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公開番号2025098327
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214383
出願日2023-12-20
発明の名称ルート処理装置、ルート処理方法、及び、プログラム
出願人NECプラットフォームズ株式会社
代理人個人,個人
主分類G01C 21/34 20060101AFI20250625BHJP(測定;試験)
要約【課題】コンテンツの利用に推奨される通信速度を利用可能なルートの選択を容易にする。
【解決手段】本開示に係るルート処理装置は、検索するルートの出発地、目的地、及び、利用するコンテンツの推奨通信速度を取得する検索条件取得手段と、出発地及び目的地をルート検索サーバに出力する検索条件出力手段と、ルート検索サーバから出発地から目的地までのルートを取得し、さらにルートを構成する区間それぞれにおいて利用可能な無線ネットワークの最大通信速度を取得するルート情報取得手段と、ルートの表示において、最大通信速度がコンテンツの推奨通信速度以上となる区間を表示するルート表示手段と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
検索するルートの出発地、目的地、及び、利用するコンテンツの推奨通信速度を取得する検索条件取得手段と、
前記出発地及び前記目的地をルート検索サーバに出力する検索条件出力手段と、
前記ルート検索サーバから前記出発地から前記目的地までの前記ルートを取得し、さらに前記ルートを構成する区間それぞれにおいて利用可能な無線ネットワークの最大通信速度を取得するルート情報取得手段と、
前記ルートの表示において、前記最大通信速度が前記コンテンツの前記推奨通信速度以上となる区間を表示するルート表示手段と、
を備えるルート処理装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記ルート情報取得手段は、前記ルート検索サーバから、前記ルートを構成する区間それぞれにおける走行時間を取得し、
前記ルート表示手段は、前記ルートを構成する区間それぞれにおける前記走行時間を表示する、
請求項１に記載のルート処理装置。
【請求項３】
前記検索条件取得手段は、前記コンテンツを利用するために必要となる無線ネットワークの利用時間を取得し、
前記ルート表示手段は、前記ルートを構成する区間の中で、前記最大通信速度が前記推奨通信速度以上となる区間として特定された区間の前記走行時間の合計が、前記コンテンツを利用するために必要となる無線ネットワークの利用時間以上となる前記ルートを表示する、
請求項２に記載のルート処理装置。
【請求項４】
前記ルート表示手段は、前記ルートにおける前記最大通信速度が前記推奨通信速度以上となる区間の前記走行時間の合計を表示する、
請求項３に記載のルート処理装置。
【請求項５】
前記ルート表示手段は、前記ルートにおける前記最大通信速度が前記推奨通信速度以上となる区間に重畳して、前記コンテンツを利用するために必要となる無線ネットワークの利用時間の範囲を表示する、
請求項３に記載のルート処理装置。
【請求項６】
前記ルート表示手段は、前記ルートにおける前記最大通信速度が前記推奨通信速度以上となる区間の数、及び、前記ルートにおける前記最大通信速度が前記推奨通信速度未満となる区間の数の少なくとも一方を表示する、
請求項１に記載のルート処理装置。
【請求項７】
前記ルート表示手段は、前記最大通信速度が前記推奨通信速度以上となる区間が連続していると判定された範囲を表示する、
請求項１に記載のルート処理装置。
【請求項８】
前記ルート情報取得手段は、前記ルートの区間それぞれにおける通信キャリアの情報を取得し、
前記ルート表示手段は、少なくとも前記最大通信速度が前記推奨通信速度以上となる区間における前記通信キャリアの情報を表示する、
請求項１ないし７のいずれか１項に記載のルート処理装置。
【請求項９】
検索するルートの出発地、目的地、及び、利用するコンテンツの推奨通信速度を取得し、
前記出発地及び前記目的地をルート検索サーバに出力し、
前記ルート検索サーバから前記出発地から前記目的地までの前記ルートを取得し、さらに前記ルートを構成する区間それぞれにおいて利用可能な無線ネットワークの最大通信速度を取得し、
前記ルートの表示において、前記最大通信速度が前記コンテンツの前記推奨通信速度以上となる区間を表示する、
ルート処理方法。
【請求項１０】
検索するルートの出発地、目的地、及び、利用するコンテンツの推奨通信速度を取得する処理と、
前記出発地及び前記目的地をルート検索サーバに出力する処理と、
前記ルート検索サーバから前記出発地から前記目的地までの前記ルートを取得し、さらに前記ルートを構成する区間それぞれにおいて利用可能な無線ネットワークの最大通信速度を取得する処理と、
前記ルートの表示において、前記最大通信速度が前記コンテンツの前記推奨通信速度以上となる区間を表示する処理と、
をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、ルート処理装置、ルート処理方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、目的地までの経路において無線ＬＡＮ（Local Area Network）アクセスポイントが多く存在する経路を優先的に選出する車両用経路選出装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００５－００９８９１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
車両の走行中に無線ネットワークを介してストリーミングのようなコンテンツを利用するためには、少なくともルートの一部においてコンテンツの利用において推奨される通信速度を備えた無線ネットワークの利用が可能なルートを走行することが望ましい。
【０００５】
本開示の目的は、コンテンツの利用に推奨される通信速度が、少なくとも一部において利用可能なルートの選択を容易にするルート処理装置などを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一形態におけるルート処理装置は、検索するルートの出発地、目的地、及び、利用するコンテンツの推奨通信速度を取得する検索条件取得手段と、出発地及び目的地をルート検索サーバに出力する検索条件出力手段と、ルート検索サーバから出発地から目的地までのルートを取得し、さらにルートを構成する区間それぞれにおいて利用可能な無線ネットワークの最大通信速度を取得するルート情報取得手段と、ルートの表示において、最大通信速度がコンテンツの推奨通信速度以上となる区間を表示するルート表示手段と、を備える。
【０００７】
本開示の一形態におけるルート処理方法は、検索するルートの出発地、目的地、及び、利用するコンテンツの推奨通信速度を取得し、出発地及び目的地をルート検索サーバに出力し、ルート検索サーバから出発地から目的地までのルートを取得し、さらにルートを構成する区間それぞれにおいて利用可能な無線ネットワークの最大通信速度を取得し、ルートの表示において、最大通信速度がコンテンツの推奨通信速度以上となる区間を表示する。
【０００８】
本開示の一形態におけるプログラムは、検索するルートの出発地、目的地、及び、利用するコンテンツの推奨通信速度を取得する処理と、出発地及び目的地をルート検索サーバに出力する処理と、ルート検索サーバから出発地から目的地までのルートを取得し、さらにルートを構成する区間それぞれにおいて利用可能な無線ネットワークの最大通信速度を取得する処理と、ルートの表示において、最大通信速度がコンテンツの推奨通信速度以上となる区間を表示する処理と、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、コンテンツの利用に推奨される通信速度が、少なくとも一部において利用可能なルートの選択を容易にするとの効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
ルート処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
コンテンツの推奨通信速度の例を示す図である。
タッチパネルにおける入力画面の一例を示す図である。
説明に用いる出発地と、目的地と、領域との一例を示す図である。
ルートの第１例を示す図である。
ルートの第２例を示す図である。
ルートの第３例を示す図である。
ルート処理装置の動作の一例を示すフロー図である。
変形例のルート処理装置の構成の一例を示す図である。
ルート処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
ルート処理装置を利用するルート提供システムの構成を示す図である。
ルート提供システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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