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公開番号
2025097043
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213096
出願日
2023-12-18
発明の名称
ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20250623BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】保護部材を分岐部へ取り付けるための作業を容易にすることが可能なワイヤーハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤーハーネス1は、幹線12と、幹線12から分岐部5において分岐する複数の枝線14とを含む電線束10と、分岐部5及び幹線12が内側に配置された管状の幹線保護部材20と、複数の枝線14の各々が内側に配置された、管状である複数の枝線保護部材30とを備え、複数の枝線保護部材30の各々は、端部に設けられたスリット32によって端部が分割した第1裾部34と第2裾部36とを含み、第1裾部34及び第2裾部36は、第1裾部34の内周面と第2裾部36の外周面とが対向した状態で幹線保護部材20の内側に収容されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
幹線と、前記幹線から分岐部において分岐する複数の枝線とを含む電線束と、
前記分岐部及び前記幹線が内側に配置された管状の幹線保護部材と、
前記複数の枝線の各々が内側に配置された、管状である複数の枝線保護部材と、
を備え、
前記複数の枝線保護部材の各々は、端部に設けられたスリットによって前記端部が分割した第1裾部と第2裾部とを含み、
前記第1裾部及び前記第2裾部は、前記第1裾部の内周面と前記第2裾部の外周面とが対向した状態で前記幹線保護部材の内側に収容されている、ワイヤーハーネス。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記スリットは、前記枝線保護部材の管厚方向に対して傾いて設けられている、請求項1に記載のワイヤーハーネス。
【請求項3】
幹線と、前記幹線から分岐部において分岐する複数の枝線とを含む電線束と、管状の幹線保護部材と、管状である複数の枝線保護部材とを準備する工程と、
前記分岐部及び前記幹線を管状の幹線保護部材の内側に配置する工程と、
前記複数の枝線の各々を、各々の端部に設けられたスリットによって前記端部が分割した第1裾部と第2裾部とを含む複数の枝線保護部材の内側に配置する工程と、
前記第1裾部の内周面と前記第2裾部の外周面とが対向した状態で前記幹線保護部材の内側に前記第1裾部及び前記第2裾部を収容する工程と、
を含む、ワイヤーハーネスの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
電線束を備えるワイヤーハーネスは、車両などの配設箇所に応じて電線束が分岐し、各種機器に接続される。従来、このようなワイヤーハーネスの分岐部を、干渉物などから保護するため、分岐部に保護部材を設けることが知られている。
【0003】
特許文献1には、主幹線が挿通する第1側主管状保護部材と、主幹線が挿通する第2側主管状保護部材と、枝線が挿通する枝管状保護部材と、を備えるワイヤーハーネスの分岐部保護構造が開示されている。第1側主管状保護部材における分岐部側の端部には傾斜部が設けられている。そして、第1側主管状保護部材の端部と第2側主管状保護部材の端部とは、傾斜部において対向している。また、第1側主管状保護部材の端部と枝管状保護部材の端部とは、傾斜部において対向している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-150138号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の分岐部保護構造では、第2側主管状保護部材の端部及び枝管状保護部材の端部と角度を合わせるために傾斜部をテープで固定している。また、従来の分岐部保護構造では、傾斜部の形状に合わせて保護部材を個別に選定する必要がある。しかしながら、これらの作業は煩雑であり、保護部材を分岐部へ取り付けるための作業を容易にすることが求められていた。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、保護部材を分岐部へ取り付けるための作業を容易にすることが可能なワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に係るワイヤーハーネスは、幹線と、幹線から分岐部において分岐する複数の枝線とを含む電線束と、分岐部及び幹線が内側に配置された管状の幹線保護部材と、複数の枝線の各々が内側に配置された、管状である複数の枝線保護部材とを備えている。複数の枝線保護部材の各々は、端部に設けられたスリットによって端部が分割した第1裾部と第2裾部とを含んでいる。第1裾部及び第2裾部は、第1裾部の内周面と第2裾部の外周面とが対向した状態で幹線保護部材の内側に収容されている。
【0008】
本発明の他の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法は、幹線と、幹線から分岐部において分岐する複数の枝線とを含む電線束と、管状の幹線保護部材と、管状である複数の枝線保護部材とを準備する工程を含んでいる。当該製造方法は、分岐部及び幹線を管状の幹線保護部材の内側に配置する工程を含んでいる。当該製造方法は、複数の枝線の各々を、各々の端部に設けられたスリットによって端部が分割した第1裾部と第2裾部とを含む複数の枝線保護部材の内側に配置する工程を含んでいる。第1裾部の内周面と第2裾部の外周面とが対向した状態で幹線保護部材の内側に第1裾部及び第2裾部を収容する工程を含んでいる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、保護部材を分岐部へ取り付けるための作業を容易にすることが可能なワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係るワイヤーハーネスの一例を示す斜視図である。
固定部材を取り除いたワイヤーハーネスの一例を示す平面図である。
図2のIII-III線で切断した断面図である。
一実施形態に係る枝線保護部材のスリットを示す断面図である。
他の実施形態に係る枝線保護部材のスリットを示す断面図である。
図5の枝線保護部材の第1裾部と第2裾部とを重ね合わせる様子を示す断面図である。
本実施形態に係る電線束の一例を示す斜視図である。
電線束の幹線に幹線保護部材を設け、枝線にスリットが設けられた枝線保護部材を設けた状態の一例を示す斜視図である。
枝線保護部材の第1裾部と第2裾部とを重ね合わせた状態の一例を示す斜視図である。
幹線保護部材の内側に枝線保護部材を収容した状態の一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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