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公開番号
2025097147
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213266
出願日
2023-12-18
発明の名称
充電ケーブル
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
G01R
31/58 20200101AFI20250623BHJP(測定;試験)
要約
【課題】複数の接地方式に対してグランド線の断線を正しく検知可能な技術を提供すること。
【解決手段】充電ケーブルは、複数の電力線及びグランド線を有するケーブル本体と、ケーブル本体の中間位置に設けられたコントロールボックスと、を備え、コントロールボックスは、グランド線の接地抵抗を監視することによって、グランド線の断線を検知する検知装置を有し、検知装置は、複数の接地方式に対応する複数の基準抵抗値を記憶しており、グランド線の接地抵抗を、指定された接地方式に対応する基準抵抗値と比較することによって、グランド線の断線を検知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用の充電ケーブルであって、
複数の電力線及びグランド線を有するケーブル本体と、
前記ケーブル本体の中間位置に設けられたコントロールボックスと、を備え、
前記コントロールボックスは、前記グランド線の接地抵抗を監視することによって、前記グランド線の断線を検知する検知装置を有し、
前記検知装置は、複数の接地方式に対応する複数の基準抵抗値を記憶しており、前記グランド線の前記接地抵抗を、指定された接地方式に対応する基準抵抗値と比較することによって、前記グランド線の断線を検知する、
充電ケーブル。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記コントロールボックスに設けられたユーザインターフェースをさらに備え、
前記ユーザインターフェースは、前記検知装置に接続されているとともに、ユーザによる接地方式の指定を受け付けるように構成されている、請求項1に記載の充電ケーブル。
【請求項3】
前記ユーザインターフェースは、前記ユーザによって操作される複数のボタン、ダイヤル、タッチパネルの少なくとも一つを含む、請求項2に記載の充電ケーブル。
【請求項4】
前記コントロールボックスは、前記複数の電力線上に介装されたCCID(Charging Circuit Interrupt Deviceの略)をさらに有する、請求項1に記載の充電ケーブル。
【請求項5】
前記複数の接地方式は、TN接地方式、TT接地方式、及びIT接地方式を少なくとも含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の充電ケーブル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、車両用の充電ケーブルに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、地絡検出装置が開示されている。地絡検出装置は、車両に搭載される高電圧電源系の地絡判定を閾値に基づいて行う。上記の閾値は、車両の状態によって切り替えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-092466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
国や地域等によって異なる接地方式が採用されている。接地方式が異なると、接地抵抗が異なる。接地抵抗が異なると、グランド線の断線を検知するために利用されるべき基準抵抗値も異なる。特許文献1の技術では、異なる接地方式ついて考慮されていない。本明細書では、複数の接地方式に対してグランド線の断線を正しく検知可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、車両用の充電ケーブルを開示する。本技術の第1の態様では、充電ケーブルは、複数の電力線及びグランド線を有するケーブル本体と、前記ケーブル本体の中間位置に設けられたコントロールボックスと、を備え、前記コントロールボックスは、前記グランド線の接地抵抗を監視することによって、前記グランド線の断線を検知する検知装置を有し、前記検知装置は、複数の接地方式に対応する複数の基準抵抗値を記憶しており、前記グランド線の前記接地抵抗を、指定された接地方式に対応する基準抵抗値と比較することによって、前記グランド線の断線を検知する。
【0006】
上記の構成では、検知装置が、複数の接地方式に対応して、複数の基準抵抗値を記憶している。これにより、検知装置は、グランド線の接地抵抗を監視するときに、指定された接地方式に対応する基準抵抗値を利用することによって、グランド線の断線を正しく検知することができる。
【0007】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記コントロールボックスに設けられたユーザインターフェースをさらに備え、前記ユーザインターフェースは、前記検知装置に接続されているとともに、ユーザによる接地方式の指定を受け付けるように構成されていてもよい。上記の構成によると、充電ケーブルは、ユーザから接地方式の指定を受け付けることができる。このために、ユーザが指定する接地方式に対して、グランド線の断線を正しく検知することができる。
【0008】
第3の態様では、上記第2の態様において、前記ユーザインターフェースは、前記ユーザによって操作される複数のボタン、ダイヤル、タッチパネルの少なくとも一つを含んでもよい。ユーザは、複数のボタン、ダイヤル、又はタッチパネルの少なくとも一つを介して、接地方式を指定することができる。
【0009】
第4の態様では、上記第1から第3の態様のいずれか一つにおいて、前記コントロールボックスは、前記複数の電力線上に介装されたCCID(Charging Circuit Interrupt Deviceの略)をさらに有してもよい。
【0010】
第5の態様では、前記第1から第4の態様のいずれか一つにおいて、前記複数の接地方式は、TN接地方式、TT接地方式、及びIT接地方式を少なくとも含んでもよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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