプルの前方領域部分に引っ掛ける構造を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-191231号公報
実用新案登録第3204319号公報
特開2013-97102号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のようなヒンジレスアイウエアでは、一方のテンプルの後方領域のモダン先端に設けられたモダン内外方向に貫通する溝部を他方のテンプルの前方領域部分に上方から係止するだけであり、構造上、モダン先端とテンプルの係止部分に対して上方向への外力が働いた際に、容易に係止が外れてテンプル折畳状態が解除してしまう恐れがある。また、これらヒンジレスアイウエアでは、他方のテンプルの前方領域部分に飾りやリング継手構造が設けられており、外観上、特徴的なデザインを呈してしまい、シンプルなヒンジレスアイウエアを好む需要者にとって、かえってデザイン上の制約がある。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ヒンジレスアイウエアの一対のテンプルを互いに係止させて折り畳んだ際に、一方のテンプルが他方のテンプルから意図せず外れること、特に係止部分に対して上又は下方向への外力が働いた際に、容易に係止が外れてテンプル折畳状態が解除してしまうことを抑制することができる。さらには、テンプル同士の係止構造が目立ちにくい、シンプルで自然な形状の洗練されたデザインのヒンジレスアイウエアを提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るアイウエアは、フロントと、フロントに対し、回転軸を有するヒンジ構造を備えないヒンジレスで接続され、可撓性を有する一対のテンプルと、を備え、各々のテンプルは、フロント側の前方領域と、フロント側とは反対の後端側の後方領域とを有し、前方領域は、テンプルの内側方向又は外側方向の少なくともいずれかに突出する突起部を有し、後方領域は、テンプルの上下方向の一方の面から他方の面に向けて凹み、テンプルを内外方向に貫通する溝部と、テンプルの外側面に配置され、テンプルの内側方向に凹み、溝部に連通する凹部と、を有し、一対のテンプルは、一方のテンプルにおける後方領域の溝部を、他方のテンプルの前方領域における突起部よりフロント側の部分に嵌め込み、さらに前方領域に沿って突起部側にスライドさせることで、他方のテンプルの突起部が一方のテンプルの凹部に収容されるように構成されている。
【0007】
本態様によれば、他方のテンプルの突起部が一方のテンプルの凹部に収容されるので、テンプルを折り畳んだ際に、テンプル同士が意図せず外れることを抑制することができる。
【0008】
上記態様において、凹部は、天面と、底面及び奥面を有し、天面と底面との間に溝部に連通する開口が形成されてよい。
【0009】
上記態様において、凹部は、開口の反対側に側面を有してよい。
【0010】
上記態様において、凹部は、突起部が凹部内で動くことができるように構成されてよい。
(【0011】以降は省略されています)

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