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公開番号
2025099256
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215773
出願日
2023-12-21
発明の名称
青果物の品質測定システム、検量線の切り替え方法、及びコンピュータプログラム
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類
A01G
7/00 20060101AFI20250626BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】 青果物の品質を適切に測定できるようにする。
【解決手段】 本開示の一態様に係るシステムは、青果物の品質の測定装置とサーバとを含む品質測定システムであって、前記サーバは、前記青果物の作付け位置ごとの検量線を含むデータセットを記憶する記憶装置と、前記測定装置の位置情報を受信する通信装置と、受信した前記測定装置の位置情報に基づいて、前記品質の測定に使用する前記検量線を決定する処理を実行する制御装置と、を備える。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
青果物の品質の測定装置とサーバとを含む品質測定システムであって、
前記サーバは、
前記青果物の作付け位置ごとの検量線を含むデータセットを記憶する記憶装置と、
前記測定装置の位置情報を受信する通信装置と、
受信した前記測定装置の位置情報に基づいて、前記品質の測定に使用する前記検量線を決定する処理を実行する制御装置と、を備える、青果物の品質測定システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記作付け位置は、
前記青果物が育成される圃場領域情報と関連づけられる情報である、請求項1に記載の青果物の品質測定システム。
【請求項3】
前記データセットは、更に、
前記作付け位置の前記検量線を1日の時間帯ごとに含み、
前記通信装置は、更に、
前記測定装置による前記品質の測定時刻を受信し、
前記制御装置は、
受信した前記測定装置の位置情報と、受信した前記測定時刻を含む前記時間帯とに基づいて、前品質の測定に使用する前記検量線を決定する、請求項2に記載の青果物の品質測定システム。
【請求項4】
前記データセットは、
前記作付け位置における夜間の時間帯である第1時間帯用の前記検量線と、
前記作付け位置における前記第1時間帯以外の時間帯である第2時間帯用の前記検量線と、を含む、請求項3に記載の青果物の品質測定システム。
【請求項5】
前記通信装置は、更に、
前記測定装置が取得した前記青果物からの反射光の光レベルを受信し、
前記制御装置は、更に、
受信した前記光レベルと、決定した前記検量線とに基づいて、前記青果物の品質を決定する処理を実行する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の青果物の品質測定システム。
【請求項6】
前記品質は、
前記青果物の糖度、酸度、及びpHのうちの少なくとも1つである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の青果物の品質測定システム。
【請求項7】
前記青果物は、
ブドウである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の青果物の品質測定システム。
【請求項8】
青果物の品質の測定装置と通信するサーバが行う検量線の切り替え方法であって、
前記青果物の作付け位置ごとの検量線を含むデータセットを記憶するステップと、
前記測定装置の位置情報を受信するステップと、
受信した前記測定装置の位置情報に基づいて、前記品質の測定に用いる前記検量線を決定する処理を実行するステップと、を含む、検量線の切り替え方法。
【請求項9】
青果物の品質の測定装置と通信するサーバとして、コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記青果物の作付け位置ごとの検量線を含むデータセットを記憶する記憶装置、
前記測定装置の位置情報を受信する通信装置、及び、
受信した前記測定装置の位置情報に基づいて、前記品質の測定に用いる前記検量線を決定する処理を実行する制御装置、として機能させる、コンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、青果物の品質測定システム、検量線の切り替え方法、及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ブドウなどの試料検体に所定波長の光を照射してスペクトルを計測することにより、試料検体の成分の定量を行う分析方法において、試料検体の成熟度に応じ検量式モデルを切り替える技術が記載されている。
特許文献2には、光源からの光を青果物に照射し、その反射光を受光して当該青果物の糖度を計測する計測方法において、当該青果物に対応した糖度を推定するための推定モデルを作成し、糖度を測定する装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2009/038206号
特開2022-95598号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えばブドウなどの青果物では、作付け位置における土壌の状態や、青果物を収穫する時間帯などに応じて、糖度などの品質が相違することが知られている。
しかし、上記の特許文献では、作付け位置や収穫の時間帯ごとに検量線を切り替えることは想定されていない。従って、作付け位置や収穫した時間帯が異なる複数の青果物について、同じ検量線を一律に適用して品質を測定すると、測定精度が悪くなり青果物の品質を適切に測定できない場合がある。
【0005】
本開示は、上記の従来の問題点に鑑み、青果物の品質を適切に測定できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るシステムは、青果物の品質の測定装置とサーバとを含む品質測定システムであって、前記サーバは、前記青果物の作付け位置ごとの検量線を含むデータセットを記憶する記憶装置と、前記測定装置の位置情報を受信する通信装置と、受信した前記測定装置の位置情報に基づいて、前記品質の測定に使用する前記検量線を決定する処理を実行する制御装置と、を備える。
【0007】
本開示の実施形態は、装置、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、若しくはコンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体、或いはこれらの任意の組み合わせにより実現され得る。
記録媒体の性質は、揮発性及び不揮発性のいずれでもよい。装置は、個別の複数の装置で構成してもよい。個別の複数の装置で構成する場合、それらを1つの筐体に配置する構成、及び離れた2つ以上の筐体に分かれて配置する構成のいずれであってもよい。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、青果物の品質を適切に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、システム全体のネットワーク構成図である。
図2は、測定装置の一例を示すブロック図である。
図3は、測定ヘッドの断面図である。
図4は、情報提供サーバの構成例を示すブロック図である。
図5は、実施形態1における、検量線決定処理の一例を示す説明図である。
図6は、実施形態1における、動作の一例を示すシーケンス図である。
図7は、実施形態2における、検量線決定処理の一例を示す説明図である。
図8は、実施形態2における、動作の一例を示すシーケンス図である。
図9は、実施形態3における、検量線決定処理及び品質決定処理の一例を示す説明図である。
図10は、実施形態3における、動作の一例を示すシーケンス図である。
図11は、実施形態4における、検量線決定処理及び品質決定処理の一例を示す説明図である。
図12は、実施形態4における、動作の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<本開示の実施形態の概要>
以下、本開示の実施形態の概要を列記して説明する。
(1) 本実施形態の一態様に係るシステムは、青果物の品質の測定装置とサーバとを含む品質測定システムであって、前記サーバは、前記青果物の作付け位置ごとの検量線を含むデータセットを記憶する記憶装置と、前記測定装置の位置情報を受信する通信装置と、受信した前記測定装置の位置情報に基づいて、前記品質の測定に使用する前記検量線を決定する処理を実行する制御装置と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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