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公開番号
2025096971
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213005
出願日
2023-12-18
発明の名称
コネクタハウジングに対する端子の挿入方法
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H02G
1/06 20060101AFI20250623BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電線の端末の誤挿入をの可能性を低減する。
【解決手段】メスコネクタハウジング10の端子収容室11に挿入する端子1付き電線2を第1~第4の複線F1~F4ごとにグループ分けし、端子収容室も同様にグループ分けする。各端子収容室グループTG1~TG4の端子収容室をX方向に一列に並ぶ配列とし、配列の順に優先順位N1~N3を付ける。各複線グループFG1~FG4のそれぞれにおいて、複数の電線2に、端子収容室の配列に対応させた優先順位N1~N3を付ける。優先順位第1位は白電線W、第2位は黒電線B、第3位は赤電線Rとし、各グループに含まれる電線の端子を優先順位に従い端子収容室11に挿入する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに交差する第1の方向と第2の方向に沿って複数の端子収容室が配列されたコネクタハウジングの前記各端子収容室に対して端子付き電線の端子を挿入する方法において、
前記各端子収容室にそれぞれ1本ずつ挿入すべき複数の端子付き電線を含む複線グループに対応させて、前記各端子収容室を、前記第1の方向または第2の方向のうちの一方の方向に一列に並ぶ配列とすると共に、配列の順に列の端から優先順位を付け、
前記複線グループに含まれる前記複数の端子付き電線に、挿入すべき端子収容室の配列に対応させた優先順位を付けて、
前記優先順位に従って、前記複線グループに含まれる端子付き電線の前記端子を、対応する各端子収容室に挿入する、
コネクタハウジングに対する端子の挿入方法。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記電線に、前記優先順位に対応した識別のための属性が付与されている、
請求項1に記載のコネクタハウジングに対する端子の挿入方法。
【請求項3】
前記属性として、前記電線に、視覚による区別が可能な配色が施されている、
請求項2に記載のコネクタハウジングに対する端子の挿入方法。
【請求項4】
前記属性として、前記電線に、視覚による区別が可能な記号または模様が付与されている、
請求項2に記載のコネクタハウジングに対する端子の挿入方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタハウジングに対する端子の挿入方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等に使用される電気接続用のコネクタは、一般的に、コネクタハウジングに設けられた複数の端子収容室のそれぞれに、コネクタハウジングの後方から、電線の端末に接続された端子を挿入して係止することで構成されている。コネクタハウジングには、後面から見て横方向と縦方向に複数の端子収容室が配列されており、どの端子収容室にどの電線の端末の端子を挿入するかが、設計段階で予め決められている。
【0003】
作業者が手作業で、複数の電線の端子をそれぞれコネクタハウジングの端子収容室に挿入する場合には、電線の色(絶縁被覆の色)で電線を区別できるようにし、電線色と端子収容室の配列の対応表を見ながら、端子の挿入作業を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-281949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記一般的な端子挿入作業においては、作業者は注意深く電線色と端子収容室の対応表を確認しながら作業しないと、適正な端子収容室に適正な電線の端子を挿入できない恐れがあった。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタハウジングに対する電線の端末の端子の誤挿入の可能性を低減できる、コネクタハウジングに対する端子の挿入方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタハウジングに対する端子の挿入方法は、下記を特徴としている。
互いに交差する第1の方向と第2の方向に沿って複数の端子収容室が配列されたコネクタハウジングの前記各端子収容室に対して端子付き電線の端子を挿入する方法において、
前記各端子収容室にそれぞれ1本ずつ挿入すべき複数の端子付き電線を含む複線グループに対応させて、前記各端子収容室を、前記第1の方向または第2の方向のうちの一方の方向に一列に並ぶ配列とすると共に、配列の順に列の端から優先順位を付け、
前記複線グループに含まれる前記複数の端子付き電線に、挿入すべき端子収容室の配列に対応させた優先順位を付けて、
前記優先順位に従って、前記複線グループに含まれる端子付き電線の前記端子を、対応する各端子収容室に挿入する、
コネクタハウジングに対する端子の挿入方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、コネクタハウジングに対する電線の端末の端子の誤挿入の可能性を低減できる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態としてのコネクタハウジングの端子収容室に対する電線の端末の端子の挿入方法の要領の説明図である。
図2は、図1に示す要領で端子の挿入を行ったメスコネクタの後面図である。
図3は、図2のメスコネクタと嵌合するオスコネクタの後面図である。
図4は、従来のメスコネクタの後面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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