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公開番号
2025093791
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209667
出願日
2023-12-12
発明の名称
作業車
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B62D
49/00 20060101AFI20250617BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】補助車輪を取り付けないなどの通常の場合にはドアを大きく開けることができ、補助車輪を取り付けるなどの特別な場合にはドアを損傷させなくて済む作業車を提供する。
【解決手段】ドア30とキャビン本体20とに連結され、ドア30の開き側の揺動限界を設定するドアダンパー34が備えられている。キャビン本体20の複数箇所に、ドアダンパー30を脱着可能な連結部37が形成されている。ドアダンパー34は、複数箇所の連結部37において連結部37を変更して連結されることにより、ドア30の揺動限界を変更して設定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
走行機体と、
前記走行機体に形成された運転部と、
前記運転部に設けられ、キャビン本体、および、前記キャビン本体に揺動開閉可能に連結されたドアを有するキャビンと、
前記ドアと前記キャビン本体とに連結され、前記ドアの開き側の揺動限界を設定するドアダンパーと、が備えられ、
前記ドアおよび前記キャビン本体の少なくとも一方の複数箇所に、前記ドアダンパーを脱着可能な連結部が形成され、
前記ドアダンパーは、前記複数箇所の前記連結部において前記連結部を変更して連結されることにより、前記ドアの前記揺動限界を変更する作業車。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記複数箇所の前記連結部は、前記ドアと前記キャビン本体のうちの前記キャビン本体に形成されている請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記ドアダンパーは、ロッド部とシリンダ部とを有し、かつ、前記ロッド部が前記シリンダ部に対して突出して伸長する側への付勢力を有している請求項2に記載の作業車。
【請求項4】
前記ドアは、上下方向に延びる枢支軸芯を揺動支点にして揺動開閉可能な状態で前記キャビン本体の乗降口を開閉するドアである請求項1から3のいずれか一項に記載の作業車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に示されるように、走行機体に形成された運転部(搭乗運転部)と、運転部に設けられたキャビンが備えられ、キャビンは、キャビン本体に揺動開閉可能に連結されたドア(ドアパネル)を有する作業車(トラクタ)がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-145038号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
作業車のキャビンに揺動開閉可能に備えられるドアとしては、たとえば、キャビン本体の乗降口を開閉するドアいわゆる乗降口用のドアや、キャビン本体の後部に上下揺動可能に連結されたドア、いわゆる後窓用のドアがある。
従来、乗降口用のドアを有する作業車にあっては、たとえば反転ストレーク車輪やかご型車輪などの補助車輪が車輪に取り付けられた場合、補助車輪を意識しないでドアを開けてしまってドアが補助車輪に当り、ドアに傷を付けてしまうことがある。また、後窓用のドアを有する作業車にあっては、格納庫における低い天井などの上方物体を意識しないでドアを開けてしまってドアが上方物体に当り、ドアに傷を付けてしまうことがある。
【0005】
本発明は、ドアの損傷を抑制可能な作業車を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による作業車は、
走行機体と、前記走行機体に形成された運転部と、前記運転部に設けられ、キャビン本体、および、前記キャビン本体に揺動開閉可能に連結されたドアを有するキャビンと、前記ドアと前記キャビン本体とに連結され、前記ドアの開き側の揺動限界を設定するドアダンパーと、が備えられ、前記ドアおよび前記キャビン本体の少なくとも一方の複数箇所に、前記ドアダンパーを脱着可能な連結部が形成され、前記ドアダンパーは、前記複数箇所の前記連結部において前記連結部を変更して連結されることにより、前記ドアの前記揺動限界を変更する。
【0007】
本構成によると、ドアダンパーを複数箇所の連結部において連結部を変更して連結することにより、ドアの開き側の揺動限界がドアダンパーによって変更して設定されるので、ドアを揺動限界まで開けたときのドアの開き角度、すなわち開き側の最大揺動角度を変更して設定できる。開き側の最大揺動角度を変更して設定できることにより、通常の場合には、最大揺動角度を大角度にしてドアを大きく開けることができながら、特別の場合には、予め最大揺動角度を小角度に設定しておくことにより、ドアの揺動規制が行われてドアを通常の場合よりも小さくしか開けることができず、ドアを補助車輪や上方物体などに当ててしまうことがない。すなわち、本構成によれば、ドアの損傷を抑制することができる。
複数箇所の連結部のそれぞれに代わるダンパー連結点を備える複数の連結部材を準備し、複数の連結部材から適切な連結部材を選択して選択した連結部材をキャビン本体やドアに連結することによってもドアダンパーの連結位置を変更することが可能である。これに対し、本構成によると、複数箇所に形成してある連結部にドアダンパーを脱着するだけで済むので、ドアダンパーの連結位置を楽に変更することができる。
【0008】
本発明においては、
前記複数箇所の前記連結部は、前記ドアと前記キャビン本体のうちの前記キャビン本体に形成されていると好適である。
【0009】
本構成によると、ドアにてドアダンパーを脱着するように構成するよりも広い作業スペースを確保し易いキャビン本体にてドアダンパーを脱着するのでドアダンパーの連結位置を変更し易い。
【0010】
本発明においては、上記構成において、
前記ドアダンパーは、ロッド部とシリンダ部とを有し、かつ、前記ロッド部が前記シリンダ部に対して突出して伸長する側への付勢力を有していると好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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