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公開番号
2025098655
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214945
出願日
2023-12-20
発明の名称
異常検出装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人小笠原特許事務所
主分類
G01R
31/58 20200101AFI20250625BHJP(測定;試験)
要約
【課題】制御の複雑化やや規模の拡大などのコスト増加を抑制しつつ、イグニッションスイッチの信号線の異常を検出することができる異常検出装置を提供する。
【解決手段】車両のイグニッションスイッチの出力と電池パックとを接続する信号線の異常を検出する異常検出装置であって、信号線の電圧を示す第1信号、車両のネットワークで通信されるイグニッションスイッチのオン/オフ状態を示す第2信号、および車両のシフトバイワイヤシステムが出力するイグニッションスイッチのオン/オフ状態を示す第3信号、を監視する監視部と、監視部が監視する第1信号、第2信号、および第3信号に基づいて、信号線における異常の有無を判断する判断部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のイグニッションスイッチの出力と電池パックとを接続する信号線の異常を検出する異常検出装置であって、
前記信号線の電圧を示す第1信号、前記車両のネットワークで通信される前記イグニッションスイッチのオン/オフ状態を示す第2信号、および前記車両のシフトバイワイヤシステムが出力する前記イグニッションスイッチのオン/オフ状態を示す第3信号、を監視する監視部と、
前記監視部が監視する前記第1信号、前記第2信号、および前記第3信号に基づいて、前記信号線における異常の有無を判断する判断部と、を備える、異常検出装置。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記第2信号および前記第3信号が、共に前記イグニッションスイッチのオフ状態を示している場合、
前記判断部は、前記第1信号が所定の閾値よりも大きな電圧を示していれば、前記信号線が天絡する異常が発生していると判断する、請求項1に記載の異常検出装置。
【請求項3】
前記電池パックは、前記車両に搭載される所定のメインバッテリをバックアップするために冗長的に設けられるサブバッテリを含む、請求項1または2に記載の異常検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両のイグニッションスイッチに関する異常を検出する異常検出装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、電池パックに接続されるイグニッションスイッチの信号線の異常を検出することができる異常検出装置が、開示されている。この異常検出装置では、イグニッションスイッチのオン/オフ状態を示すCAN(Controller Area Network)信号、イグニッションスイッチのオン/オフ状態に応じた電圧を示す電圧信号、およびこの電圧信号から分岐した信号から生成されるポート入力信号の、3つの信号に基づいて、イグニッションスイッチの信号線の異常を検出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-136740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載された異常検出装置では、イグニッションスイッチの信号線の異常を検出するために、ポート入力信号を受信する必要がある。このポート入力信号を受信して制御するためには、新たな回路を設計したり既存の回路を変更したりする必要が生じるので、制御の複雑化や回路規模の拡大など、システムコストの増加を招くおそれがある。よって、イグニッションスイッチの信号線の異常を検出する技術については、さらなる検討の余地がある。
【0005】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、制御の複雑化や回路規模拡大などのシステムコストの増加を抑制しつつ、イグニッションスイッチの信号線の異常を検出することができる異常検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、車両のイグニッションスイッチの出力と電池パックとを接続する信号線の異常を検出する異常検出装置であって、信号線の電圧を示す第1信号、車両のネットワークで通信されるイグニッションスイッチのオン/オフ状態を示す第2信号、および車両のシフトバイワイヤシステムが出力するイグニッションスイッチのオン/オフ状態を示す第3信号、を監視する監視部と、監視部が監視する第1信号、第2信号、および第3信号に基づいて、信号線における異常の有無を判断する判断部と、を備える、異常検出装置である。
【発明の効果】
【0007】
本開示の異常検出装置によれば、第1信号(電圧信号)および第2信号(CAN信号)に加えて既存の第3信号(SBW信号)を用いるので、制御の複雑化や回路規模の拡大化などのコスト増加を抑制しつつ、イグニッションスイッチの信号線の異常を適切に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る異常検出装置およびその周辺部の機能ブロック図
異常検出装置が実行する異常検出制御の処理フローチャート例
異常が検出された場合にユーザーに対して提供される処置制御の処理フローチャート例
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示による異常検出装置は、新たな信号を用いるのではなく、既存の信号を用いてイグニッションスイッチの信号線に現れる異常の1つである天絡を検出する。これにより、制御の複雑化や回路規模の拡大化などが抑えられ、コストアップを防ぐことができる。
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
<実施形態>
[構成]
図1は、本開示の一実施形態に係る異常検出装置110およびその周辺部の概略的な機能ブロック図である。図1に例示する機能ブロックは、異常検出装置110を内蔵する電池パック100と、電子制御ユニット120と、シフトバイワイヤシステム130と、を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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