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公開番号
2025099056
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215416
出願日
2023-12-21
発明の名称
電子機器、検出制御方法及びプログラム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G06F
3/041 20060101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約
【課題】処理負荷や電力消費を低減することのできる電子機器、検出制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】電子機器(1)は、表示部(14)と、複数のセンサが並んでいるタッチパネル(151)と、複数のセンサのうち少なくとも一部のセンサが計測した計測値に基づいてタッチパネルへのタッチ操作を検出するCPU(11)と、を備える。CPU(11)は、2つ以上の前記センサによる計測値に基づいて算出した座標に対応する位置をタッチ操作がなされた操作位置として特定する第1特定処理と、複数のセンサのうち計測値が所定条件を満たしている対象センサを特定する第2特定処理と、を表示部(14)により表示させる表示内容に基づいて切り替えて実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
表示部と、
複数のセンサが並んでいるタッチパネルと、
前記複数のセンサのうち少なくとも一部のセンサが計測した計測値に基づいて前記タッチパネルへのタッチ操作を検出する制御部と、
を備え、
前記制御部は、2つ以上の前記センサによる計測値に基づいて算出した座標に対応する位置を前記タッチ操作がなされた操作位置として特定する第1特定処理と、前記複数のセンサのうち前記計測値が所定条件を満たしている対象センサを特定する第2特定処理と、を前記表示部により表示させる表示内容に基づいて切り替えて実行する、
電子機器。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記センサは、静電容量センサであり、
前記タッチパネルは、自己容量方式である、
請求項1記載の電子機器。
【請求項3】
前記所定条件は、前記対象センサにおける前記計測値の変化が前記複数のセンサのうち最大であることを含む、請求項1記載の電子機器。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第1特定処理において、全ての前記センサによる前記計測値の変化を取得し、
前記第2特定処理において、前記表示内容に対して前記タッチ操作を受け付けない範囲に位置する前記センサのうち少なくとも一部の前記計測値の変化を取得しない、
請求項1記載の電子機器。
【請求項5】
前記第2特定処理は、前記表示部により表示されて受け付ける対象の前記タッチ操作と対応付けられる標識の表示範囲が前記センサの範囲と対応している場合に実行される、請求項1記載の電子機器。
【請求項6】
前記制御部は、前記第2特定処理において、タッチ位置の時間的な変化を伴う継続的な前記タッチ操作を検出対象としない、請求項1記載の電子機器。
【請求項7】
前記第2特定処理の実行周期は、前記第1特定処理の実行周期よりも長い、請求項1記載の電子機器。
【請求項8】
前記制御部は、
前記表示内容がタップ操作以外の入力操作を受け付ける内容である場合、又は前記表示内容が前記複数のセンサの範囲と対応付けて定められていない場合には、前記第1特定処理を実行し、
前記表示内容が前記複数のセンサの範囲に対応づけて定められた範囲へのタップ操作のみを受け付ける内容である場合には、前記第2特定処理を実行する、
請求項1記載の電子機器。
【請求項9】
表示部と、複数のセンサが並んでいるタッチパネルと、を備える電子機器におけるタッチ操作の検出制御方法であって、
前記複数のセンサのうち2つ以上のセンサが計測した計測値に基づいて算出した座標に対応する位置を前記タッチ操作がなされた操作位置として特定する第1特定処理と、前記複数のセンサのうち前記計測値が所定条件を満たしている対象センサを特定する第2特定処理と、を前記表示部により表示させる表示内容に基づいて切り替えて実行する、
検出制御方法。
【請求項10】
表示部と、複数のセンサが並んでいるタッチパネルと、を備える電子機器のコンピュータを、
前記複数のセンサのうち2つ以上のセンサが計測した計測値に基づいて算出した座標に対応する位置をタッチ操作がなされた操作位置として特定する第1特定手段、
前記複数のセンサのうち前記計測値が所定条件を満たしている対象センサを特定する第2特定手段、
前記表示部により表示させる表示内容に基づいて、前記第1特定手段と前記第2特定手段とを切り替えて実行する切替制御手段、
として機能させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、電子機器、検出制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
タッチパネルでは、タッチ操作を検出すると、タッチ操作の位置を特定して当該位置の情報を出力する。静電容量方式のタッチパネルでは、複数のセンサ電極が並んでおり、各センサ電極の静電容量の変化に応じてタッチ位置が特定される。この静電容量方式では、各センサ電極の静電容量の変化量を順次スキャンする必要があるので、検出位置精度を向上させるためにセンサ電極の数が多くなると、処理量が大きくなる。
【0003】
特許文献1では、表示画面に表示される内容に応じて必要なタッチパネルの操作位置の検出分解能が異なることを利用して、スキャン対象のセンサ電極の数を減らす技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-107365号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記技術では、タッチ位置の座標を複数のセンサの計測値の変化量の比から補間的に求めるので、結局余計な計算量が生じ、処理負荷や電力消費が低減されづらいという課題がある。
【0006】
本開示の目的は、処理負荷や電力消費を低減することのできる電子機器、検出制御方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本開示の一態様に係る電子機器は、
表示部と、
複数のセンサが並んでいるタッチパネルと、
前記複数のセンサのうち少なくとも一部のセンサが計測した計測値に基づいて前記タッチパネルへのタッチ操作を検出する制御部と、
を備え、
前記制御部は、2つ以上の前記センサによる計測値に基づいて算出した座標に対応する位置を前記タッチ操作がなされた操作位置として特定する第1特定処理と、前記複数のセンサのうち前記計測値が所定条件を満たしている対象センサを特定する第2特定処理と、を前記表示部により表示させる表示内容に基づいて切り替えて実行する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、電子機器における処理負荷や電力消費を低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
電子機器の機能構成を示すブロック図である。
タッチパネルについて説明する図である。
タッチパネルについて説明する図である。
デジタル表示画面への表示例を示す図である。
検出切替制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
パネル操作検出制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
通常操作受付制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
ボタン操作検出制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
ボタン操作受付制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
操作検出及び受付に応じた負荷の差異を説明する図である。
デジタル表示画面への表示の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の電子機器1の機能構成を示すブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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